【ホトリ写真塾・針穴カメラ作り&暗室体験ワークショップ】 2/16(土)レポート

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こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日は、針穴ワークショップでも久しぶりの開催!
針孔写真の最初の一歩が体験できる、1DAYの「針穴カメラ作り&暗室体験ワークショップ」でした。
振り返ってみると、昨年2018年は全3回のHOLGA改造ワークショップだけで、この1DAYワークショップの開催は一度もなかったようで、本当にお久しぶりの回となりました。

まずは、午前中に皆さん箱を工作して針穴カメラを組み立てます。

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「こういう工作作業が久しぶり・・・!!」という声もちらほら。(笑)

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カメラの中の肝と言える、針穴部分のアルミ板を薄く削ります。

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皆さん真剣!
この作業が一番気を使うし時間もかかるのですが、昨日の回の皆さんは割とさくっと終了していました。集中できましたね!

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慎重に針で穴を開けます。
本当に「針穴」ですね!

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開けた穴を先生がチェック。
雪だるまやだんごになっていないかな?

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皆さんカメラが完成!
お昼休憩後は、さっそく箱針穴カメラを持って近くの公園で撮影です。
まずは先生が露出を計ります。

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最初は1分半、と出たのでしばし待つ。

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私も作ったカメラで参加しました!

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撮影できたら、ホトリ中2階に先生が作ってくれた暗室へ。
実際に焼いているところは写真が撮れないのですが(笑)、こんな感じです。
この赤くて薄暗い感じ、独特の雰囲気ですね。

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先生が持参した露光装置。
設定した秒数でスイッチが切れるスグレモノです。

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現像ができあがりました!
露光を1秒変えるだけで焼き具合が全然変わってきます。
この像が浮かんでくる感じは、何度見ても感動です。

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水気をふいて、よく乾かします。
最初、針穴箱カメラで印画紙に写るのはネガの部分。
気に入ったものは、印画紙を重ね合わせて密着反転させて露光すれば、ポジのモノクロ写真ができあがります。

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できあがったプリントを比べてみました。

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参加者の中にアイロニストさんがいらして、被写体にアイロンが登場(笑)
このアイロンに風景が映りこんで、ちょっと不思議な異次元空間への扉みたいな写真になりました。かっこいい!

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みんなでアイロンと針穴箱カメラ、そして写真を撮ります(笑)

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というわけで、皆さん針孔写真の第1歩を楽しんでいただきました!
印画紙に光を流し込んで撮影する、針穴写真の原点とも言えるこのワークショップ。
撮った印画紙を暗室現像体験できてとても盛り沢山な内容です。
また不定期で開催しますのでご興味ある方はぜひ!

そしてご参加くださった皆さま、ありがとうございました。