「nocosと紙写真展2」暗室カラープリントワークショップ

2日間のみで終了した「nocosと紙写真展2」の中で、あるたんさんによる暗室カラーワークショップが
ホトリ中2階の暗黒空間で開催されました。

私、saorinもちゃっかり2日目に体験してきました!

モノクロと違い、赤い光でも感光してしまうため、全暗の状態にする必要があります。
壁も天井も全て真っ黒にしている中2階ですが、ダムエーター部分や床・階段の隙間など
暗幕で覆ってのワークショップとなりました。

現像済のネガフィルムの中から、プリントする1コマを選びます。
(中には、現像WSだと勘違いされている方もいらっしゃったようで・・・)

迷ったのですが、やはり気に入っているホトリのサイトTOPページバナーにも使用している
パリの公園の写真にしました。

フィルムをセットし、マシンにセット。
ルーペ(?)を使って、フィルムの粒子がしっかり見えるところまで調節し、 ピントを合わせます。

その後は、感光時間を何段階かに分けてテストプリントを行います。
今回のWSの場合は、長く感光させればさせるほど色が濃くなります。 また、ここで色のバランスをチェックします。
赤すぎる、青すぎる、など、調節によって七変化するカラープリント。
ここまでコントロールできるものか、と感心。

ちょうどいい段階の感光秒数が把握できたら、いよいよ本プリントに入ります。

真っ暗闇の中、印画紙を渡されて枠内にセットし、ボタンを押し、終わったら印画紙を取り出して
暗室マシンにセット。
慣れてくると暗闇でもできるようになりますが、最初はかなり戸惑いました。

いざプリントが出てくると、何らかの原因で色が妙に赤く転んでおり・・・
ああでもないこうでもないと調節して最終的にいい感じの色に!

うん、普通のインクジェットプリンターでプリントしたものと何か違います。
大切にとっておきたい一枚のような。

思い通りの色が出たときの達成感、楽しいんだろうなあ・・・

とても楽しく、貴重な体験ワークショップでした。
あるたんさん、ありがとうございました!

ちなみに、あるたんさんは、ホトリで9月に2人展を開催します!
またお知らせしますのでぜひいらしてくださいね。

 

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