【ホトリ写真塾・針穴ワークショップ】 9/3(日) レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日、ホトリ写真塾では初となる針穴ワークショップが開催されました!
午前中は箱を組み立てて自家製のカメラを作り、午後はカメラに印画紙を仕込んで撮影。そして暗室で現像してネガプリントからポジプリントを作る、かなり盛り沢山な内容でした!
普段デジタルで撮っている人も、写真の原点がわかるとても楽しいワークショップですよ!
次回は10月25日(水)に予定しておりますので、ぜひご参加くださいね!詳しくはこちら>>>

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ホトリ中2階に、暗室セットを準備する講師の遠藤さん。
酢酸の独特の香りがします!

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まずは1階でカメラを組み立てるところからスタート。
講師の遠藤さんが、完成品を手にして説明します。
今回、印画紙のRCペーパーを湾曲させて中にセッティングできるようなカメラを作ります!

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完全な工作タイム。それでもなかなか塩ビシートはカットする機会はないですね~。

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箱の方はおおざっぱでOKという話でしたが、このレンズに当たる針穴(=ピンホール)部分だけは緻密な作業が必要です!
箱の深さから、穴の直径は0.4mm。待ち針を使って開けるのですが、大きすぎても小さく過ぎてもだめ、きれいな丸にしないと印画紙に写る写真に影響が出てくるとのこと。もちろん、一気にぶつっと開いてしまったら最初からやり直し、、、、というわけで、みんな緊張しながら作業。

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ルーペとライトで、穴の直径や形を確認する遠藤先生。
このライト、少女マンガ雑誌の付録だったんですって!

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いやー細かい作業です。

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やっとレンズ部分が完成し、箱の内部に隙間テープを貼っていよいよ完成。
シャッター部分もできました!

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さっそくホトリ近くの公園で撮影!

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実際に現像液→定着液→停止液をやっている時は赤ランプのみついています。
これも自転車のライトだそうで、ホトリ室長、さっそく100均に走りました(笑)

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最初の撮影で、思っているよりも広角で遠くに物が写るということがわかったので、みんな同じ被写体も寄って撮影。

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先生は遊具の中を撮影しています。

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そしてまた現像!

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現像ができあがった印画紙を水洗します。

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しっかりと水けをふきとり、ドライヤーで乾かしてまず第1段階のプリントが完成!
このネガプリントに印画紙を密着させて、さらに露光させてポジプリントを作ります。

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完成しました!ネガとポジ、大分印象が変わる写真もあれば、そんなに変わらない写真もあり。

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これはホトリを正面から撮影してみたネガプリントです。
湾曲がかなり出ていておもしろいですね!自転車もポイントです。
左下のゴミ袋みたいなのは、おそらくシャッター枠についていた紙ごみみたいなやつかも・・・

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ポジプリントが完成しました!
下に写っているカーブした白いやつは、カメラを乗せていた椅子とのこと。なるほど!
今度は少し上を向かせて撮ってみようかな。

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皆さん、とても素敵なプリントができあがりました!
ほかにも色々撮りに行きたくなっちゃいますね。

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というわけで、内容もりだくさんの針穴ワークショップが無事終了しました。
本当におもしろいので、ぜひ皆さんも参加してみてくださいね!
また、今回ご参加くださった皆さま、講師の遠藤先生、ありがとうございました!
次回開催は10月25日です。詳しくはこちら>>>