こんにちは。今週木曜から始まる「写真を楽しむ133のネタ展」の絶賛準備中の、ホトリ室長のsaorinです。
先日日曜が活動日だったホトリ写真部ですが、今回は珍しくsaorin部長によるワークショップ。
写真の古典的技法の一つ、サイアノプリントを体験しました!さっそくレポートします。
ちなみにこのサイアノプリントは、saorin新刊『写真を楽しむ133のネタ帖』でも詳しく紹介しています。
やってみたい!という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
まずは、写真部メンバーにあらかじめ私が用意していたネガフィルムを配布。
今回、ピクトリコさんにデジタルネガフィルムをご提供いただきました!
ピクトリコさん、ありがとうございます!!
上が、デジタルネガフィルムにプリントしたもの(半分にカットしています)
ちなみに、デジタルネガフィルムはピクトリコプリント工房でもオーダーができるそうです。
さて、ここからは中2階の暗室スペースに移動して、皆で作業。
赤血塩とクエン酸アンモニウム鉄を、それぞれ精製水に溶かします。
完全に理科の実験ですね。
こちらは見本、私の友人のサイアノプリント作品。
中2階暗室スペースはこんな感じでした。
できあがった薬剤を、画用紙に塗ります。
(この日は天気が悪かったため、UVライトも併用するべく、小さ目のサイズにしました)
乾かします。
ネガフィルムを乗せてガラスと板で挟み、露光。
できるかなー?皆で観察。
この日はずっと雨降りで紫外線が弱かったため、こちらのUVランプも併用。
露光完了。できてるかなー?
ちょっと濃いかな?
何度もやってみて、うまく像が出る人とそうでない人とで分かれました。
やはりコントラストがはっきりしている写真だと、きれいに出るようです。
いい感じに出ましたー!
3回試してみて、最後の1枚がいい感じに!
段々きれいに仕上がってきたのがわかりますね。
と、こんな感じでサイアノプリントワークショップは終了。
部長も次の日、さらに実験を重ねてコツをつかんだので、またリベンジしましょう!
個展が落ち着いたら、このサイアノプリントワークショップを、ホトリでもスタートします!
サイアノプリントを、こんな風にパネルに仕上げてお持ち帰りできます。
詳細が決まったらお知らせしますね。
ちょっと余談ですが、また今年もホトリTシャツを注文。ヤマキさんありがとう~