CHEKI IS…展 ルーニィ・247ファインアーツ×写真企画室ホトリ レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
冷たい雨降りの月曜ですね。
昨日まで開催されていた、ルーニィ247ファインアーツと写真企画室ホトリとの初コラボ企画、「CHEKI IS…」のレポートをお届けします。
チェキの公募展は初開催でしたが、世界がぎゅっと小さく凝縮されたチェキ、新たな写真の楽しみ方ができる写真ツールだなと改めて思います😊

まずは、第1弾の会場、ホトリでの展示の様子です。

「Feeling the autumn breeze」
tomohan

「At the Rainbow’s End」
solakazov

「En La Habana.Feb 2020」
ふくたろう

「A Flower is not A Flower」
ふくたろう

「ぽろん、ぽぽろん 秋の弦(つる)」
篠﨑 一之

「コオロギの短編集」
Chiho

いなばゆたか

「Kazyard et Lina」
黒木 雅彦

「最右末っ子。ムズカシイお年頃。」
矢野 マキコ

「視線」
杉山 祥子

「海の駅」
小日向 一枝

千葉 崇則

「jamais vuかdéjà-vuか?」
Yoko Atsumi

「déjà-vu かjamais vuか?」
Yoko Atsumi

「panoramountain」
saorin

そして最後は、わたくしsaorinの作品。
もとはiPhoneで撮影した山のパノラマ写真で、ソフトで5つのデータに分割し、それぞれをチェキプリンターでプリントしました。
この5つの窓のチェキフレームを初めて見たとき、窓みたいに展示してもおもしろいかも!と実行。

もう少し話すと、山登りが趣味のわたくしsaorin、視界が開けているところではよくパノラマ写真を撮るのですが、これらの細長い写真たち、あまり日の目を見る機会がありません。縦横比が細長いからSNSには上げづらいんですよね。
で、そのかわいそうなパノラマ写真たちに日の目を見せてあげたくて、以前「panoramountain」というzineを作りました。
その流れで、今回チェキ展でも「panoramountain」というタイトルにしたわけです^^

と、ここまでが第1弾の会場、ホトリでの様子でした。

そしてここからは、第2弾の会場であるルーニィでの展示の様子です。
作品は同じですが、レイアウトや並び順も違うので、また印象が変わりますね。

というわけで、全会期を終了いたしました。
ご参加くださった皆さま、来場してくださった皆さま、ありがとうございました。

pon_lab「の、かたち」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日開催された、pon_labさんによる「の、かたち」のレポートをお届けします。

まず、pon_labさんによるあいさつ文を最初の紹介とさせていただきます。

————————————

pon_labは、
人を知りたい、つながりたい、
その一途な思いを胸に表現をつづける実験室です。

今回の実験方法は、粘土を選びました。
自分の手の感覚を頼りに人との出会いをみつめます。

出会った人々の形を想像する造形作品「Tamaru」と、
影響し合うことをテーマとした写真作品「Sou」、
これらの作品を展示いたします。

まずは、「Tamaru」シリーズ。

pon_labさんが今まで出会った人たちが、そのままかたちになりました。
イニシャルと生年月日、出身地が書かれています。

色の系統が似ている人たちは、少し雰囲気が似ているとか。

「Tamaru」シリーズの作品は触ってOK!
表はこんな感じでも、

裏側は印象が違いますね。
そんな風に楽しめるのも「Tamaru」シリーズのおもしろさです。

そしてこちらは「Sou」。
「Tamaru」シリーズの作品ほどはまだ完成していなくて、その人の体のあちこちに沿うことで、かたちになっていく。

pon_labさんの、「人が好きなんです」という言葉がとても印象的でした。
そして、その自分が一番好きだ!という対象をアート作品に昇華する、そのまっすぐな表現意欲に感動しました!

pon_labさん、そしてご来場くださった皆さま、ありがとうございました。

川原和之写真展「ここで種を蒔く」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
川原和之写真展「ここで種を蒔く」のレポートをお届けします。
写真集の予約販売の際、やはり展示会場に足を運べないであろう遠方の方々が多く見受けられました。
実際の作品を生で鑑賞するには及びませんが、少しでも会場の雰囲気が伝わればと思います。

川原さんの初の写真集「ここで種を蒔く」も、3日目の午後には完売。

完売後は、写真展会場を訪れる方から「もう写真集ないんですよね・・・」「再販はないんですか?」と毎回聞かれておりました(笑)
写真集は、再販がほぼ決定しております。
詳細はこれから川原さんと相談して制作・販売しますので、お知らせお待ちください。(川原さんとホトリのSNSで告知する予定です)

川原さんが用意した感想ノート。
表紙には、DMや写真集の表紙を飾ったあやとりの写真のイラストが。

どんどんメッセージが増えていって、途中経過の分厚さを撮ってみました(笑)
ちなみに、わたくしsaorinもノートの最後のページに川原さんにメッセージを書きました!川原さん、気づいてくれたかな。

初日、覚悟はしていましたがこんな感じの行列が・・・
20~30人くらいは並んでいたのでしょうか。

スタートしてから1時間くらいはずっと写真集のお会計。

奥のスペースは人口密度が高くて室内がやや暗くなっていました(笑)

晴れた日の午後は、少し強い西日が入ってなんだか影がいい雰囲気。

川原さんが在廊されない日も、週末はやはり大盛況です。

そして最終日。オープンから多くの人が来場されました。

最終日は、川原さんの長女・つくしちゃんも在廊!
お父さんがお客さんと作品についての話をしている横で、ゲームやってる(笑)

なんかたまたまなんですがおもしろい写真撮れてました(笑)

本当に、最終日も最後までお客様が途切れず盛況でした。

最後、つくしちゃんと川原さん、父娘でツーショット記念撮影!
お父さんがカメラを向けるのとは少し印象が違う、はにかみスマイル☺

つくしちゃんに、川原さんと私の写真も撮ってもらいました!
本当に、ホトリで写真展を開催してくださってうれしかったです。

川原さんの作品がホトリの空間にしっくりなじんで、いつものホトリがより居心地のよい場所になっていました。
川原さんの10年分の思い、すなわち、写真は本来、今ここで見ている光景を忘れないでおきたい。その思いを焼き付けているということなのだと、川原さんの作品に囲まれながら感じていました。

彼の作品がここまでたくさんの人に慕われること。
それは誰もが、自身の子どもの頃を投影しているのではないだろうか。そう思いました。
私自身、川原さんの写真を初めて見た時、かつて自分が子どもだった時、例えば夏休みを過ごした田舎の家を思い出しました。土の匂い、光の眩しさ、蝉の声。
見たことある気がするけど違う人の記憶。でもなんか懐かしい。

祖父母から受け継いだ、自身の記憶を、川原さんは今度は自身の娘さんたちに託そうとしています。
写真はその瞬間を切り取り、永遠に焼き付ける。月日が流れることは、変わり続けることを意味する。
人の命には限りがあり、そしてまた人は成長していきます。祖父母と娘さんの関係性も、少しずつ変わっていくのだろうと思います。
人は生き続ける限り、変わることを受け入れていかなければいけません。
川原さんは、そんな人の宿命を、写真という形で符号をつけているのかもしれない。そう思いました。

ホトリも10年の節目、そして川原さんも家族の写真を撮り始めて10年の節目。
偶然ですが、10年という月日に共通点がありました。
その節目に、ホトリで写真展を開催してくださり、そして写真集制作に携わらせていただいたこと。
本当に実りあるご縁に感謝します。

ご来場くださった皆さま、写真集を購入してくださった皆さま、気にかけてくださった方々。
そして、富山から作品と共にホトリに来てくださった川原さん。(と最終日来てくれたつくしちゃんも)

ありがとうございました。

写真展 アコシミキ in 東京〜かんじる・しる・ひろがる〜 レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日開催された「写真展 アコシミキ in 東京〜かんじる・しる・ひろがる〜」の様子をレポートします。

国際協力団体で働きながら、NGOフォトグラファ-としてフィリピンで活動しているMikiさん。
現地で撮りためたありのままのフィリピンを、写真展という形で開催しました。
Mikiさんの思いがまっすぐに伝わってくる写真展でした!
また、平日もお客様が途切れることなく、盛況でした。

まず目を引かれたのが、このフィリピンの現地の人たちに作ってもらったというフレーム。
同じものは二度と作れない、まさにこのフレーム自体も作品のようですね。

この地域では釘が手に入らないので、職人さんたちは木に穴を開け、細く削った木のねじを作って止めていたとか。
釘を一切使わずに作る、伝統工芸のような感覚でしょうか。

フレームは一切作ったことがないという職人さんたち。
でも、自分たちの家を建てられる大工さんなので、フレームつくりもお手の物だそうです。

奥のスペースは写真にあふれていました!

フィリピン・セブ島の海はこんなにきれいなのかーと見入ってしまいます。

フィリピンの子どもたちの屈託のない笑顔。

最終的には、ここに写っているフィリピンの人たちに写真をプレゼントしたくて、こんなにたくさんプリントしたそう。

Mikiさん、ありがとうございました!

ホトリ公募展「Brownies35! -my usual-」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日全会期を終了した、「Brownies35! -my usual-」のレポートをお届けします。
台風が接近中の最終日、皆無事撤収を終えて帰れるか心配でしたが、セーフ!

出展者は全部で14人。出展者それぞれのフィルムで撮られた「my usual(=いつもの)」は、やっぱりフィルムっていいなあ、と感じる作品ばかりです。

では、お一人ずつ作品をご紹介していきます。

「プロムナード」
@m_a.r.c_h

「夏の夜」
ヤマモトサヤカ

「誰そ彼時」

「東北旅行2日目」
Hiroshi

「何処と無く、存在する町」
スズキ トモコ

「150年後も」
masa*

「青の世界」
吉岡このみ(桃香)

「静かな景色」
甲斐 康友

「早天の漁」
虎谷泰輔(タイガーバリー)

「妻グラフィー」
鵜飼 啓介

「ふれる」
金原 隆臣

「オッサン」
杉山 祥子

「街と人・東京路上写真」
コウザキ コウイチ(KO)

「小さな背中」
saorin

まず、DMを制作するときに選んだのはこちらの35mmフィルムで撮った写真です。
今日いらした方から、「沖縄ですか?」と聞かれたのですが、そう!まさに沖縄の浦添・湊川にある外国人住宅地のエリアです。
旅の途中、友人と訪れたこの地を散歩していたら見つけた、小さな後ろ姿を撮らせてもらいました。
(写真を見返してみたら、2013年に撮った写真でした。この子ももう大きくなってるんだろうなあ。。。)

そして、今回欲張りにも2点出展したわたくし(ギャラリーオーナー特権(笑))
というのも、先日ひょんなことからお迎えした中判カメラ・ヤシカフレックスで撮った、尾瀬の朝のシーンです。

実は、ブローニーフィルムを入れるカメラは、HOLGA(しかもピンホールに改造してある)しか持っていなかったわたくし。
中判カメラ、いいなあ欲しいなあと思いつつも、メインがデジタルになってしまった今、そしてフィルムがめっきり高騰してしまった今、なかなか手を出せずにいました(笑)
それが、今年の6月に出張で開催した、保育園ワークショップで園児たちに色々なカメラを見せてあげてほしい、と先生からリクエストがあり・・・
フィルムの一眼レフカメラは持っているけど、中判カメラ(二眼レフ)は持っていないから、いい機会だと思い、秋葉原の東京カメラさんでジャンク品を購入(笑)
何らかの理由でジャンク品ということですが、どうせ園児たちに見せるために買ったカメラなので、撮れたらラッキー、と思うことにしたのですが、これがちゃんと撮れていたというわけです(笑)

ここにきて、中判カメラで写真を撮る、という楽しみが一つ増えました。
フィルムは高いですが(笑)

最終日は、出展者の皆さまが集まります!

作品を撮った皆さまのフィルムカメラを見せてもらいました。
こちらはHiroshiさんのRolleiflex Standard。

ヤマモトサヤカさんのPENTAX6×7、やはりごつくて大きい!

ラスト30分は、恒例のギャラリートークを行いました。
テーマのmy usual(=つい撮ってしまうもの)について、また愛用しているカメラやフィルムの話など、たくさんの話が飛び出しました。

中には自ら手焼きしたプリントで展示した人も。
これまた、一つの”沼”ですね!(笑)

最後に、この時だけマスクを外して出展者で集合写真。
皆さま、出展ご参加ありがとうございました!

実は今年、↑で書いた中判のヤシカフレックスに加え、最近話題のKODAKのハーフカメラ、EKTARを購入したわたくしsaorin。
実はここ数年、メインのカメラはデジタルで、たまに写ルンですで撮るくらいだったのが、今年は「フィルム復活イヤー」となりました(笑)
それにしても、フィルムの値段が高いと話していましたが、いざ再び自分が購入しようと価格を見ると、ほんとに高いですね(笑)
中でもカラーフィルムがとにかくお高い!
だったら、モノクロでも撮ってみようかな~と思う今日この頃です。(せっかく中判カメラ買ったので)

作品を見ていると、やっぱりフィルムはいいなあ。としみじみ思った今回の公募展。
細々とでも、フィルムで写真を楽しむことは続けていきたいなと改めて思いました。

出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、今回もありがとうございました!

ホトリ公募展「第三回 ピンぼけ写真選手権」レポート

こんばんは。ホトリ室長saorinです。
先日終了した、ホトリ公募展「第三回ピンぼけ写真選手権」のレポートをお届けします!
今回も、「そう来たか―!」とか、「なるほどこれもピンぼけなのねふむふむ」など、色んな感想が飛び出しました(笑)

では、さっそく出展者の各作品をご紹介していきます。


Toward the light
TREK

想い出は夕焼けの中に
フルヤ マモル

ひらばやし

猫目十目
きたがわれいこ

部室前、記憶の輪郭
スズキ トモコ

日日是好日
金原隆臣

ぽかんと、ぼんやりと / BLANK STARE
solakazov

しっかりフォーカシングしましょう
杉山 祥子

ごめんなさ〜い!
吉岡 このみ(桃香)

夏祭り
コウザキ コウイチ(KO)

東京G街
虎谷泰輔(タイガーバリー)

あしたのことば
ATTI(ふくしまあつこ)

モネの愛した庭で
saorin

わたくしsaorinの作品は、DMに採用されたこちらの写真です。
タイトル通り、ここは睡蓮の絵画で有名な画家、モネが生涯最後に暮らした家。
パリから1時間ほどの、ジヴェルニーという街にあります。
睡蓮のモデルになった池はもちろん、百花繚乱の花々が咲き乱れる庭園が敷地内にあり、人々は魅了されています。
私が訪れた時、まさに写真のおばあちゃんが夢中になって撮っていて、おっ!!とすかさずシャッターを切ったものの、やはり距離が近すぎたらしくピンぼけ。
でも、なんか既に一眼レフを肩からぶら下げ、さらにコンパクトカメラ(?)で撮っているおばあちゃんをとらえたこの瞬間がかわいくて、今回のピンぼけ写真選手権のDMに採用いたしました。

そして、今年第三回目のナイスピンぼけ大賞は・・・

きたがたれいこさんの「猫目十目」に決定いたしました!!

他の出展者の皆さまも感想に書かれていましたが、いやーこの黒猫ちゃんの目のブレボケ具合!たまらない!
シャッターを切った時、黒猫ちゃんが頭を偶然にも動かさないと、こんな風には撮れないですよね。
これぞ、ピンぼけ・ブレぼけの神髄を極めた写真だ!と見た瞬間思いました^^

というわけで、きたがわさん、おめでとうございます!
ナイスピンぼけ大賞副賞は、本日作品と一緒に同梱して発送いたしました。

最近仲間入りした、コットンマルシェバッグ(ホトリフィルム柄)と、10周年記念ホトリフィルム柄マスキングテープです!

ぜひ、ホトリオリジナルグッズ使ってくださいね!

ブック・名刺も設置。
今回はちょっと少なめでしたね^^

引き続きホトリオリジナルグッズの物販も行いました!
次回9月開催の「Brownies35!」でも引き続き販売いたします。

平日は比較的ゆっくりでしたが、最終日はにぎやかでした。

愉快な仲間たちが駆けつけて、大盛り上がりです。

撤収30分前は、最終日恒例のギャラリートークを行いました!

最後、出展者の皆さまで集合写真!(この時だけマスクを外して撮影しました)
皆さま、出展ありがとうございました!

今年も無事、ピンぼけ写真選手権の全会期を終了いたしました。
最初募集をスタートした時、ぽつりぽつりとしかお申込みがなく、うーん今年は厳しいか(><)と思った7月・・・(笑)
もともと、企画自体はおもしろいと自負しているのですが、いかんせんそのピンぼけ・ブレぼけ写真を作品として展示したい!と思う人は、やっぱり少ないかな~ということも理解できます。
でも、実際に展示を見に来た人からは、間違いなく「おもしろい!」という感想をいただいているのです!
「来年、探して展示出してみようかな?」という方もちらほら。
こんな偶然性が作品になったのか!とか、あれ?これもピンぼけでいいなら私の写真はピンぼけだらけだ(笑)とか、とにかく写真を自由に感じることができる、そんなテーマがピンぼけ写真選手権です!

また来年、第四回を開催できることを楽しみにしております。
出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、今回もありがとうございました!

ホトリ10周年記念公募展「旅と山と、」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日7/18に全会期を終了した、ホトリ10周年記念公募展「旅と山と、」のレポートをお届けします。
たくさんの瞬間をレポートに残しておきたくて、写真をセレクトしていたらホトリ公募展史上最多の枚数、90枚近くになりました(笑)
お時間ある時にご覧ください。

以下、各出展者の作品をご紹介していきます。
まずは招待作家の皆さまの作品です。

「神話の海 – 奄美大島」
小池貴之

「終着駅」
遠藤志岐子

「The Old Man of Storr」
加藤秀

「旅が開いてくれるもの」
金森玲奈

川野恭子

「ノートリ」
鹿野貴司

招待作家の作品は以上です。
以下、一般出展者の皆さまの作品です。

「まほろば巡り」
Maki Takahashi

しゅりきち

「Morning breathing」
髙取朝子

「旅路」
makishin

「ミューラー氷河湖@ニュージーランド」
Yumiko Onozaki

「ラノ・ララクを歩く」
しおざきゆか

「ファミリー」
三嶋裕子

「Keep on smiling !」
高橋みどり

「silence」
くるりん

「7枚重ねのスカートを着て ~Nazaré, Portugal~」
菓子 京子

「Dream Journey」
ガミ・ロジオ

「次、どこいく?」
八木香保里

「桂川とともに」
金子美香

草野美加

「鶴の舞橋」
こだまん

「ゆっくり行こう。」
スズキ トモコ

吉岡好美

「出張だって旅」
solakazov

「再会」
タカハシ ミナミ

「旅路」
甲斐 康友

「東海道浪漫」
篠﨑一之

「素敵な休日」
コム

「My Journey」
Keiko Mizuno

「車窓から」
佐藤翔

HANALISA

「富士山頂 2011.09.11 05:22, 06:20」
hide

「夕映えの小沼」
石澤寛

「私の山旅はここから始まった」
Misuzu.M

「交差する光」
mami

「夏山」
Yukari.Tera

「五重の縁」
三好圭子

「My favorite」
杉山祥子

「曼荼羅」
浅野 幸範

「山笑う」
虎谷泰輔(タイガーバリー)

terumin

masa*

「辿り着く先に」
Yoko Miki

私saorinの作品は壁に飾るスペースはなかったので(笑)こうして大判ポスターを吊るしました。
左はパリ・モンマルトル、右は北アルプスの雲ノ平という場所です。

出展者の皆さまのブックも。

記念のグッズも販売しました!
フィルムマスキングテープ、結構な売れゆきでうれしいです^^

フィルムマスキングテープはこちらのオンラインショップから購入可能です!

タイベックマルシェバッグも販売しました。
今回の10周年記念のフィルムデザイン柄が登場です!(こちらも、近日中にオンラインショップにUPします)

フィルムデザインTシャツ、失敗したアウトレットを売っていたら人気で1枚を残して完売(笑)
今回ベーシックカラーの販売分は間に合わず。。。無念。
また、このフィルムデザインTシャツが好評だったので、好きなカラーでオーダーできる受注販売会を近日中にオンライン開催します。

せっかくなので、わたくしsaorinの著書や、旅と山にちなんだ書籍やzineを販売しました。

初日から大盛況でした!

招待作家の小池氏とわたくし。
あいさつにも書かせていただきましたが、10年前ホトリがオープンして初めて写真展を開催してくれたのが、小池氏のグループSPRAYでした。
SPRAY写真展「写真って ナンダ?」

あれから10年・・・早いねえ・・・。

こちらは招待作家・鹿野さんの息子さん、ハルカ君!(写真は鹿野さんが撮ってくれました)
いつも画面越しに拝見していたハルカ君。ホトリの地面に貼られている犬の足跡に興味津々(笑)

招待作家の金森さんと、10年越しに遊びに来てくれた写真家の清水哲朗さん!

今回は写真たくさん載せます(笑)
以下、フィルムデザインTシャツコレクション!

photo by hide
photo by hide
photo by hide
photo by hide
photo by hide

なんだか、ポスターの隙間からのぞく私がおもしろいですね(笑)

途中、梅雨の戻りのようなお天気続きで土砂降りの日もありましたが・・・
最終日は夏らしい晴れ間が戻ってきました。
オープンからどんどん人が増えてきて、最後の方はホトリの前にいる皆さま続出。

パノラマ写真で。

最終日に駆けつけてくれた方、多数!
本当にありがたいです。

photo by hide
photo by hide
photo by hide
photo by hide

最後のギャラリートークは、ホトリ史上初!
ギャラリー内の密を避けるべく、半屋外ギャラリートークでした(笑)
各出展者は自分の作品を持って入り口近くで話し、そのほかの皆さまは外でそれを聞くというスタイル(笑)
作品を外しては渡し、という作業はわたくしsaorinが行いました。ていうか超忙しかった(笑)(話半分くらいしか聞いてない)

こちらは外から見た図で、

中から見た図。

photo by hide

外から見た図、その2。
通りがかりの人が、何だろう?という風に見ていましたが、そりゃこの人だかりは気になりますよね(笑)

photo by hide

そして、ホトリ史上初の試み、その2!
ホトリ2階の出窓からの集合写真。結婚式みたい!
そして不思議なことに、上から撮ると人数がそんなに多くないように見えますね。

photo by masa*

撮影をかって出てくれたのはhideさん!
ありがとうございます!

photo by masa*

そしてそのhideさんを撮る皆さま(笑)

最後、来場くださっていた出展者の方のご友人に、もう一度ホトリの前で集合写真を撮っていただきました!
こうして見るとたくさんの方がホトリに集まってくれていたのだなと実感しました。

毎日、ホトリのシャッターを開けてバス停看板を出してオープンし、19時になったら看板を片付けて、電気を消してからシャッターを閉めてクローズ。公募展のいつもの日課です。
いつものことだけど、でも今回の10周年記念公募展はなおさら、その日課に喜びを感じることができる10日間でした。

たくさんの人が来てくださり、色んな方とお話したのですが、中にはご挨拶できなかった方や、きちんとお礼をお伝えできなかった方もいらっしゃいます。あまりお話しできなかった方、すみません。
また、本当にお久しぶりの方にお会いできて、そして直接お祝いの言葉をいただきました。本当にありがとうございます。

とにかく毎日、感謝の気持ちでいっぱいの10日間でした。
出展者の皆さま、この展示に来場してくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま。
ありがとうございました!

今後とも写真企画室ホトリをよろしくお願いします。

写真企画室ホトリ 室長 saorin 織田 紗織

第八回アワガミ公募展「色のない世界」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日全会期を終了しました、第八回アワガミ公募展「色のない世界」のレポートをお届けします。

今回の出展者数は、わたくしsaorinを入れて総勢25名。
過去最多の出展者数は、2019年開催の「あの日の空」の39名でしたが、それに次ぐ出展者数となりました。
では展示の様子をご覧ください。

お一人ずつ作品をご紹介していきます。

「遠い夏」
くるりん

「Boys, be ambitious」
Keiko Mizuno

「淡い記憶」
Ma-Kun / 本田 正明

「受け継いだもの」
三好圭子

「カラードレスに憧れて」
菓子 京子

「明日散る薔薇」
Chiho

「悠久」
Yukari.Tera

「森を見に行く」
中村真弓

「早春」
橋田恵美子

「July at port」
tomeco

「あしたへ」
篠﨑一之

「ニューノーマル = メイキング」
ろびこ

「光の方へ」
細田葉子

「Spring day with small bird」
岩埜もとみ

「日々是稽古」
小林真佐子

「昔々」
Oltea

「黄昏鵜図」
hide

「UNTITLED」
ガミ・ロジオ

「ラビリンス」
三嶋裕子

「マハゴニー市の興亡」
Derreck Fukuoka

「東京WATER」
すぎやま さちこ

「The Butterfly Dream」
鶴岡勝

「It’s a Beautiful Day」
金子美香

「心のままに」
高橋みどり

さて、ここで毎年恒例のアワガミファクトリー賞・写真企画室ホトリ賞の発表です!

まずは、アワガミファクトリー賞から。
今年のアワガミ賞を受賞したのは・・・

小林真佐子さんの「日々是稽古」です!

アワガミファクトリーの工藤さんより、コメントをいただいておりますので掲載します。

アワガミファクトリー賞には、小林真佐子さんの「日々是稽古」を選ばせて頂きます。

一瞬、写真にイラストを重ねたのかと思わせられたそのインパクトと組み方の面白さ、そして「日々是稽古」というタイトルからも、欄干の一部であるはずの力士たちが色付き動きのある活気に満ちた世界に感じられました。
人物をとらえたわけでもないのに、受けた不思議な感覚は、小林さんの想いが込められているのでしょう。

小林さんのように皆勤の方もいらっしゃれば、今回初めて参加された方も多かったと聞きました。
「色のない世界」は、思っていた以上に豊かな表現にあふれており、プロアマ問わず、写真を楽しまれる方が集う場所として、ホトリの存在価値を改めて感じました。

アワガミファクトリー 工藤多美子

小林さん、アワガミ賞受賞おめでとうございます!
追ってアワガミ工藤さんから副賞のご連絡を差し上げますので、お待ちください。

そして!ホトリ賞の発表です!
今年のホトリ賞を受賞されたのは・・・

すぎやま さちこさんの「東京WATER」です!

よくよく目を凝らさないと何が写っているのかわからない写真もあったりして、最初の印象はそこまで強くなかったのですが、ご本人から作品の解説を聞いて、なるほどそういう撮り方をしたのですね、と後からじわじわくる作品でした(笑)
ここ東京で目にするさまざまな水のあるシーン。それらを、和紙としての存在感のある、プレミオ雲流で表現しているのがよいなと思いました。細長く筋状に漉き込まれた楮の繊維が、水のさざめき、ゆらめきなどとシンクロしたように思います。

写真企画室ホトリ saorin 織田 紗織

すぎやまさん、おめでとうございます!
ホトリ賞受賞のご連絡、追ってお送りしますのでお待ちくださいませ。

「静謐」
saorin

最後は、DMに採用されたわたくしsaorinの作品の紹介を。
タイトルの「静謐」は、「せいひつ」と読みます。

後ろの滝が透けているので、多重露光ですか?とか、水しぶきをスモークですか?などと色々質問されました(笑)
これは、箱根にある「箱根強羅公園熱帯植物園」で撮影したもの。
園内にある、滝と池?の箇所がかっこよかったので、そこを切り取った写真です。(植物園のサイトにも紹介されていますね)
普段ほぼ100%カラーで撮る私にしては珍しく、最初からモノクロで撮ろう!と撮っていた写真。
今回の作品、皆さまからおほめの言葉をいただき、個人的にもうれしく、お気に入りの作品でした。

出展者の皆さまのポートフォリオブック。
前回のポートレート展を上回る密・・・もとい、充実っぷりでした(笑)

アワガミ用紙も、一部種類ですが販売いたしました。
サンプルパックや、2L・ポストカードなどの小さめのサイズが人気でした。

初日から大盛況でした!

最終日も、たくさんの方にご来場いただきました。

photo by hide

最終日はホトリの外まで人があふれかえるほど・・・
バタバタしていてご挨拶できなかった方、申し訳ありません。

photo by hide

レッスンが押してしまってかなり駆け足になってしまったのですが、最終日恒例のギャラリートークも開催。

このタイトルはこういう意図をもってつけました、とか、こんなエピソードがある場所で撮影された写真です、など色んなトークが飛び出すので、おもしろいです。

もうホトリの中で撮るのは無理!というくらいの集合っぷりでしたので、ホトリの前で記念撮影。
出展者の皆さま、お疲れさまでした!

今年も、無事全会期を終了することができました。
アワガミ公募展は、ホトリの中で最も歴史のある公募展です。もう今年で八回目を迎えました。
毎回テーマを変えつつ、なぜか湿気多めの6月に開催しています(笑)
せっかくなので、過去の開催テーマ・タイトルを振り返ってみます。

第八回アワガミ公募展「色のない世界」

毎回テーマを変え、今年8回目を迎えたアワガミ公募展。
ちなみに来年のテーマは、「私たちのふるさと」に決定しています。

第一回目から欠かさず参加してくださる皆勤賞の方もいれば、途中から参加してくださっている方、今回初参加の方。
テーマに合わせて写真を選び、アワガミの紙を吟味し、作品を制作し、そして展示する。
ホトリのアワガミ展に参加することで、その楽しみを存分に味わってもらえていたら、こんなにうれしいことはありません。

そして出展者の皆さまだけでなく、ご来場くださった皆さま、行けないけど気にかけてくださった方々。
毎回公募展を終えるたびに、感謝の気持ちでいっぱいです。

今年も、ありがとうございました。

ホトリ公募展「What’s Portrait? – ポートレートって何だろう? – 展」レポート

こんにちは。写真企画室ホトリ室長のsaorinです。
昨日まで開催されていた、ホトリ初企画の公募展「What’s Portrait? – ポートレートって何だろう?-」展。
全ての会期を終了いたしました。
さっそくレポートいたします。

初日からたくさんの方にご来場いただきました!

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

タイトル横の最初の作品はわたくしsaorinのものですが、それは最後に。

lumière douce
erico

Welcome to London
Keiko Mizuno

「雨に唄えば」
“Singin’in the Rain”
emi ootaka

夢うつつのかつての想い出
篠﨑 一之

Rainy day’s memory
馬橋 明里

Take care of yourself.
あらまきりん

みんな・わたし
山﨑 明子

未来へ
金子 美香

Back Numbers
tomohan


なお@LPN

桜咲く頃に君たちと
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hide

So what?
saorin

私の作品は、10年以上前にパリの公園で撮った子どもの写真。
全く笑顔でない表情がなんかよくて、今回の公募展のタイトル「What’s Portrait?」とかけて、日本語だと「それで?」みたいな意味の「So what?」をタイトルにしました。

出展者の皆さまの、思い思いのブックも。
壁面展示作品と合わせて見るとおもしろいです!

初日は、出展者同士チェキで撮り合ったり、

カメラで撮り合ったり。
初日からポートレート全開でした!

会期中来場された、かわいいお客さま♡

毎回のことですが、最終日は大盛況でした!

photo by hide

カメラ・写真談義は尽きませんね!

そしてホトリ公募展最終日の恒例、ギャラリートークがスタート。

聞いていて、なんだか今回のポートレートは撮っている時の思い入れが他のテーマより強いな、と感じました。
やっぱり人が被写体だからでしょうか。

photo by イワノモトミ

私も最後に作品についてお話させていただきました。

photo by hide

平日の後半は、雨降りでちょっと寒かったですね。
でも週末はお天気持ち直してよかったです!

最後、お決まりの集合写真!

そうそう、最終日の搬出後、公園で撮影にいそしむ出展者の皆さまがいました(元気だなあ・・・(笑))
今回のポートレート展でDMになった私の写真の完コピを目指していると聞いて爆笑!

photo by hide

できあがった完コピ写真がこちら!
おおー再現できてますねー!!!(笑)

そうそう、それからこの私が撮ったパリの子の写真、「saorinさんですか?」と何人かから聞かれまして(笑)
そう言われてみれば、子どもの頃の私と結構似てるかも!!と、昔の写真を漁ってみました。

↓それがこちら。

髪型とか似てませんか?(笑)

最初DMに選んだときは全然意識してなかったけど、もしかして裏テーマはセルフポートレートだったのかも!!と思いました(うそ(笑))

ポートレート写真は、撮っている人も多くて人気が高いのは知っていましたが、公募展にするにはハードルが高かったテーマです。
なぜなら、私自身がポートレートをほとんど撮らないから。(そして、自分に課しているマイルールが、公募展のDM写真は、必ず自分が撮った作品にすることというのがあるので)
私がポートレートを撮っていないのに、公募展はできないよなあ。。そう思っていましたが、先日別の展示の時に、このパリの子どもの写真を見た出展者のKさんが一言。

「これもポートレートですよね」

それを聞いた時、軽い衝撃が走りました。
そっか、これもポートレート写真って呼んでいいんだ!!

その鶴の一声で、今回のポートレート展開催が実現したというわけです。(ありがとうKさん!)

というわけで、ホトリ公募展「What’s Portrait? – ポートレートって何だろう?-」展、全会期を終了しました。
出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、今回もありがとうございました。