【写真コラム】ミラーレスカメラ(SONY α7II)とオールドレンズの写りについて語る話

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昨年2017年は私的にカメラ周りが激動した1年だった

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
今日は最近使っているカメラとレンズについて、ちょっとしたコラムをお届けします。

ずっと、35mmのフィルムカメラ、Contax Ariaで作品を撮っていました。
デジタル全盛のこの時代になぜフィルムカメラで撮るのか、と聞かれたらこう答えます。「デジタルでは出ない質感、アナログ感がよい」
フィルムならではの粒状感、デジタルでは出ない(と思っていた)とろみ、ボケの感じ、柔らかさ。とにかくフィルムはよい。理屈じゃないよさ。
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と、最初からフィルムについて好きな理由を語ってしまいましたが・・・
わたくし、昨年ついに主機をフィルムからミラーレス一眼に乗り換えたのでした。
フィルムをやめたわけではないのですが、ミラーレス+オールドレンズの組み合わせが思っていた以上によくて、フィルムみたいな柔らかさが出るので、最近はもっぱらミラーレスで撮っています。

というわけで、今日はそのミラーレス一眼と、オールドレンズの組み合わせ、写りについてまとめておきます。
ちなみにオールドレンズとは、昔作られたカメラのレンズのこと。
今は、デジタル一眼レフやミラーレス一眼でも、マウントと呼ばれる専用のアダプターみたいなものがあれば、古いレンズも付けられるんですね。
しかも現行のレンズに比べて、クラシカルな写りとなるため、割と今人気です。

私が持っているミラーレス一眼は、SONY α7II。
今回作例をご紹介するオールドレンズは、主に使っているのがNOKTON classic Voigtlander(フォクトレンダー) 40mm F1.4。
あとはロシアの有名なぐるぐるボケレンズ、HELIOS-44-2 M42 2/58。
あとおじいちゃんから受け継いだLeicaのSUMMICRON M 50mmです。

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NOKTON classic Voigtlander(フォクトレンダー) 40mm F1.4 SC

最近はもっぱらこのレンズ。もともとフィルムカメラに45mmの単焦点レンズを付けて撮っていたので、大体同じような画角で撮る時の感覚が同じ。
絞りを開放すると、被写体の周りがふわっとなるあの不完全な感じがとても好き。
ボケ感も私がフィルムでいいなと思っていたとろみ、柔らかさはそのままです。

ちなみにこのレンズ、マルチコートとシングルコートの2種類があるそうで、コーティングの種類が少し違うそう。よりレトロでクラシックな感じはシングルコート、と中古カメラの店員さんに言われてシングルコートを選びましたが、店頭での確認ではあまり違いはわかりませんでした。まあ言っても同じレンズだしね。

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この、周りの草がふわっとボケる感じが好きです。

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仙石原のすすき。この時は朝の光が美しく、すすきについた朝露がキラキラでした。

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と、最近の写真はほとんどこのレンズ。超気に入ってメイン機となっているんですが、あえて挙げるならAriaに比べて超重い。

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Leica SUMMICRON M 50mm

ひょんなことから譲り受けることになった、Leica(ライカ)のレンズの一つ。
もともとこのライカレンズを使いたくて、ミラーレスに手を出したんでした。
これは標準レンズ(人が自分の目で見ているのと大体同じ感じで撮れるレンズのこと)の50mmです。

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木曽駒ケ岳に持っていって撮ってみました。
このレンズは、今ほぼ100%使っている↑のフォクトレンダーを手に入れる前で、オールドレンズというものに過剰な期待を抱いていた頃(笑)。
いざ撮ってみたら、「あれ?結構シャープだなあ・・・(オールドレンズのフィルムっぽい柔らかさを期待してたんだけどな・・・)」

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よくも悪くも、色んな意味で私が抱いているデジタルのイメージそのまま。
写りはとてもシャープで繊細。とてもいいレンズというのはわかるんですが、やっぱりデジタルっぽさは抜けないんだよなあ・・・

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こういう感じで、全体をぱっきり撮りたいときにはよいと思います。

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お花のアップ。絞りを開放すればもちろんボケもすばらしいんだけどね。

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ちょっとイケメン過ぎたこのレンズ。今はあまり使っておりません(笑)

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HELIOS-44-2 M42 2/58

こちらは、オールドレンズの中では有名なロシアのレンズ、ヘリオス44-2。
オールドレンズの特徴の一つでもある、おもしろいボケが際立って出るのと、5,000円前後と割安なため、オールドレンズの入門として買う人が多いです。私もその一人。

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このヘリオスで有名なのは、絞りを開放した時に出るぐるぐるボケ。

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背景の緑、ぐるぐるしてますね。

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ちなみに同じ構図で、もう少し絞りを上げるとぐるぐるが少なくなります。

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毎回このレンズだとさすがにちょっと飽きてしまうのですが、この作例を撮ったときみたいに太陽の光がきらきらしている時を狙ってみると、ヘリオスのよさが最大限に発揮できます。

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ね、↑と同じ構図で今度は絞り開放に。ぐっるぐるです。
このときはヘリオスで初めて撮った日で、おもしろくて何枚も撮っていました。
そう、フィルムカメラだとそんなに枚数撮れないんですが、デジタルなら同じ構図で絞りを変えて試し撮りがばんばんできます。

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光がたくさんあふれている時が効果的!

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フォクトレンダー Voigtlander
VM-E Close Focus Adapter クローズフォーカスアダプター

最後に。レンズではなく、クローズフォーカスアダプターの紹介です。
これ、レンズ並みにお高い(30,000円くらいしたような)のですが買って大正解のシロモノ!

クローズフォーカスアダプターって・・・?という方に少し説明すると。
私が今使っているレンズは、最短撮影距離が0.7mでして、要するに70cm以上被写体に近づくことができません。70cmって結構ありますよね。風景ならそれでよいのですが、例えば今日のランチとか、素敵な雑貨とか、そういうものにぐっと寄って撮ることができないんですね。

今まで使っていたフィルムカメラのレンズもそうでした。でも、その時はクローズアップフィルターを付けて撮影していました。
レンズにかぶせて付ける虫メガネレンズみたいなものです。それを付ければ、より近く寄って撮ることができました。

でも、まあいつもいつも寄って撮りたいわけではないので、普段は外していて、寄るときだけフィルターを付けていたのですが、割と面倒でした。

しかし!このクローズフォーカスアダプター。レンズより本体手前側にまずつけるものなので、つけっぱなしでいけるんです。30cmくらいまで寄れるのでとても便利。
しかも、撮影距離の調整ができるので、レンズの距離と組み合わせて自由に寄ることができます。

このアダプターを付けて、寄って撮った作例がこちら。

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ほとんどがアウトドアごはんでしたが(笑)
少しお高いのですが、でも買って大正解でした!

というわけで、ミラーレス一眼+オールドレンズについて割と熱く語ってみました。
今年も写真、いっぱい撮りたいです!

 

 


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