【ホトリ写真塾・野澤教室】 12/6最終回レポート

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こんばんは。ホトリ室長のsaorinです。
12/6(土)は、ホトリ写真塾の中級者向け表現のクラス、野澤教室の最終回でした。
主にプロジェクターで、著名な写真家の作品を見ながら野澤先生のレクチャーを聞きました。
パリの夜の街並みを写したブラッサイ、デザイン的な要素が高いハリー・キャラハン、

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そして決定的瞬間の写真であまりにも有名な、アンリ・カルティエ・ブレッソン、人々を切り取ったロベール・ドアノーなど。

世界的に高く評価されている写真には必ず何かしらの理由があります。
ただひたすら楽しく撮るだけではなく、名作に触れて写真を観る、ということもとても大事ですね。

そしてこの日、来年3月に行う卒展の打ち合わせも行いました。
受講者は7人なので、タイトルは「なないろ」に決定しました!
現在、少しずつ準備を進めています。また詳細が決まりましたらお知らせしますね。

それから、今回初の開催となった、中級者向け・写真表現のクラスである「ホトリ写真塾・野澤教室」。
来年、再び5月に開講を予定しています。
きれいに撮る、美しく撮る。もちろんそれもすてきですし大事なことですが、それだけが写真の表現方法ではありません。
そこに映し出されているものに大した意味はなく、むしろそれを写そうとした写し手の心理や思考が重要です。
写真を表現する、ということについて、考えてみませんか。
THINK PHOTO。ぜひ、お待ちしています。
(※来年3月以降にお知らせいたします)

そして改めまして、半年間受講してくださった生徒の皆さま、ありがとうございました。

 

 

 

【ホトリ写真塾・野澤教室】 11/8講義レポート

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こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
先週開催された、ホトリ写真塾・野澤教室の講義の様子をレポートいたします。

まずこの日は、受講者の皆さまに宿題が出ていました。
テーマは「野菜や果物を、作品表現として撮る」
スタイリングして撮った人、野菜畑を表現して撮った人、果物を断片的に切り取って撮った人・・・
皆さん、思い思いの作品が集まりました!
果物や野菜って、よくよく見ているとおもしろいですね。(いつもすぐ調理して食べちゃうから)

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受講者の方が、透明のカラーセロファンで作ったフィルターで果物を撮影している方がいらっしゃったので、
野澤先生がそれに補足して講義。
瀬戸内海の光をとらえた、不思議な作品です。

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そしてその次は、実技がありました!
まずは、皆さんの反射神経を測るべく、こんなものを。

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二人一組になり、この小数点がかかれた紙を上から離し、もう一人の人がそれをぱっとつかむというテストです。
大体、皆さん0.2秒前後で反応するのが普通みたいです。

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で、先ほどの実技には何の意味があるかというと、ここで撮りたい!というポイントに反応できるかどうか。

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ホトリの壁に黒いラインを貼り、ボールをバウンドさせて、ラインと重なったところでシャッターを切る、という
練習を行いました。

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これが意外と難しいです!皆さんばしゃばしゃシャッターを切りまくります。

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室長saorin、私もやってみる!とトライしてみたところ、何と一発でビンゴ!
が、これは単なる偶然でして、後で撮った写真はボールが写っている場所がバラバラなのでありました(笑)。

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そして実技の後は、再び講義へ。
野澤先生が審査員をつとめた某写真雑誌の入賞作品を見ながら、写真表現とは何か?ということを学びました。

次回はいよいよ最終回!
さて、どんな講義になるでしょうか。楽しみです。
また、このホトリ写真塾・野澤教室の卒展が3月に決定いたしました!
こちらもまた詳細が決まり次第お知らせいたしますね。

【ホトリ写真塾・野澤教室】 ピクトリコプリントワークショップレポート

こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
本日、関東地方は台風でごうごうの朝を迎えております。というわけで自宅からのレポートです。

この週末の土曜日は、ホトリ写真塾・野澤教室の第4回目でした。
というか第3回目のレポートをするのをすっかり忘れておりましたので、まとめてお伝えしちゃいます。

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8月に行われた第2回目に江戸東京たてもの園に撮影実習に行ってきて、今回3回目はその講評会です。
プロジェクターで写真を映し出し、野澤先生に講評してもらいました。

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先生にコメントをもらうと、自分がシャッターを切った時の気持ちや、その時見えていたものなど、
その写真に写っている要素からさまざまなものが読み取れてきます。
ただ何となく漫然とシャッターを切るのではなく、立ち止まって自分の頭の中で整理しながら、
また撮影する、そういう練習も必要です。

と、第3回目はこんな感じで講評会でした。

そして以下は、この週末に行われた第4回。この回は私saorinが担当しました。
撮影だけに重きを置くだけでなく、その先のことも色々取り入れたい、ということで
先日好評をいただいた、ピクトリコプリントワークショップを開催しました。

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まずは、野澤先生から写真をプリントすることについての、全般的なレクチャーを。

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プリンターと一言で言っても、染料、顔料はもちろん昇華型やレーザーなど、さまざまな種類があります。
インクの吹き付け方法も、プリンターの各メーカーで異なるのですね。(知らなかった)

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そして、そのあとはピクトリコの営業統括部営業グループ・瀧口さんにピクトリコ社の様々な
用紙の説明、そしてプリントの知識を講義していただきました。
ホトリの卓球台上に並べられたたくさんのプリントサンプルに、写真塾の生徒の皆さんは
「これ、全部違う紙なの?!」とびっくり。
そうなんです、フィルム状のような用紙や和紙、印画紙ベースやクラフトペーパーのような用紙まで、
ピクトリコさんの用紙はとにかく種類が豊富です。

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プリンターのインクの違いやそれに伴う適した紙について、またさらに様々なことを学びました。

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ピクトリコ瀧口さんに用紙の説明をいただきながら、サンプルを皆で観賞。
野澤先生も思わず乗り出して確認しています。

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そして今回も、ピクトリコ社長の江口さんにお越しいただき、お話しをいただきました。

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講義の後は、ホトリの染料プリンター、EPSONのEP-806でピクトリコの用紙をプリント体験しました。
プリントしたのは月光シリーズのパールラベル、プロシリーズのソフトグロスペーパー、そして
デザインペーパーの3種です。
それぞれ特徴があり、まったく表情の異なる紙なので、お試しプリントには最適です。

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同じ写真でも、紙が違うとここまで雰囲気が変わるんですね。
この紙を選べる、ということがプリンターで印刷する写真の最大の醍醐味だと思います。

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さて、最後は私saorinによる2Lサイズのアルバム作りです。

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ミュゼオピクトリコWASHIに、生徒さんからいただいた写真をプリントし、それを表紙に見立てています。
皆さん、それぞれすてきなオリジナル2Lアルバムができあがりました!

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おまけ。終了後、ホトリの前で線香花火を撮影してみよう!という案が先日持ちあがり、ただ前回は外が明るくて
持ちこしになったので、今回やっと実現しました。

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ピントが合わせにくかったり、様々な光が邪魔だったりと、なかなか難しいようです。

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人魂花火で光の線を撮影する皆さん。
はたから見たらちょっと不思議な人たち(笑)

というわけで、ホトリ写真塾・野澤教室の第3回・第4回レポートでした。

 

【ホトリ写真塾・野澤教室】 8/2(土)江戸東京たてもの園撮影会レポート

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こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
先月からスタートしたホトリ写真塾・野澤教室。毎月第1土曜日に行われます。
2回目の8月は、撮影実習ということで、江戸東京たてもの園に行ってきました。
私saorin、実は初めての場所でしたが、園内は広くてなかなかおもしろかったです!
この日は夕涼みの会開催の日ということもあり、浴衣姿の人も目立ちました。

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集合し、野澤先生から一通りの助言をいただきます。

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入場。入ってすぐのところに、グリーンカーテンのアーチがありました。立派なゴーヤも!

以下、全てiPhone写真ですが(私はフィルムで撮っていたため)どんなところかをざっとレポート。

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4畳半?もなさそうな小部屋。3畳くらいでしょうか。
昔の建物って、窓の格子がなんかかわいいんですよね。

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昔の都電(ちんちん電車)の車両がそのまま展示されていました。
板張りの床がかっこいい・・・

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子宝湯。映画「千と千尋の神隠し」のロケハン地としても有名。

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FUJIYAMA!

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レトロな店先に、浴衣のカップル。絵になりますね。

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ちゃぶ台に黒電話。昭和!

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青空に赤ちょうちんがなんだかかわいかった。

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皆さま、お疲れさまでした!
何でもない広場で(笑)集合写真。

いやーそれにしても暑かった!
今度は平日にのんびり来てみたいなあ、と思いましたとさ。

【ホトリ写真塾・野澤教室】 7/5(土)第1回レポート

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先日7/5(土)に、ホトリ写真塾・野澤教室が開講いたしました。
これから12月までの半年間、毎月1回生徒の皆さんとご一緒します。
初回のオリエンテーションから、色々濃い内容で私も楽しみになってきました。

 

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ホトリで講義・講評がある際は、プロジェクターを使用して説明をします。

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写真を撮るのは、表現の手段に一つに過ぎないということ、撮ることだけにとらわれずに
表現する、ということ。
半年間、講師の野澤先生から学んでいきましょう!

次回は、江戸東京たてもの園での撮影会です。
わたくしsaorin、実は行ったことがないのでちょっと楽しみです。

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講義の後、有志のメンバーで懇親会を行いました!
むしろ、講義中よりも濃い写真談義ができてたりして。

と、こんな感じでスタートした野澤教室でした。

生徒の皆さま、これから半年間よろしくお願いします!

 

 

 

 

【ホトリ写真塾/野澤教室】 写真を考える。“Think photo”をはじめよう。 野澤教室、開講します。

6/26追記:2014年7月開講分は〆切りました。

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写真を考える。“Think photo”をはじめよう。
ホトリ写真塾/野澤教室、開講します。

こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
今週開校するホトリ写真塾ですが、7月からはいよいよ、中級者向け・写真表現のゼミがスタートします!

この野澤教室は、写真の撮り方、カメラの使い方を教える、いわゆる普通の写真教室ではありません。

写真表現とは何か。
「作品を創る」とはどういうことか。
そもそも、写真ってなんなのか。

数多くある写真教室とは違った視点で、“写真とは何か”を講師から伝え、さらに皆さんと一緒に考えていく講座です。
さらには、中級者向けの教室によくある、撮影会→講評会をひたすら繰り返すわけでもありません!
毎回出される課題も、

“どこにもピントが合っていない写真を撮ってくること”

こんなユニークなテーマの時もあるかもですよ~
おもしろそうでしょ?

この講座は全6回で、日程は以下に決定しています。

第1回 7月5日(土)オリエンテーション
第2回 8月2日(土)撮影実習
第3回 9月6日(土)作品講評会
第4回 10月4日(土)スライド作品勉強会
第5回 11月8日(土)ホトリ室長saorinによるワークショップ(内容未定)
第6回 12月6日(土)講義内容未定

全6回を終了した暁には、ホトリにて参加者による写真展を予定しています。
(来年1月もしくは2月予定、参加費別途徴収)

こんな感じで、がっつりまじめに写真に取り組みたい方をお待ちしています!
初回お申し込み時に、作品としての写真提出と、アンケートにご記入いただきます。

講師は、写真家の野澤 勝先生です。

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野澤 勝 略歴
1943年東京生まれ。
東京綜合写真専門学校、阿佐ケ谷美術学園にて学ぶ。
写真家梶原高男、奈良原一高、園部 澄の助手を経て野澤写真事務所設立。
モータースポーツカメラマンとして活動(日本レース写真家協会所属)。
その後広告写真分野に移行し現在に至る。

執筆&講師経歴
1972年から各種カメラ雑誌で新製品レポートや撮影テクニック記事を執筆。
早稲田情報ビジネス専門学校編集制作科にて写真・デジタル画像処理演習講(1981~2003年)
日本カメラ誌月例コンテスト審査員(1999~2003)
フォトテクニック誌ファミリー写真部門コンテスト審査員(2000~2002)
新宿フォトコンテスト審査員(2002~2012)
コダックフォトクラブ季刊誌コンテスト審査員(2006~2010)
日本ハッセルブラッドフォトクラブ全国フォトコンテスト審査員(2001~現在)
高円寺阿波踊り写真コンテスト審査員(2003~2012)
ペンタックスリコー写真講座講師(1970~現在)
朝日カルチャーセンター講師(2009〜現在)

写真展&著書
<個展>
「レーシングサーキット」ペンタックスギャラリー
「TOKYO逍遥」UP40ギャラリー

<著書>
「暗室技法入門」日本カメラ社/「カラーリバーサルフィルム初級講座」フジフイルム
「やさしいストロボライティング」コメット/「林檎の秘密デジタル編」ペンタックス

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撮影:全て野澤勝

<野澤先生からのコメント>

シャッターを押せば失敗なく写るのが今のカメラです。その便利さに安住し、いつもカメラ任せのAE・AFで撮るなら、スマホ写真と変わりありません。カメラを使うということは、 絞りやシャッタースピードなどを撮影意図に合わせて自在にコントロールして写すということだし、そこにカメラを使う意義があるのです。言い換えれば、同じ 被写体でも、絞りやシャッタースピード、WBを変えるだけで、全く違った写真になるということです。

また、いまはパソコンやインターネットも含めた写真の利用・活用の知識も必要な時代となっています。こうした多岐にわたる写真の知識を、講義と撮影実習によってわかりやすく解説します。

皆さまのご応募、お待ちしています。

ホトリ写真塾/野澤教室

◆日時:全6回/各日14時~3時間程度
第1回 7月5日(土) オリエンテーション
第2回 8月2日(土) 撮影実習
第3回 9月6日(土) 作品講評会
第4回 10月4日(土) スライド作品勉強会
第5回 11月8日(土) ホトリ室長saorinによるワークショップ(内容未定)
第6回 12月6日(土) 講義内容未定
写真展 1月or2月予定(未定)

6/26追記:2014年7月開講分は〆切りました。
◆受講料:22,000円(テキスト代込、撮影実習交通費は含まれません)
◆場所:写真企画室ホトリ(〒111-0053 台東区浅草橋5-2-10 アクセス詳細はこちら
◆持ち物:お持ちのカメラ(一眼レフ、コンパクトデジカメなど。スマフォや携帯カメラはNGです)
◆お申込み方法:
メールでお申込みください。メールアドレス:info@fotori.net
タイトルを「野澤教室申し込み」とした上で、
・氏名 ・携帯連絡先 ・メールアドレスをお知らせください。
折り返し、お返事いたします。

<注意事項>
◎万が一欠席されても、振替はできません。
◎講座料22,000円は、開講日当日までにお振り込み、もしくは当日直接お支払いください。
◎分割でのお支払いはできません。また途中でキャンセルされた場合も返金はできません。

<Q&A>
[Q] 6回中、1回参加できないのですが、受講できますか?
[A] できます!ただし、振り替えはできませんのでご了承ください。また、7月初回はご参加くださいね。
8月の撮影実習をお休みされる場合、9月の講評会にそれに代わる写真をご提出ください。