ホトリ公募展「Monochrome!」レポート

こんばんは。ホトリ室長saorin(織田紗織)です。
先日大盛況で終了しました、Monochrome!のレポートをお届けします。
今回は出展者数もいつもの倍、なのでレポートの写真数も倍です(笑)

まずは、会場の様子を。

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

encounter
坂本 純子

今回、Monochrome!はモノクロフィルム縛りという初の公募展で、12周年記念の展示でもありました。
なので、写真弘社さんで暗室の講師をされている、写真家の坂本純子さんにゲストとして出展をお願いしたところ、快く引き受けてくださり、本当に感謝しています。

坂本さん、このたびはありがとうございました!

open to what could be
kayin

雨の砂浜にて
篠﨑“しのくろ”一之

ガミ・ロジオ

千畳敷カール
makishin

もやい場
tomeco

Still life
masa*

ターナー

Unusual Seascape
tomohan

Snow Fairy
コウザキ コウイチ

東方見聞録
スズキ トモコ

撮れなかった写真
maai

蒸気機関車の旅
伊藤 栄一

1 minute conversation
SATOSHI EDA

レタラ
元 熊元

ホームにて
Tiger Valley

もうすぐ母になる人に会いに行った14年前の冬
hide

酔狂

Ginza
hiroshi

Forest Pond
鈴木 知之

余映
岸田なつみ

村の休憩所
豊島 洋

na-na-na
大和田 伸


甲斐 康友

Unstable Optimism
大澤ユウ

風光る
細川 明日香

Mercedes-Benz W112
飯髙 智

from N24°47’ E141°19’
to N35°41’ E139°47’
大西慧

My Romance
中居隼風

枯れ木
osaki.hiroki

鳳凰の翼
saorin 織田紗織

最後は、わたくしホトリ室長saorinこと織田紗織の作品です。
タイトルは、「鳳凰の翼」
今回、最終日が人口密度が高すぎて(笑)ギャラリートークができずじまいだったので、この場を借りてこの作品を解説を。

昨年、2023年の10月に登った、南アルプスの甲斐駒ヶ岳という山の山頂からほど近い場所から撮った写真です。
写っているのは、同じく南アルプスの鳳凰三山。このちょこんとしたとんがりが特徴的で、鳳凰三山のオベリスクとも言われています。
この日は雲がまるで生きているようで、刻一刻と変わっていくその様子に釘付けになりました。
無我夢中で撮った写真が、まるで鳳凰が翼をまとったように思え、とても気に入ってDMにも採用。
↓でもご紹介しますが、初めて中判フィルムカメラで撮ったファーストロールの16枚目、最後の1枚で撮れた写真でした。
とても思い入れのある1枚です。

出展者の皆さまのブックも、今回はかなり圧がすごい!(笑)

私も、小西六PearlII(中判645フィルムカメラ)で撮ったファーストロールの1本を、そのまま1冊に仕上げました。
まだモノクロフィルムでは数本しか撮っておらず、今までの作品をまとめるには至らず。
なら、最初の愛しい1本目を、失敗も含めて全部1冊にしてしまおうという作品です。

表紙はOHPにフィルムをスキャンしたデータをプリント。
本物のモノクロフィルムみたいですね。

中身の紙は、無印良品のらくがき帳です。
これも和紙ですか?と質問がちょくちょくありましたが、いえいえこれは和紙どころか写真用紙でもないという(笑)
でも実は、無印のらくがき帳はわら半紙系の中でも紙の質にこしがあって、普通にプリンターでいい感じにプリントできるんですよね。(前は色んなサイズがあったのですが、今はザ・らくがき帳サイズのB4だけになってしまったようです)

ちゃんと、撮れていなかったコマもプリントしております(笑)
この発想はなかった!と色んな方に言われました(笑)

そして、頭とお尻の週末は大盛況でした!

最終日は、12周年記念を兼ねたプチパーティーを。

photo by hide

大盛り上がり!

photo by hide

本当は皆さんの作品のお話を聞くギャラリートークやりたかったのですが、とにかく人が多すぎて無理(笑)
というわけで、最後は私だけが挨拶させていただきました。

出展者&来場者の皆さまが、ホトリに入りきれずにあふれているの図。
いやあ、12年前はこんな写真が撮れるとは思ってもみませんでした。
何というか、ちょっと前の映画ですが「かもめ食堂」の主人公が、最後のシーンで自分の食堂が満席になっているのを眺めているのと同じような気持ち。

最後の集合写真もいつもの倍!
皆さま、出展ありがとうございました!

というわけで、Monochrome!全会期を無事終了いたしました。
いつも別の公募展に参加してくださる常連さんからも、今までで一番盛り上がったのでは?と言われた今回の展示。
こんなにも銀塩モノクロフィルムで撮り続けている皆さまがいることに、私も驚いております。

皆さまのおかげでかなり熱い展示となりました!
今回初の試みとなりましたが、またほかの公募展同様、毎年開催したいと思っております。

出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、ありがとうございました!

第十回アワガミ公募展「道」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
一昨日会期を終了しました、第十回アワガミ公募展「道」のレポートをお届けします。
第十回ということは、今年で10年開催したことになります。ひそかにすごい。。。

ではまず会場の様子をご覧ください。

出展者のブックも展示しました。(私の新作「panoramountain」が展示されてる写真忘れた)

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

Lovey

朝涼み
高橋 みどり

All is bright
Yukari Teragaki

いつかきた道
中村 真弓

River Avon (Bath,England)
CAVA

笑顔、最強
ミヨシケイコ

隠れ家へ
石綿 葉子

クロスプロセス三軒茶屋
ガミ・ロジオ

モミジが歩んだ道
小林 真佐子

Nature’s Passage
コウザキ コウイチ

Tomorrow never knows
norimandy

タビスル♡モンゴル
三嶋 裕子

hide
見えざる道

静と静
HIRAHIRO

morning the sun
細川明日香(いわぐるま)

unknown
菓子 京子

今年はわたくし室長saorinを入れて、17名による展示でした。

さて、今年のアワガミ賞&ホトリ賞を発表します・・・!
まず、今年最後となるアワガミ賞は・・・

norimandyの「Tomorrow never knows」に決定いたしました!
アワガミファクトリーの工藤さんより、アワガミ賞についてのコメントをいただいておりますのでご紹介します。

今年のアワガミファクトリー賞は、norimandyさんの「未知」とさせて頂きました。
和紙らしい風合いでありつつ実際は作品や大きさを熟慮しないと素材感が主張しすぎてしまう「プレミオ雲流」を、どこか不思議でどこかノスタルジックにも感じられる作品に、うまく調和してお使い頂きました。
中でも高速道路の街灯(でいいのでしょうか、、)の作品の色調と構図には引き込まれました。
もっとシリーズでたくさんの「未知」を見たくなるような作品群でした。

アワガミファクトリー 工藤 多美子

norimandyさん、おめでとうございます!
アワガミ賞の副賞については、工藤さんに直接ご連絡くださいね。

そして、A4和綴じ写真集の副賞としてはこれまた今年最後の、ホトリ賞は・・・

細川明日香(いわぐるま)さんの「morning the sun」を選ばせていただきました!

朝もやに稜線が覆われる美しい風景と、朝ならではの白みを帯びた神々しいまでの光を、楮の生成の用紙で表現されているのがよいと思いました。
山肌が光に照らされた繊細な光景が、少しずつ見ている者の目に迫ってくる感じがしました。

写真企画室ホトリ室長 saorin / 織田紗織

細川さん、おめでとうございます!
副賞についてご連絡いたしますので、お待ちください。

最後に、わたくしsaorinの作品を。

promenade
saorin / 織田 紗織

これはだいぶ昔に訪れたパリで撮った写真。確認したら2011年でした。
パリのリュクサンブール公園をぷらぷら散歩していたら、なぜか公園の椅子が1脚だけぽつんとあって、おっ?!と思って撮った写真です。
今回のテーマ「道」の写真を探していて、素直に公園の道を感じたので、この写真をDMに採用しました。

最近、アワガミの群雲こうぞがお気に入りで、この額装作品と会期後半に追加した新作写真集「panoramountain」の本文用紙にも採用しました。
かなり薄い紙なので、透け感が出てとても明るい仕上がりになります。

アワガミさんの竹和紙や楮、サンプルパックなども販売しました。

今回、出展者の皆さまの作品をアップで撮らせていただきました。
こちらは高橋さんの作品で、竹和紙。

こちらはコウザキコウイチさんの作品で、楮厚口白。

こちらはnorimandyさんの作品で、雲流です。

和紙と言えども、本当に様々な原材料が使われており、面質も異なります。

最後の週末は盛況!
最終日は、公募展の恒例、ギャラリートーク兼交流パーティーを行いました。

無事、全会期を終了しました!

今回も出展者の皆さんと一緒に集合写真。
皆さま、ご参加ありがとうございました!

アワガミ公募展も今年で第十回を数え、一つの節目を迎えます。
来年からは、もっと広く和紙で作品を表現しようという意味を込めて、「和紙の写真展」という公募展で開催していきます。
アワガミさんの紙はもちろん、またほかの様々な和紙の作品も集まって、日本全国の和紙の写真展になったらおもしろいなと思っております。
それで来年は、アワガミ公募展の第一回目に戻り、「日本の四季」をテーマにすることにしました。
ザ・日本昔話みたいな風景でなくてもOKです。あなたが感じる、日本の四季の写真を、和紙で表現して下さい。
また来年、2025年の6月頃に開催いたします。

ご来場くださった皆さま、出展くださった皆さま、そしてアワガミファクトリーの工藤さん、気にかけてくださった方、皆さま本当にありがとうございました。

企画展 NATURE レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日盛況のうちに閉幕しました、NATURE展のレポートをお届けします。

今回初開催となるNATURE展ですが、こちらいつもおなじみのホトリ1階と、

中2階も合わせて丸ごと会場となりました。
中2階は初めてです!という方もたくさんいらっしゃって、新しいホトリを知ってもらうきっかけになってよかったです^^

今回、NATURE展を企画したTiger Valleyさんの、展示全体のステートメント。
とても素敵な文章なので、こちらでも紹介します。

・自然界、物質界
・自然の力
・手付かずの人が立ち入らない自然
・文明の影響を受けていない原始状態
・人の自然で生まれつきの姿
・人や物の本質、特質、本性
・人の生来の気質、気性、性分
・人や場所などの本物、実物
・普遍的な人間性、人間の本質
・人の体の自然の働きや機能

森の大木を見て思う
街の路地を見て思う
隣にいる人を見て思う
それぞれの今あることの意味
今あることは当たり前のようで当たり前でない
それぞれに残された時間は長くもあり短くもあり・・・
広く深い愛おしいが伝われば・・・と思うのです

Tiger Valley

では、出展者お一人ずつ作品を紹介していきます。

ナカノジュン

サチ

Tiger Valley

Tomoyuki Hayashi

小石 真規子

YOUSUKE

march

西田 彩乃

iro_iroiro

永山麻理子

山本 明美

wako

Peef

ASUKA

saorin / 織田 紗織 (写真企画室ホトリ室長)

私もゲストとして出展しました。尾瀬の風景を布に転写させた作品です。
割り振られたスペースが1階のコーナーだったので、どうせならそのコーナーを活かした展示にしようと、布を使った作品を制作することに。
制作方法についてかなり質問を受けたので、こちらに大まかな制作手順を紹介しておきますね。

用意するものは、

・ジェルメディウム剤(世界堂やAmazonなどでも購入可能)
・刷毛
・写真プリント(※インクジェットプリントは×。コンビニのカラーコピーか、レーザープリンターのプリントを使用。今は色々便利で、あらかじめサーバー上に写真データをUPしておいて、そのパスワードを用意してコンビニに行ってコピー機で出力しました。(使用サービス:簡単ネットプリント&セブンイレブン)データは左右反転させておくこと
・転写させたい布(今回、薄めのボイルという布を使用)
・雑巾またはタオルなど

刷毛でジェルメディウム剤を写真プリントの表面にまんべんなく塗る。
この時、塗り残しがあるとそこだけ転写ができないのでしっかり塗ること。

塗り終わったら、ひっくり返して転写させたい布に貼りつける。
空気を押し出すように、びしっと伸ばすこと。

貼れたら、できれば数日置いて乾燥させる。この完璧に乾燥させるのがポイント。

乾いたら、表面を雑巾に水を含ませてふやかし、紙の繊維をはがしていく。

※カラーコピーやレーザープリンターは、インクの粉(=トナー)を熱で紙に膜のように張りつける印刷方式。
今回の転写方法は、紙の繊維を取り除き、その印刷の表面の膜の部分だけを布に残すというやり方。

紙の繊維を取り除くのがかなり根気が要ります。
ですが、このように薄めの布にも転写できて、透け感も出るのでおもしろいですよ。

もう少し改良したら、ワークショップをやってもよいかもしれませんね。(検討しまーす)

出展者によるブック・写真集コーナー。

連日大盛況でした!

photo by Tiger Valley
photo by Tiger Valley

中2階もすごい熱気!

あっという間の3日間でした!
「NATURE」という言葉の含みを、出展者それぞれが考えて表現するグループ展でした。

「NATURE」。冒頭のステートメントにもあるように、何気に深いテーマですね!
どうやら、早くも第2弾の企画が立ち上がっているようです(?!)

ご来場くださった皆さま、NATURE展出展者の皆さま、企画のTigerさん、ありがとうございました!

山の辞典展 レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日、わたくしsaorinこと織田紗織と、山友の写真家・川野恭子氏の共著『山の辞典(雷鳥社)』の出版記念写真展「山の辞典展」が終了いたしました。
本当にたくさんの方にご来場いただき、また著書も購入くださり感謝です!
さっそくレポートいたしますね。(今Amazonページを見たら、なぜだか一時的に在庫切れになっているようです・・・!申し訳ありません)

織田紗織/川野恭子によるリトルレーベル・yamadoriはこちら

ホトリのエントランスには、『山の辞典』の顔、カバーの作品のポスターを。
カバーのコラージュと、各章のトビラ絵を担当してくださったのは、龍山千里さん。
何と今回の展示に合わせてお住まいのフランスから原画を送ってきてくださいました。(後ほどご紹介します)

レポートが長くなりそうなので、ひとまず早めにご報告。
『山の辞典(雷鳥社)』はAmazonから購入可能です。

では、展示の様子をご紹介していきます。

最初の入り口には、川野氏の北穂高岳の写真を。

こちらはわたくしsaorin(織田)の作品。白馬岳です。

入ってすぐの壁は、二人のプリント作品を。
アワガミ竹和紙で統一し、『山の辞典』に掲載されている一行メッセージと合わせて展示しました。

なんだか会期中ずっと風が強めで、入口に近い川野氏の写真とメッセージがひらひら舞っていて、ちょっと山みたいでした。

あえてどの写真がどちらの作品なのか明記しなかったので、割と質問がありましたが、単純に壁を二つに割って展示。
手前の半分が川野氏で、

奥の半分がわたくしsaorinこと織田の作品でした。
作品を見慣れている方は、説明されなくてもわかったみたいです^^

奥にも3枚のポスターを展示。
こちらもどれがどちらの作品?と聞かれました(笑)が、中央と右側が川野氏、左の写真がわたくしsaorinのもの。
中央は北ア・三俣蓮華岳からの景色、右側の雪山は九州のくじゅう連山。
左のわたくしの作品は、山形の月山です。(手前の紅葉が、つつじみたいにも見えた方もいらっしゃいました)

こちらも場所を質問された写真でした。川野氏による、神奈川県葉山氏の仙元山だそう。
yamadoriのプロフィールパネルも展示させていただきました。

お互いの著書・写真集も販売。

川野氏のギアも合わせて展示。実際に頃合いを見計らってお湯を沸かして毎日コーヒーを淹れてくれました!
そしてこの250缶についての川野氏のブログ記事がありますので、ぜひご覧ください。

奥の壁には、『山の辞典』のカバーと各章のトビラ絵を担当してくださった、龍山千里さんの原画も展示しました。
ずっとPDFのデジタルデータ上でしか見ていなかったので、やはり生の原画はよいですね。
龍山さん、本当にありがとうございました。

各章のタイトルも。

そして、龍山さんの作品の対面には、出版記念展ならではの展示を。
『山の辞典』の色校正紙や束見本を展示しました。

色校正紙というのは、実際に使用する紙にできあがった印刷データをプリントして、色の出具合を見るもの。
今回採用された本文(中身のページのこと)の紙はb7バルキーで、割と素直に色が出る紙でしたが、少し色が濁っている感じがしたので、そちらを指摘。
データから修正する方法と、印刷段階で修正する方法があるそうですが、そこはデザイナーさんと印刷会社のプリンター、プロにお任せします。

こちらは束見本。
束見本は、実際の製本時と同じ仕様・製本機で製作された「製本サンプル」です。
本番と同じ用紙を揃えて、印刷していない白紙のままで製本します。 本の束(厚み)や重さなどを正確に把握するため作り、実際の仕上がりイメージも確認できます。
こういう特殊なものを見られるのも出版記念展なので、展示しました。

そして入口近くには、yamadoriの二人が普段使っているザックを展示。

わたくしホトリ室長saorinが、自身のレーベルmt.souvenirで作っているTシャツや手ぬぐいも展示販売。
結構皆さん購入してくださってうれしいー

そして山繋がりで、『山の辞典』と、編集を担当してくださった谷口香織さんが手掛けた『LETTER BOOK』とマスキングテープも販売しました。

著書『山の辞典』を持ってにっこり!
ナダールの早苗さん、写真お借りしましたーありがとう!

GW終盤の5/5からスタートした山の辞典展。
最後の週末は大盛況でした!皆さま本当にありがとうございます!

5/11(土)は、編集者の谷口香織さんにも登壇してもらい、「山の辞典が生まれるまで」の話をさせていただきました。

編集者の谷口香織さんとは、わたくしsaorinが初めての著書(16年前。。。。。。)『写真でつくる雑貨』の時からのおつきあい。
雷鳥社からは、かれこれ計4冊の著書を出版させていただきましたが、2024年の今、まさか山の本を出版させていただくことになるとは!
本当にご縁に感謝であります。

そして最終日の5/12は、我々yamadori二人で「突撃!相方山小屋勤務」のトークを。
川野氏が勤めた、一昨年の薬師沢小屋、そして去年の尾瀬・長蔵小屋に訪ねた時の話を、川野氏による山小屋勤務トークもからめてお披露目しました。
ちなみに、今年も川野氏は北アのどちらかの山小屋に短期間勤務予定だとか!
当然相方のわたくしsaorinこと織田は遊びに行く予定であります。

『山の辞典』を展示会場で購入してくださった皆さまには、一筆入れさせていただきました。
そして、日にち間違えた!!の修復方法(ほんとは5/12笑)(ある意味レア!と喜んでいただけたっぽくてよかった)

『山の辞典』は、出版記念展示に合わせての先行販売で、それでも結構な冊数が入荷していたのですが、最終日の閉廊時間を待たずして完売・・・・・!!!!!!
皆さま本当にありがとうございます!!!(TT)

最後の2冊を買ってくださったお二人。
こちらのお二人も山に登って写真を撮られる方で、6月に二人での写真展を予定しているそうです!

残象 -after image-
Masashi NARITA / Kei Onishi 写真展

『山の辞典』完売したぜ!!!!という喜びの舞

photo by hide

よく質問されたのが、「もともと山つながりだったのですか?」というもの。
私と川野氏は、最初は山要素ゼロ。私は写真ギャラリー運営、そして川野氏は写真家という、まさにシンプルに写真を通じて知り合った関係でした。だいぶ前になりますが、ホトリで川野氏の個展を開催してくださっています。
が、8年くらい前にお互い突然山にはまり(笑)そうこうしているうちに今に至ります(笑)

これからも、マイペースでyamadoriで山に登って、地道に制作活動をしていけたらと思っております。
ご来場くださった方、遠方から著書を購入してくださった方、気にかけてくださった皆さま、ありがとうございました!

市川恭平 写真展 山をたずねて レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日会期を終了しました、市川恭平さんの写真展「山をたずねて」のレポートをお届けします。
5日間の会期全て終日在廊された市川さん。平日からスタートしましたが、初日から大盛況でした!

市川さんはYouTubeのチャンネルをお持ちで、何と2日目の展示終了後にホトリから生配信を行いましたので、こちらもご紹介しておきますね!
わたくしホトリ室長saorinも出演させていただいております(笑)

ではいつものように写真で、まずは会場の様子、作品のご紹介から。

入口入ってすぐの長い壁は、市川さんによるA3ノビプリントの額装作品。
市川さんにとって思い入れのある写真たちです。

奥の壁は、これも市川さんが制作された木製パネルがずらり!
あえて撮影地を掲載しなかったこともあり、ここはどこですか?という質問が割とありました。

市川さんがひときわ気に入っている2枚の写真はA3サイズの木製パネルに。
こちらの木製パネルは購入していった方も多かったです。

そして、DMにもなったこちらの写真は、どーんとA0サイズのアクリルパネルに。
北アルプスの白馬岳の写真だそうです。
釘を打って設営してみて、改めて見てみると何かに似ている・・・と考えて、そうだテレビっぽい(笑)という話に。(4K)

入口左手前には、雷鳥の作品と、市川さんが普段登山で使用しているザックやヘルメット、そしてLeofoto様の三脚を展示。
また、大好評だったらいてふ小屋Tシャツも展示販売いたしました!

ちなみに、XSサイズとLサイズのみとなりますが、若干数ホトリのオンラインショップで販売いたします。
↓からどうぞ。

今回写真展に合わせて制作した写真集、「山をたずねて」ですが、若干部数を残してほぼ完売となりました・・・!!!
これはとてもすごいことだと思います。

ですが、せっかく畔印刷所で制作させていただいた写真集ですので、これまた若干部数でありますが、こちらもオンラインショップで販売いたします。
わたくしホトリ室長saorinによるレビューも合わせて載せていますので、お時間ある方はぜひ^^

市川さんのらいてふ小屋のイラストを描いているみぎさんが初日に来場され、何と生の手描きイラストを描いてくださったとのこと!これはレアですね!
また、もふもふ雷鳥君(名前はだいふくん)も差し入れで参戦。写真撮影などに大活躍でした。

市川さんが普段から使用しているKANI filter様からのフィルターの展示や、

土曜日はSIGMAの方が在廊され、1日限定でレンズやカメラの貸出も!
市川さんは今後もSIGMAfpのカメラを山に連れて行く予定だそうで、来場された皆さんも興味津々でした。

そして迎える週末。
覚悟はしていましたが大盛況すぎて記憶が・・・(笑)

皆さん、写真を見ることもさることながら、動画でいつも見ている市川さんに会えた!!と大興奮でした。
そして奥のアクリルパネル作品がフォトスポットに(笑)

すごい人なのでパノラマで撮ってみました。

そしてかわいいお客さまがご来場!

2日連続わんこで癒される(笑)

初日(かな?)に来場され、らいてふ小屋Tシャツを購入してくださった方が、そのTシャツを着て登山、その帰りに立ち寄ってくださいました!

写真集お渡しが賞状授与みたいになっている(市川さんがサインしているところ、写真で撮るの忘れました。。。)

毎日たくさんの方が来場されました!中には広島から来られた方も!!!
許可いただくの忘れちゃったので一応お顔隠してますが、とても人気なYouTuberさんも来場。
私も色々なお話ができて楽しかったです。

そして最終日。月曜なので静かかな?と思いきや、最後までお客さまが途切れず。
市川さんの人気っぷりを改めて感じました。

最終日はご自宅の静岡から車で来られた市川さん。
先日写真集運搬のため私も乗らせていただきましたが、動画通り完全車中泊仕様になっており興味深かったです(笑)

最後に、三脚立ててホトリの前で市川さんと記念撮影!

というわけで、5日間の会期を無事終了いたしました。
昨年7月の鳥博から、ホトリで山の写真展をやりたい、とご相談くださり、そこから展示構成から写真集制作までサポートさせていただきました。
市川さんは今年からスタートした個展応援プランの第1号です!
ホトリとしてもとても充実した準備期間・展示期間でした。

ご来場くださった皆さま、遠くから気にかけてくださった方、そして市川さん、素敵なご縁をありがとうございました!

ホトリ公募展「オールドレンズ・オーケストラ #4」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日会期を終了しました、オールドレンズ・オーケストラ#4(略してオレオ展)のレポートをお届けします。

まずはいつも通り、会場の様子を。

お一人ずつ作品を紹介します。

春が来てぼくら
norimandy

SONY α7R4
Super Takumar 50mm F1.4

朝の光射して
umi

Canon EOS KISSM2
Super Takumar 55mm F1.8

春の嵐の
中であなたへ
篠﨑 一之

PENTAX K-1 Mark II
smc Takumar 50mm F1.4

Via bus stop
ろびこ

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅢ
MINOLTA MD W.ROKKOR 20mm F2.8

笑顔になる花
杉山 祥子

NIKON Z5
Micro-NIKKOR-P.C Auto 55mm/3.5

諸行無常の写りあり
菓子 京子

Nikon Z5
VESTPOCKETKODAK (ベス単レンズ)

たそがれどき
hide

Sony NEX-5R
Carlzeiss Distagon24mmF2(Arriflex)

Macao & Hong Kong memories
マカオ & 香港 の思い出
Shapiro Hanna
シャピロ ハンナ

Samsung NX300, SONY α7 III
MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm F1.7

TWO DOTS
石澤 寛

KONICA HEXAR RF, SONY α7II
MINOLTA M-ROKKOR 40mm F2

小玉 雅子

My Favorit Place
CAVA

Nikon Zf
Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm f1.8

コウザキ・コウイチ

Canon EOS 5D
AGFA COLOR-SOLINAR 1 : 2.8 / 50

住む街
HIRAHIRO

NIKON Zf
NIKKOR 24mm f2 NIKKOR-N・C Auto 35mm F1.4 NIKKOR-SC Auto 55mm F1.2

ひかりをあつめる
rieky

SONY α7
Summar 50mm f2

The Lost Garden
saorin / 織田 紗織

SONY α7II
Helios 44–2 58mm f2 → 実はこの写真、Heliosじゃなかったっぽい・・・おそらくフォクトレンダー40mmでした。大変失礼いたしました(笑)

タイトルはThe Lost Garden。
撮影したのは、静岡の三島にある(というかあった)クレマチスの丘という場所。
とても気に入っていて、今まで3度訪れています。
それが、どうやらコロナ禍で閉園してしまったらしく。。。とても残念。(色々大人の事情があるようです。。復活してくれたらうれしいんだけどなあ)
写真もたくさんあったので、今回ブックにもまとめました。

クレマチスの丘の花たちをスケッチしているみたいなイメージにしたかったので、ベースもスケッチブックを。
ちなみに額装写真も、スケッチのイメージで画用紙みたいな用紙(ピクトリコさんのレッドラベルプラスをセレクト)にしました。
このスケッチブック、実は100均のセリアのスケッチブックなんです!
どうやって作ってるかは、↑のショート動画をぜひご覧ください^^

最終日は大盛況!

クロージングパーティーも兼ねて行いました。おやつがいっぱい!
改めて出展者同士で交流するのは楽しいですね!

そしておなじみのギャラリートーク。
出展者から作品についての話を聞けるのは楽しいです。

ボツになったプリントを見せてくださった出展者も!
こうして比べてみると、和紙でも全然印象が違いますね。

というわけで、今回も無事会期を終了いたしました!
出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

最終日、駆け込みでご来場くださったお客様の何とかわいいこと(笑)

毎回公募展の最終日を迎えるたびに、今のホトリがあるのは公募展に参加してくださる皆さまと、遊びに来てくださる方々のおかげだと思っております。
本当にありがとうございます!
今年は色々新しい企画が目白押しです(特に上半期)
楽しい企画・展示を提供できるように引き続きがんばります!
またぜひホトリに遊びに来てくださいね。

溝口真一 写真ワークショップ 群馬県草津町 Exhibition レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
3月13日(水)に会期を終了しました、溝口真一 写真ワークショップ 群馬県草津町 Exhibitionのレポートです。
ホトリの1階と中2階の空間をくまなく使った、写真展示とインスタレーション作品&写真集の展示となり、とても見ごたえのあるグループ展でした!
ワークショップについての紹介は最後に記載いたします。

リール動画も作りましたのでよかったらご覧くださいね。

[左] yu no hana
出口 泰之
[右] 43℃
伊藤 茜

Kusatsu
出口 泰之

いづる
谷 さや

バット・ビューティフル
広瀬 史也

Untitled
坂 泰史

まんじゅう屋の亀屋
伊藤 茜

flamingo
青庭 新

わたしの草津節とアンビエント
宮本 江里子

草葉の陰で、あてもなく
三橋 雅子

WANDER / WONDER
吉沢 淳

ぎ人りん
ナンダイメヨハチ

青庭 新
賞味期限

桐生 渉
沈みゆく睡蓮

メンバーそれぞれのzine・写真集。
写真はもちろんのこと、装丁や紙選びにもこだわりぬいた作品ばかりでした。

2泊3日のワークショップの様子も。

2泊3日の合宿中、さまざまな出来事が。

合宿中に作ったカレーだそう。(こちらもメンバー出口さんの作品です)

作品リスト

DMに採用される写真は最後まで接戦だったそうで、最終的には出口さんの写真が1票差で選ばれたとか。
でもほかのメンバーの写真でもDMカードを制作して持って帰れるようにしていました。

会場のどこか、5カ所に草津節の一節が!

何と中2階の黒壁に黒字の一文!
これはなかなか難問だったのではないでしょうか。

5か所見つけられた方には草津グッズをプレゼント。(わたくしsaorin、見事5か所見つけて草津のゆもみちゃん手ぬぐいをゲットしました)

こちらが草津名物・ゆもみちゃん(笑)

初日は、講師の溝口氏からメンバーそれぞれに作品についての講評がありました。

私も一緒になってふむふむと拝聴。

そのあとはオープニングパーティー。
講師の溝口氏と主宰の谷さんのお二人で、ワークショップについてのトークイベントがありました。

このワークショップは、写真家の溝口真一氏が講師となり、そのもとに集う作家たちが草津での写真合宿で撮影し、作品として昇華させ、またメンバーそれぞれがお互いの作品の講評をもするというもの。
草津という撮影地そのものではなく、一人一人が草津を通して自分自身を写真で表現することを試みています。

ワークショップにご興味がある方は、ぜひこちらのサイトをご覧ください。

講師の溝口氏のあいさつの中の、「教えようのない表現という部分を数日でみんなが少しだけ共有できる面白さ」という文章が印象的でした。

ホトリという空間をあますところなく使い、写真作品という形でそれぞれが表現しきっていた展示でした。室長としてもとてもうれしかったです。

メンバーの皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、ありがとうございました!

ホトリ公募展「錆と廃墟展 vol.8」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
当初の予定会期を延長し、ロングラン開催だった錆と廃墟展も昨日無事終了いたしました。
さっそくレポートいたします。

まずは会場全体の様子を。

では以下、お一人ずつ作品を紹介していきます。

徐々に…。
坂名井かおり

Tomoko Takatori

Dreamland
麻央

トタンハウス
tomeco

still
青山そらり

Brocante
masa*

鍰(カラミ)
山田谷直行

小玉 雅子
Perry Island

ここに遺る
eha

Absence
川田涼平

Once Upon a Time
Chiaki Suzuki

Naval Housing Annex Negishi
satoshi eda

池島の記憶
saorn / 織田 紗織

最後はわたくし、ホトリ室長saorinの作品。
いつも公募展は出展者の皆さまが主役なので、展示するにしても額1点とかなのですが、今回は池島という思い入れのある場所をきちんとまとめたいなという思いがあり、広々(笑)展示させていただきました。

池島は、長崎の離島で、廃墟の島なのですがまだ人が住んでいるという割と稀有な島。
紹介がてら、今回作品に添えたステートメントを記載しておきます。

————————–

現在進行形で廃墟化が進んでいる有人の島、池島。
その名を聞いたのは、ちょうど軍艦島が廃墟の島として注目を浴び始めた頃だった。
軍艦島(正式名称:端島)は2015年に世界文化遺産に登録され、上陸クルーズツアーも盛んだ。
けれども、その有名な軍艦島よりも、現在も人が住んでいるという池島に惹かれた。

完全に廃墟になってしまった軍艦島よりも、人の生活の名残がある池島。
けれども、無人となった高層住宅にはびこる緑の生命力や、置かれた物たちの朽ちゆく美しさも魅力的だった。
島を我が物顔で歩き回る猫たちの優雅なこと。(まるで人に代わって猫の王国を築こうとしているようだ)

私が池島を訪れたのは2014年と2015年。
あれから10年が経ち、当時島内で一軒だけあった食堂も閉店したことを知った。
今回写真集にまとめた池島とはまただいぶ変わったことだろう。
けれども、あの時池島で目にした錆の美しさへのひそかな感動は、ずっと心の中にある。

池島へのささやかな感謝を込めて。

————————–

実は、この池島の作品をまとめていたらまた池島に行きたい熱がふつふつと沸いてきて、今月また旅することになりました!
今の池島、今回の作品の続きとして撮ってきたいと思います。

アワガミファクトリーさんの群雲こうぞという薄い和紙にプリント。
わざと少し重ね合わせて、記憶の重なりを表現しました。

あえて下の2カ所は留めずにラフに。
日にちが経つと段々くるんと丸まってくるのもまた時間の経過が感じられて面白いかな、と。

皆さまのブック。

今回ちゃんとまとめよう!ということで、久々に気合を入れて手製の上製本写真集に仕上げました。

インスタのリールにもまとめたので、こちらでも紹介しておきます。

 
 
 
 
 
この投稿をInstagramで見る
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

写真企画室 ホトリ(@gallery_fotori)がシェアした投稿

中のページのサイズから表紙の骨に当たるボール紙も計算して割り出して作っています。
キットですか?と時々聞かれたのですが(笑)一から自分でデザイン・設計して作ってるんですよー!
これは題箋(だいせん)と呼ばれる仕様で、表紙に貼るラベルの窓をくりぬいてはめてみたところ。

表紙は製本クロスを張り込んでいます。
完成して溝つけしているところ。

途中から登場した、室長の自宅庭に咲いているミモザを。

余談ですが、いつもミモザって毎年3月中旬くらいがピークなのですが、年々早くなっている気がします。。

NSSOL 写真同好会グループ写真展「赤と青」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日会期を終了しました、NSSOL 写真同好会グループ写真展「赤と青」のレポートをお届けします。
今回2回目のグループ展となったNSSOL 写真同好会の皆さま。前回のテーマは同好会の名前にちなんで「N/S」だったそう。
そして今回の「赤と青」は、ChatGPTにも聞いて決定した(めちゃめちゃ今時ですね)テーマでしたが、メンバーの皆さまかなり苦戦したそうです(笑)

中山 貴尋

後藤 龍伯

高部 篤志

小野寺 大地

白方 宏樹

最近恒例になってきましたが、ホトリで展示してくださった皆さまの記念集合写真を。
次回のテーマは決まったのかな?と室長は気になっております(笑)

NSSOL 写真同好会の皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

ホトリ公募展「Half!」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
2024年1発目の公募展「Half!」、初めての企画でしたが好評でした!
さっそくレポートいたしますね。

まずは会場の様子を。

総勢18名の皆さまが出展してくださいました。

では、お一人ずつ作品をご紹介していきます。

見ぃつけたっ♪
erico

ある午後の光
usako

四季の通り道
髙橋マキ

冬の日
makishin

二人と二人
石澤 寛

EIJI

ふたりのファインダー
Kehai

flowers
コウザキ・コウイチ

How to enjoy half camera.
masa*

One Mile Wonder 旧山手通りの日常
SATOSHI EDA

ある午後のパノラマ
solakazov

November Bells
Fumio

耳を澄ませば
菓子 京子

kamakura
takumiYANO

ふわり
よしおか このみ

なんだかわからない。わかるときもある。
rieky

東京某日
tiger valley

cantabile
岸田なつみ

釣り船から
saorin

最後は、わたくしsaorinの作品「釣り船から」
タイトルのまま、沖に鯛釣りに出ていて、釣りが終わって船で港に帰ってきた時に見えた景色。
なので港の堤防の続きの桟橋みたいなところなのですが、ちょっとだけ廃墟の島みたいな雰囲気がなんだか素敵で、持ってきていたハーフカメラでぱちりと撮りました。
茨城の那珂湊港です。

同じ日、釣りしてる時に撮った写真は傾いておりました(笑)

私が普段使っているのは、KODAK EKTARH35。
一昨年くらいに発売になって瞬く間に人気になり、一時期入手が難しかったハーフカメラです。(私が買った時はもう大丈夫でしたが)
プラスチック素材ということもあり、本体の重量が100gくらいしかない軽量。これがお気に入りでいつも撮っている理由です。
というのも山って荷物をいかにして軽くしていくかが重要なので。。。

そういえばもう1台持っているハーフカメラ、オリンパス PEN-EE2をおうちから発掘してホトリに連れてきました。
今現役のEKTARちゃんと。
PENも久しぶりに出してみたけど普通に撮れそうだし、これは普段使いのポジションでフィルム詰めてみようかな?

ネガフィルムも、ハーフのと普通の35mmも一緒に。
私はハーフでも特に2コマは意識せず、1コマずつ撮っているのでスキャンも1コマずつにしてもらっていますが、今回の展示では2コマ連続の組を活かした作品も多く、とてもおもしろかったです。
PENでは2コマを意識して撮ってみようかな。

皆さんお持ちのオリンパスハーフ、外側を素敵に張り替えているものが多く、試しにべりべりはがしてみたらいとも簡単にはがれた。あら、これはちょっとおもしろいことを思いつきました。
うまくリメイクできたらSNSでUPしますね。

出展者の皆さまのブックもたくさんです!

初日は大盛況でした。

そして最終日。会期中で一番にぎやかな1日でした。

毎回恒例、出展者によるギャラリートークも。

そして、これまた恒例の集合写真。
皆さま、出展ありがとうございました!

昨年、出展者の一人、tiger valleyさんから、「saorinさん、ハーフ展やりましょうよ、ハーフ展!」と言われて、最初は「Brownies35!」の35mmの方もあるからピンと来なかったのですが、まあ自分でもハーフで撮ってるし、試しにやってみようと企画したところなかなか好評でした!
また、ハーフならではの作品撮りを楽しんでいる方が少なからずいらっしゃって、私もこういう風に撮りたいな~と思った次第です。
ホトリのフィルム公募展、「Brownies35!」に続いて、2つ目の柱に決定ですね。

また、ちょこちょこ告知しておりますが、フィルム公募展の第3弾として、「Monochrome!」も今年開催します!
会期がまだ決まっていないのですが、今のところおそらく7月くらいかな。。。と思っております。

ご来場くださった皆さま、出展者の皆さま、気にかけてくださった方、ありがとうございました。