ホトリ公募展「Brownies35! -my usual-」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日全会期を終了した、「Brownies35! -my usual-」のレポートをお届けします。
台風が接近中の最終日、皆無事撤収を終えて帰れるか心配でしたが、セーフ!

出展者は全部で14人。出展者それぞれのフィルムで撮られた「my usual(=いつもの)」は、やっぱりフィルムっていいなあ、と感じる作品ばかりです。

では、お一人ずつ作品をご紹介していきます。

「プロムナード」
@m_a.r.c_h

「夏の夜」
ヤマモトサヤカ

「誰そ彼時」

「東北旅行2日目」
Hiroshi

「何処と無く、存在する町」
スズキ トモコ

「150年後も」
masa*

「青の世界」
吉岡このみ(桃香)

「静かな景色」
甲斐 康友

「早天の漁」
虎谷泰輔(タイガーバリー)

「妻グラフィー」
鵜飼 啓介

「ふれる」
金原 隆臣

「オッサン」
杉山 祥子

「街と人・東京路上写真」
コウザキ コウイチ(KO)

「小さな背中」
saorin

まず、DMを制作するときに選んだのはこちらの35mmフィルムで撮った写真です。
今日いらした方から、「沖縄ですか?」と聞かれたのですが、そう!まさに沖縄の浦添・湊川にある外国人住宅地のエリアです。
旅の途中、友人と訪れたこの地を散歩していたら見つけた、小さな後ろ姿を撮らせてもらいました。
(写真を見返してみたら、2013年に撮った写真でした。この子ももう大きくなってるんだろうなあ。。。)

そして、今回欲張りにも2点出展したわたくし(ギャラリーオーナー特権(笑))
というのも、先日ひょんなことからお迎えした中判カメラ・ヤシカフレックスで撮った、尾瀬の朝のシーンです。

実は、ブローニーフィルムを入れるカメラは、HOLGA(しかもピンホールに改造してある)しか持っていなかったわたくし。
中判カメラ、いいなあ欲しいなあと思いつつも、メインがデジタルになってしまった今、そしてフィルムがめっきり高騰してしまった今、なかなか手を出せずにいました(笑)
それが、今年の6月に出張で開催した、保育園ワークショップで園児たちに色々なカメラを見せてあげてほしい、と先生からリクエストがあり・・・
フィルムの一眼レフカメラは持っているけど、中判カメラ(二眼レフ)は持っていないから、いい機会だと思い、秋葉原の東京カメラさんでジャンク品を購入(笑)
何らかの理由でジャンク品ということですが、どうせ園児たちに見せるために買ったカメラなので、撮れたらラッキー、と思うことにしたのですが、これがちゃんと撮れていたというわけです(笑)

ここにきて、中判カメラで写真を撮る、という楽しみが一つ増えました。
フィルムは高いですが(笑)

最終日は、出展者の皆さまが集まります!

作品を撮った皆さまのフィルムカメラを見せてもらいました。
こちらはHiroshiさんのRolleiflex Standard。

ヤマモトサヤカさんのPENTAX6×7、やはりごつくて大きい!

ラスト30分は、恒例のギャラリートークを行いました。
テーマのmy usual(=つい撮ってしまうもの)について、また愛用しているカメラやフィルムの話など、たくさんの話が飛び出しました。

中には自ら手焼きしたプリントで展示した人も。
これまた、一つの”沼”ですね!(笑)

最後に、この時だけマスクを外して出展者で集合写真。
皆さま、出展ご参加ありがとうございました!

実は今年、↑で書いた中判のヤシカフレックスに加え、最近話題のKODAKのハーフカメラ、EKTARを購入したわたくしsaorin。
実はここ数年、メインのカメラはデジタルで、たまに写ルンですで撮るくらいだったのが、今年は「フィルム復活イヤー」となりました(笑)
それにしても、フィルムの値段が高いと話していましたが、いざ再び自分が購入しようと価格を見ると、ほんとに高いですね(笑)
中でもカラーフィルムがとにかくお高い!
だったら、モノクロでも撮ってみようかな~と思う今日この頃です。(せっかく中判カメラ買ったので)

作品を見ていると、やっぱりフィルムはいいなあ。としみじみ思った今回の公募展。
細々とでも、フィルムで写真を楽しむことは続けていきたいなと改めて思いました。

出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、今回もありがとうございました!