ようこそ▲Welcome to Randonnée ~家族と山歩き編~ 3/20(木祝)・21(金)レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
先日3月20日(木祝)・21日(金)は、3か月ごとの恒例、アウトドア雑誌『ランドネ』さんのポップアップイベントでした!
今回はわたくし織田も、シルクスクリーンWSで皆さまとご一緒させていただきました。

今回のテーマは、家族と山歩き。
色んな家族モデルを通して、家族で山歩きを楽しもうという企画です。

編集部の皆様が、ランドネのオリジナルブランド「かわり芽」の新作Tシャツや、最新号を持って記念集合写真!

2日間ともランドネさんのインスタアカウントからライブ配信も行いました。

今回の最新号のこぼれ話をスライドで。
布に照射したらかわいい!

そして、今回はわたくし織田がmt.souvenirとしてシルクスクリーンWSを開催させていただきました!

皆さん、思い思いのプリントを楽しんでいました。

このように持参したトレーナーやハンカチも!

ムッシュファミリー、どんな色のインクでも可愛く仕上がりました。

2日目のライブ配信の様子。

この方は、持参の長袖Tにホトリ山のプリントを!
うれしいですー!

そしてmt.souvenirの等高線柄手ぬぐいにもホトリ山プリント。
タペストリーとして家に飾ってくださるそうで、何とうれしい(TT)

ランドネの手染めハンカチにムッシュファミリーのプリントをたくさんして干している様子(笑)

というわけで、2日間と短い間ではありましたがランドネワールドがホトリに誕生いたしました。

次は、6月21日(土)・22日(日)の開催の予定です!
またホトリで皆さまとお会いできるのを楽しみにしております。

トラべリアン5 〜わたしの旅とあなたの人生〜 レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
この週末は、旅のイベント・トラベリアン5が開催されました。何と6年越しの開催でした!
さっそくイベントの様子をレポートいたしますね。

まずは、トラベリアンメンバーのKeigo Moriyamaさんがレポートを動画としてUPしてくれました!

↑日本語バージョン(JP version)

↑英語バージョン(EN version)

設営が終わって、まずは出展者の皆さまそれぞれ自己紹介。
トラベリアンの初回から参加している人もいれば、今回初参加の人もいて、皆さん参加に至ったエピソードなどをお話されていました。

では、ひとまずお一人ずつざっと作品を紹介していきます。

柴田誠

斉藤みき

佐藤弥生

松村洋伸

後藤芳貴

セルパ フルバ

Keigo Moriyama

来場された方々をチェキなどで撮って、2日目の最後にはここまでたくさんになりました!

劉子夢

Taeko Sanjo

鶴山 尚史

エステル

永田 保

細井 研作 / KEN3TV
細井 治男

今回、KENさんだけでなくKENさんのお父様も参戦!

飯塚 敦

はぴいさんもお久しぶりです!
お持ちのラジオ番組をトラベリアン開催中に収録。わたくしホトリ室長も出演させていただきました!楽しかったー

今回、主催のKENさんが制作した印刷物。

初日から既に楽しさ全開!
前回のレポートを見たら、やっぱり出展者の皆さまが一番楽しそうなのがこのイベントなんですよね。

そして、初日のこの日、出展メンバーの斉藤みきさんがお誕生日ということで、サプライズ!

おめでとうございまーす

ウーバーイーツで届いたケーキ。便利な世の中ですね~

2日目、入口にかわいい仕掛けが!

なんと、拙著を持ってきてくださった弥生さん!!(奥付見たら2017年出版だったよ)

記念に撮影。
今見ると若干恥ずかしささえ覚えますが、でもこの最初の著書『写真でつくる雑貨』が私の原点で、だから今ホトリがあるんですよね。

2日目はKENさんのお父様も参戦!
みんなで集合写真撮れました。

奥のテーブルはまったり休憩コーナー。

というわけで、KENさんのお父さんも参加してのホトリ恒例・集合写真!

KENさん主催のトラベリアンが最後に開催されたのは2019年。それから6年越しの開催となりました。
6年の間に色んなことがありました。

ホトリ公募展も貸出も、最近は初めましての方も多いホトリ。
ギャラリー主としてそれはとても喜ばしいことですが、でもこうして、昔からのつながりの方がまたイベントを開催してくれたことが何よりもうれしいことでした。
(昔から知っている皆さんは、私のことを山の人じゃなくて写真雑貨の人と認識してて、saorinさんと呼びます(笑))

コロナ禍という厳しいときもありましたが、ホトリを続けてきて本当によかったです。
KENさん、またイベントをホトリで開催してくださってありがとうございました!
そして、出展メンバーの皆様のご参加、そして来場された方も、合わせて本当にありがとうございました。

またホトリでお会いできたらうれしいです!
ありがとうございました。

Sat Shin 個展 気まま 2 be yourself 3/7(金)~3/9(日)レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
一昨日会期を終了しました、Sat Shin(さとしん)さんの個展「気まま」2のレポートをお届けします。

まずは会場の様子から。

初日にはモデルの山中さんが、最終日はエマさん(?)とことみさんがいらっしゃいました。

ホトリで最初に二人展をしてくださったレオンさんと!
最初はコロナ禍で色々大変でした。感慨深いですね。

さとしんさんは、今回の個展でホトリでの展示は3回目です。

最終日は最後までモデルのことみさんが在廊してくださり、来場されたお客さまとの話に花が咲きました。

最後、さとしんさんとことみさんとのツーショット。
この写真がことみさんの一番のお気に入りだそうです!

ここまでがっつりポートレート作品がホトリに展示されるのはなかなかレアですね。
いつも思うのですが、ポートレートって撮る側と撮られる側との信頼関係だと思います。(例えその日だけの関係でも)
またさとしんさんのポートレート、ホトリで展示してもらえたらうれしいなあと思います。

ご来場くださった皆さま、モデルの方々、そしてさとしんさん、ありがとうございました!

グループ展 My Point of View レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
昨日会期を終了しました、グループ展 My Point of Viewのレポートをお届けします。

入口入ってすぐの壁には、Our Viewという企画コーナー作品が。
テーマは「memories -記憶-」
各々の考える「memories -記憶-」を表現する写真が集まりました。

3日間、ずっと盛況でした!

撮影に使った小道具も展示。

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

N.Yu-ki

yu-san

クロエ

NYAMO

こしょ

月猫

しなの

餃子口モチ

あじみ野

たくあん

鳥チョルゲ

仙田学

霜月まる

最終日、室長織田は奥の事務所で爆速仕事中でしたが、カメラと写真の話が常に聞こえてきておりました。
いいBGMでした(笑)

13名のフォトグラファーによる視点。
彼らが見ていたものを通して、親近感が湧いたり、既視感を覚えたり。
写真って、それを見ることでその写し手により近づけるものなのかもしれないですね。

ご来場くださった皆さま、出展者の皆さま、3日間ありがとうございました&お疲れさまでした!

ホトリ公募展 錆と廃墟展 vol.9 レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
先日会期を終了しました、錆と廃墟展 vol.9のレポートをお届けします。

まずは会場の様子から。

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

森に棲(す)む
tomeco

機関庫
麻央

木霊の隠家
Takeharu Koishi

川越路地裏探訪
渋澤義典

Basket
石澤 寛

Abandoned
CAVA

あらいわかこ

terumin

masa*

re : 池島の記憶
saorin / 織田 紗織

私は、昨年から続いて池島の写真を。
池島は、長崎にある炭鉱があった島で、現在も人が住んでいます。
炭鉱で栄えた廃墟の島と言えば軍艦島が有名ですが、完全無人のため決められたコースしか歩くことができません。
ですが池島は有人なので、立ち入り禁止のところを除けば自由に歩き回ることができるんです。

10年ほど前、2014年と2015年の2回池島を訪れ、その時出会った錆に一目ぼれして、この錆と廃墟展が誕生しました。

これが錆と廃墟展 vol.1のDM。

それ以降、今回で9回目の開催となったわけですが、半分以上は池島で撮った写真がDMのキービジュアルになっています。

それだけ思い入れのある池島。
昨年のvol.8のDMを見たあらいさん(↑今回初出展してくださいました)が、これは池島だ!と気づき、ホトリに見に来てくださり、話をしていたら私も久々に行きたくなって(笑)、昨年2024年、10年ぶりに訪れたのが今回の作品です。

この3点は、カラー暗室WSで手焼きしたプリントを額装したもの。
カラー暗室WSは、3月はまだ空きあります! 詳細・お申込みはこちら>>>

出展者によるブック。

昨年の大きなハードカバー(左)の続きで、今年も同じような装丁の布張りハードカバーの写真集を制作。

昨年は中のプリントまで完全手製だったのですが、今年は中身は実はしまうま出版で作りました。

中身の部分は簡単に注文、そして外側の布製ハードカバーの表紙だけを後からつければ、豪華なオリジナルブックになります。

こんな風に、題箋(だいせん)をつけて仕上げます。

こちらの、中身がしまうま・外側を手製本するワークショップ、ハーフ展で初開催予定です!
お知らせまでお待ちくださいね。

最終日恒例、ギャラリートークが始まりました。

私のギャラリートークでも写真を撮ってもらいました。

今回、集合写真は私が撮ったため写っておりません(笑)

というわけで、全会期を終了いたしました。

毎回このレポートのたびに書いているのですが、錆と廃墟と聞くと、何かこわそうというイメージがかなりあるらしくて、実際にホトリに来て作品を見て下さる方から、「思ってたのとイメージが違った」という声をよくいただきます。
ガチな廃墟展ももちろんよいですが、ホトリで目指している表現は、朽ちていく美しさ、退廃していく中の儚さ。
今回も、そんな錆と廃墟のわび・さび的な美しさを感じていただけたらうれしいです。

ご来場くださった皆さま、出展くださった皆さま、ありがとうございました!

玉理惟皓 写真展 彼方 – Beyond – レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
昨日会期を終了しました、玉理惟皓さん(Tadahiroさん)の写真展 彼方 のレポートをお届けします。

Tadahiroさんによる振り返り

↑はTadahiroさんによる振り返りのnoteです。合わせてどうぞ。

まずは、会場で配布していたステートメントの文章から。

私にとって写真は、単なる記録ではなく、感情や時間の流れを切り取る行為です。
フィルムで撮影することで、撮ったその場で結果を確認できません。しかし、それがかえって目の前の景色に向き合い、その記憶を丁寧にフィルムに刻む機会を与えてくれます。
このプロセスを経ることで、写真はただの画像を超え、感情が宿る一枚一枚へと変わるのです。

時間とともに記憶はあいまいになるものですが、写真を手に取ることで、その情景や感情が鮮やかに蘇る瞬間があります。
それは、まるで遠い「彼方」から記憶が呼び戻されるような感覚です。そんな思いを込め、この個展に「彼方」と名付けました。

この展示が、皆さまの記憶や経験と交わり、忙しい日々の中で少し立ち止まり、景色や時間を振り返るきっかけとなれば幸いです。
写真が紡ぐ「彼方」の世界をどうぞごゆっくりお楽しみください。

For me, photography is not merely about recording moments:; it is about capturing emotions and the flow of time. Shooting on film means I cannot instantly see the results of my work. Yet, this limitation becomes an opportunity to deeply connect with the scene before me and carefully imprint that memory onto film. Through this process, photographs transcend being mere images and transform into works imbued with emotion.

As time passes, our memories often fade. However, holding a photograph can vividly revive those scenes and feelings. It is if the memories are called back from somewhere far beyond. This sense of connection inspired the title “BEYOND” for this exhibition.

I hope this collection resonates with your own memories and experiences, offering a chance to pause and reflect amid the rush of daily life. Please take your time to immerse yourself in the world of “BEYOND” that these photographs create.

プリントされた紙は、全てPCM竹尾のDEEP PVシリーズ
フィルムで切り取られたあたたかみのあるTadahiroさんの写真が、紙にマッチしていました。

今回の個展開催に合わせてフォトzineも制作。
こちらは追ってオンラインショップでも販売いたします。

会場で購入くださった方にはポストカードをプレゼント。

Tadahiroさんの愛機と、好きな京都と海のシーンをまとめたアルバム。

最後の土日は盛況でした!

お友だちが二眼レフでTadahiroさんを撮影する様子を、これまた写真におさめるTadahiroさんの同僚の皆さま。

用事のためちょっと外に出て戻ってきたら、差し込む光で作られた影が素敵でした。

というわけで、5日間お疲れさまでした!

これは先日のライカ展の時に撮ってもらった室長&Tadahiroさん。

最後のお客さまに撮ってもらいました!

玉理惟皓さんの個展「彼方」全会期を終了いたしました。

「ホトリでぜひ個展をやりたいです」
何度かお話してから、そう言ってくれたTadahiroさん。
そして展示の打ち合わせで見せてもらった彼の写真には、単にフィルムで撮ったからだけではない、Tadahiroさんの眼差しが焼き付けられている気がしました。
どこを撮ったわけでも、これを撮ったわけでもない。撮る側と撮られる側の、心地よい距離感。
これらの写真は、Tadahiroさん自身の記憶そのものでした。

何気ない風景、つい忘れてしまいそうなシーンを、1枚1枚栞をつけるように撮り続けた作品。
ホトリという会場で、「彼方」を開催していただけたこと、とてもうれしく思います。

ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、そしてTadahiroさん、ありがとうございました!

ホトリ公募展「Love, Like, Leica.」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
先週、2025年1発目のホトリ公募展「Love, Like, Leica.」が開催されました。
その名の通り、ライカのカメラとレンズを使った作品展。
正直、ホトリ室長はライカというカメラに対して強い先入観と偏見があり(笑)DM写真を選ぶのも一苦労。
なんか、ライカに対して気負いがありました(笑)

ですので、公募展となると一体どんな作品が集まるのだろう?
ライカで写真を撮っている人たちはどんな人たちなんだろう?
なんて思っていたのですが・・・

ふたを開けてみたら、いつものホトリの公募展と変わりませんでした(笑)
単純に、ライカというカメラが好きで、その好きなカメラで好きなものを撮っている作品が集合。
なんかうれしくなったのでした。

では、会場の様子をレポートしていきます。

ライカの名前の由来をちらっと。

ではお一人ずつ作品を紹介していきます。

London 1992
“BRITONS” シリーズより
中村健二

この夢に祝福を
髙橋マキ

希望
haru

娯楽道
山田 裕之

Girls Just Want to Have Fun
@tomo_1968

あなた
ナカムラミホ

Neglected
渋澤 義典

Captured
K / Studio DexLeaf

荒天の犬吠埼灯台
ムラオカ トシユキ

Simple Days in Cefalù
Atsushi Inamura

参道の猫
AR.冴羽ゆうき

追憶
ガミ・ロジオ

うたかた
イワノモトミ

京・散歩
CAVA

美里和香慧
畔に群れる

A moment’s respite
韓潤輝

In your own way
大澤ユウ

in Kyoto
ノプクル

賭場賭場ルーン
藤元 祐介

神楽坂
新関 佳子

Satoshi Eda
It’s a given アアルトのいた所

浅草桜景
松井 航

静寂の青(Silent Blue)
Yoshikazu.Chika

power line
saorin / 織田 紗織

最後はわたくしホトリ室長の作品。
ライカM6で撮った、近所の風景であります。
何てことない駅までの道のりの光景なのですが、何かライカで切り取ってみたら電線がかっこいいぞ・・・と、記念すべき第1回目のDM写真に採用されました。
ライカの特徴として、線のようなものがとても繊細に描写されるのかも?という話をしておりました。

そして、初日を除いて毎日SNSにUPしていた、本日のライカコレクション!
ライカと一緒にホトリに来てくださった皆さまの愛機を紹介させていただきました。
みんな色んなライカをお持ちですね!

出展者のブックも展示。

平日は静かにぱらぱらとお客さまが来場されました。

初日、そして最後の週末は盛況です。(週末あるある)

毎度のことですがホトリ公募展は撤収作業があるため、出展者もたくさん集まって大盛況!

そして恒例のギャラリートークも開催されました。

Love, Like, Leicaー!という集合写真の掛け声が爆誕!(笑)
皆さま、出展ありがとうございました!

私のライカM6は、カメラコレクターだった夫氏のおじいちゃんから譲り受けたもの。
ライカが私の元にやってきた時は少しフィルムから遠ざかっていた時で、全然出番がないまま早数年。
ひょんなことから私がライカカメラを持っているという話になって、周りからもったいない!!もっと撮れ!と叱咤激励(笑)され、じゃあモノクロフィルム入れて撮ってみようかな。というのがまた使いだしたきっかけです。
そしたらこんなにもライカが大好きな皆さまが集合!新しいつながりがたくさん増えました。
開催してよかったー。おじいちゃんありがとう(笑)
おじいちゃんからM6を譲り受けなければ、この公募展自体生まれなかったので、本当におじいちゃんに感謝です(笑)

まだ山には連れて行ってないし、まだフィルムも片手の本数くらいしか撮っていないのですが、私もライカM6でもっとたくさん撮ろうと思います!

ご来場くださった皆さま、出展してくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、そしてM6を譲ってくれた亡きおじいちゃん(笑)
ありがとうございました!

【子どもWS】「みんなで探究東京「光のしくみを知って『箱カメラ』で写真を撮ろう!」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。もとい、さおりん先生です!(笑)
少し間が空きましたが、先月出張講師をつとめた、子ども向けのワークショップのレポートをお届けします。

ランドセルメーカーのセイバンさんが運営する、探求子育て学びメディア「Soda!Soda!」の、みんなで探求コーナー
”ロケットを作って宇宙を知る” ”古着をリメイクする” ”小さなルンバでプログラミングを知る”など、なかなかユニークなテーマで過去ワークショップが開催されています。

今回、ホトリ室長さおりん先生は、”カメラと写真”をテーマに、サイアノタイプと箱カメラの2つを、子どもたちに教えてきました!

会場は、世田谷にある昭和女子大学キャンパス。
余談ですが、スライドを見せられる教室もあり、木など写真を撮りたくなる被写体もあり(しかも雨が降った時は半屋外で撮れる屋根もある)と、とてもよい会場でした!
ていうかキャンパスってスペース借りられるんですね。

ワークショップ前に、まずは箱カメラの撮影実験。(天気がよくてよかった・・・)
私の箱カメラを固定し、前の建物を撮影。20分くらい露光させました。

池には鴨が泳いでました。
WS本番中、子どもに「鴨は撮れますか?」という質問を受けましたが・・・
残念ながら、撮れません!
動いているものは撮れない(というか消えちゃう)んですねー。残念!
まあ撮りたくなるよね。

実験で撮ったやつをアイロンで現像したところ、写っておりました!
が、午前中の光だったこともあったのか、この時撮ったやつが一番うまく撮れました。(冬の紫外線量は少ないですからね)

では、ワークショップのはじまりはじまり!
なんか授業参観のようですな。。。

まずは、写真がどうして写るのか、原始的な仕組みを説明。
”光で写る”ことがわかってもらえたかな~

各テーブルに分かれてみんな座っていましたが、置いてあるものにすでに興味津々。

まずは、サイアノタイプの実験です!
これは薬品が塗られている紙に物を乗せて露光すると、光が当たらなかったところは白いまま、光が当たったところは青くなるという、いわゆる日光写真です。
お外の光でもよいのですが、時間の関係上、このサイアノタイプはUVライトを使用して室内で行いました。

感光が終わったら、水洗します。

できました!
途中ちょっとずれちゃったらしく、線が二重になっているのがリアルです(笑)

これは葉っぱとか花びらとかでもできますし、

透明シートにマジックで絵を描いて乗せると、こうなります!(これは、今回のWSとは別の実験です)

そしてサイアノタイプの次は、いよいよ箱カメラを作ります!

みんな興味津々で覗いています!
このスクリーンにさかさまに写るのがおもしろいんですよね。

さっきスライドで説明した小穴投影現象(=カメラの原理)、これでわかってくれたかな。

さすがに全部の工程を子どもたちに作らせるのは無理があるので、98%完成させた箱カメラを配って、ルーペをつける作業だけ子どもたちにやってもらいました!
そしてみんな同じ箱カメラなので、用意されたシールでデコりまくる子どもたち。

ではいよいよ外に出て撮影スタートです!

午前中実験していた時はよかったのですが、午後になって日が傾いてしまい、ちょっと光が足りなさそう。。。
でもみんなで、光が入る場所を探しました!

ちゃんとピント合ってるかな?

で、帰ってきてアイロンで現像。
なんか写ってますね!

全体的にきれいに写せた!とは言えない結果に終わったのですが^^;
ルーペを通じて光が当たったところが感光したというのがわかってもらえたらうれしいです。

現像した紙が、コピアート紙というのですが、生産中止になっているのがとても残念なんです。(今回は、特別ルートで入手したものを使用しました)
というのも、コピアート紙のすばらしいところが、アイロン熱で現像できるところ。
暗室もいらないし薬品も不要なので、今回みたいに子どもたちに箱カメラで写真を撮ってもらうのにぴったりなんですよね。

そして、最後はさおりん先生が持ってきたカメラをみんなに触ってもらいました。

上からのぞくと、箱カメラと同じくスクリーンに目の前の景色がさかさまに写ります!

というわけで、出張子どもワークショップ、何とか無事終了いたしました!
今回参加してくれたのは小学校1~2年生の子どもたち。最初に聞いてみたら、「感光」の「感」どころか「光」という漢字も習っていないとのこと^^;
でもみんな目をキラキラさせてさおりん先生の話を聞いてくれました。
楽しんでもらえたらうれしいです!

そして今年は、GW前半に大阪へ子どもWS出張が決まっております!
次回はこちらのホトリのサイトでも告知いたします。

ようこそ▲Welcome to Randonnée~あんぱん持って山歩き編~ レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
自然や旅、山歩きをキーワードに、アウトドアの楽しみを発信している雑誌「ランドネ」さんのポップアップストアが、昨日と一昨日の2日間限定でホトリでオープンしました。
そのランドネさんが展開するオリジナルブランド「かわり芽」のウェア・グッズがホトリに大集結!
さっそくレポートいたしますね。

12月23日発売のランドネ最新号は、「あんぱん持って山歩き」
岡山・倉敷のあんぱん山旅、全国あんぱんカタログ、あんぱんを麓で食べられる山や、あんぱんに合う飲み物、あんぱんの作り方などなど、あんぱんのあんこならではのぎっしりとしたボリューム満点の内容です。

入口近くには、ランドネ最新号の表紙のモデルさんがいないバージョンのパネルが。
ここで皆さん、記念撮影をされておりました!

2日目、yamadoriの相方・川野恭子氏が来場!
というわけで記念にぱちり。ランドネ編集部の皆さまに、『山の辞典』を献本いたしました^^ 
ランドネ最新号の「だから、私は山へ行く。」に、川野氏のインタビュー記事が掲載されております!

来場された方に先着でプレゼントしていたオリジナルドリップコーヒーバッグ。
あんぱんに合うコーヒーをセレクトしているそうですよ!

そしてわたくしもあんぱんを持参して、焼印を押させてもらいました!
これはランドネのキャラクター、ムッシュだそうです。

かわいい!

練習用のフランスパン(笑)
撮るの忘れましたが、最後の方には練習焼印がめちゃめちゃ押されておりました(笑)

大盛況です!

焼印、うまくいくかな~

オリジナルブランド・かわり芽のウェアやグッズがたくさん。

オンラインショップの価格からだいぶお買い得!

実際に手に取って見てみたらかわいくて、ホトリ室長はワンピースとメリノウールシャツをお買い上げ。
サイズ感がわかるのがよいですよね。

ランドネのバックナンバーと、最新号のメイキング裏など。

今までのバックナンバーの付録が破格の100円!

2日目のオープン前、編集部の皆さまが最新号とイベントについてインスタLiveを配信。
編集長自ら最新号についてたっぷり紹介されていました!

というわけで、2日間のイベントが終了いたしました。
いつもは写真展が圧倒的に多いホトリですが、山好き室長がやっているギャラリーということで、ランドネさんのイベント会場になったのはとてもうれしいです!
どうやら、ランドネさんのポップアップイベントは今後も定期的に開催されるかもしれません!
これからも、山好き・アウトドア好きな皆さまがホトリに集まってくれたらうれしいです。

さて、年内のイベントはこれで終了。
2024年のホトリは、様々な新しい企画やコラボ展示イベントがあり、また室長個人も著書『山の辞典』を出版するなど、なかなか濃い1年でした。
来年も、ホトリ・室長個人共に色々企画・活動してまいります。(特に、写真集を作るレッスンをリニューアル開講予定です)
2025年もどうぞよろしくお願いします。(年明け最初のオープンは、1月12日(日)からのLove, Like, Leica.です!)

企画展 NATURE ~ second ~ レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
今年最後の写真展となりました!先日終了しました、企画展 NATUREのレポートです。

まずはいつも通り、会場全体の様子から。

初日から盛況でした!
では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

ASUKA

ナカノジュン

Peef

川邊 綾子

Tiger Valley

Hana Lisa

西田 彩乃

永山 麻理子

KO コウザキコウイチ

飯野 恭子

小石 真規子

Tomoyuki Hayashi

saorin / 織田 紗織

最後はわたくしsaorinこと織田の作品。
実は見たことある人はあるかも。2020年に開催した個展「a fine line」から一部抜粋して展示しました。
今回のテーマ、NATUREにも合っているかなと。

NATUREと言えば山っしょ、と最初は思っていたのですが(笑)最近OMさんで山の写真を展示したばかりで、なんとなく食指が動かず。

saorin / 織田 紗織

そういえばこの大きいのもあるやん!と、別の壁にも展示させてもらった(笑)

普段山の写真ばかり見ていた方にとってはちょっと新鮮だったみたいです。
おほめの言葉も結構もらって、うれしい。

出展者によるブックも見ごたえがありました!

4日間というぎゅっと凝縮された時間。

photo by Tiger Valley
photo by Tiger Valley
photo by Tiger Valley

主催のTigerさんから、最近お気に入りというコンデジで撮った写真ももらったのですが、何か写ルンですの写真みたいですね!
まさに今人気のオールドコンデジフォト。

初日、夕方在廊していたメンバーで集合写真1発目😊(設営時人数MAXいた時撮ればよかった…!)

photo by Tiger Valley
photo by Tiger Valley
photo by Tiger Valley

小石さんの作品がインスタレーション要素が加わりパワーアップ。

台湾から来たお客さまがご来場!(何と日本は7回目だそう)
こうしてふらっと入ってくる方も楽しんでもらえるのはうれしいですね。

photo by Tiger Valley

最終日、わたくしホトリ室長saorinは子ども出張ワークショップで最後に間に合うかギリギリでしたが、何とか終了時間の5分前に間に合う!
まずは出展者の皆さまの集合写真を。(なぜかKOさんがTigerさんの遺影?写真を持つ)

そして今度は私がTigerさんの遺影(笑)を持ってみんなで記念撮影!
あー間に合ってよかったです(笑)

13名の作家による「NATURE」
自然の力、人や物の本質、普遍的な人間性。
NATUREのとらえ方、解釈に深みがありますねという感想を途中いただきました。単なるNATURE(=自然)と思うなかれ。

ちなみに、このNATURE展は来年に第3回目の開催が決定しているようです…!早い!
さて、今度はどんなNATUREをテーマにした作品を見られるでしょうか。
また次回もお楽しみに^^

ご来場くださった皆さま、NATURE展出展者の皆さま、主催のTigerさん、ありがとうございました!