ホトリ公募展「Love, Like, Leica.」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
先週、2025年1発目のホトリ公募展「Love, Like, Leica.」が開催されました。
その名の通り、ライカのカメラとレンズを使った作品展。
正直、ホトリ室長はライカというカメラに対して強い先入観と偏見があり(笑)DM写真を選ぶのも一苦労。
なんか、ライカに対して気負いがありました(笑)

ですので、公募展となると一体どんな作品が集まるのだろう?
ライカで写真を撮っている人たちはどんな人たちなんだろう?
なんて思っていたのですが・・・

ふたを開けてみたら、いつものホトリの公募展と変わりませんでした(笑)
単純に、ライカというカメラが好きで、その好きなカメラで好きなものを撮っている作品が集合。
なんかうれしくなったのでした。

では、会場の様子をレポートしていきます。

ライカの名前の由来をちらっと。

ではお一人ずつ作品を紹介していきます。

London 1992
“BRITONS” シリーズより
中村健二

この夢に祝福を
髙橋マキ

希望
haru

娯楽道
山田 裕之

Girls Just Want to Have Fun
@tomo_1968

あなた
ナカムラミホ

Neglected
渋澤 義典

Captured
K / Studio DexLeaf

荒天の犬吠埼灯台
ムラオカ トシユキ

Simple Days in Cefalù
Atsushi Inamura

参道の猫
AR.冴羽ゆうき

追憶
ガミ・ロジオ

うたかた
イワノモトミ

京・散歩
CAVA

美里和香慧
畔に群れる

A moment’s respite
韓潤輝

In your own way
大澤ユウ

in Kyoto
ノプクル

賭場賭場ルーン
藤元 祐介

神楽坂
新関 佳子

Satoshi Eda
It’s a given アアルトのいた所

浅草桜景
松井 航

静寂の青(Silent Blue)
Yoshikazu.Chika

power line
saorin / 織田 紗織

最後はわたくしホトリ室長の作品。
ライカM6で撮った、近所の風景であります。
何てことない駅までの道のりの光景なのですが、何かライカで切り取ってみたら電線がかっこいいぞ・・・と、記念すべき第1回目のDM写真に採用されました。
ライカの特徴として、線のようなものがとても繊細に描写されるのかも?という話をしておりました。

そして、初日を除いて毎日SNSにUPしていた、本日のライカコレクション!
ライカと一緒にホトリに来てくださった皆さまの愛機を紹介させていただきました。
みんな色んなライカをお持ちですね!

出展者のブックも展示。

平日は静かにぱらぱらとお客さまが来場されました。

初日、そして最後の週末は盛況です。(週末あるある)

毎度のことですがホトリ公募展は撤収作業があるため、出展者もたくさん集まって大盛況!

そして恒例のギャラリートークも開催されました。

Love, Like, Leicaー!という集合写真の掛け声が爆誕!(笑)
皆さま、出展ありがとうございました!

私のライカM6は、カメラコレクターだった夫氏のおじいちゃんから譲り受けたもの。
ライカが私の元にやってきた時は少しフィルムから遠ざかっていた時で、全然出番がないまま早数年。
ひょんなことから私がライカカメラを持っているという話になって、周りからもったいない!!もっと撮れ!と叱咤激励(笑)され、じゃあモノクロフィルム入れて撮ってみようかな。というのがまた使いだしたきっかけです。
そしたらこんなにもライカが大好きな皆さまが集合!新しいつながりがたくさん増えました。
開催してよかったー。おじいちゃんありがとう(笑)
おじいちゃんからM6を譲り受けなければ、この公募展自体生まれなかったので、本当におじいちゃんに感謝です(笑)

まだ山には連れて行ってないし、まだフィルムも片手の本数くらいしか撮っていないのですが、私もライカM6でもっとたくさん撮ろうと思います!

ご来場くださった皆さま、出展してくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、そしてM6を譲ってくれた亡きおじいちゃん(笑)
ありがとうございました!

Half ! #2 3/22(土)~30(日)※出展者募集中!

posted in: 13.Half! | 0

1/25追記:Aコース〆切りました

こんにちは。ホトリ室長のsaorinこと織田です。
「Half!#2」の出展者募集のお知らせです。
その名の通り、ハーフフィルムカメラで撮った写真を大募集!
35mmフィルムの1コマを縦半分に分けた1/2サイズで撮る、ハーフフィルムカメラ。
たくさん撮れるのがうれしい。だからこそ気軽に持ち出せる。
ハーフカメラで撮るのが楽しい!

3月29日(土)10時~13時、PENTAX 17 ホトリフォトウォーク開催!!(予告)




会期中に話題のハーフカメラ、PENTAX17を貸出するフォトウォークを開催します!
先着10名様で参加費にはPENTAX 17 1台の貸出、フィルム1本が含まれます。
Half!に出展エントリーされた方優先的に参加できます。
追って募集いたしますので、お待ちくださいね。

出展お急ぎの方↓

◆ Aコース・・・出展者制作作品(90cm以内自由設営)/6,000円

◆ Bコース・・・出展者制作作品(長辺60cm以内委託設営)/6,000円

◆ Cコース・・・額レンタルコース(プリントA4サイズ限定・送付)/8,000円 (最終日来場不可の場合、クリックポスト返送費+500円)

◆ Dコース・・・ホトリ制作作品:A4サイズまたは六つ切りの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)/12,000円

◆ Eコース・・・ホトリ制作作品:200mm×200mmのアクリルパネル(データ送付・ホトリプリント)/13,000円

※最終日来場不可の場合、搬出代行料金1,000円+着払い送料(Cコースは返送費のみ500円)がかかります

詳細は以下の通りです。
皆さまのご応募、お待ちしています!

Half ! #2 

◆会期:2025年3月22日(土)~3月30日(日) 13:00~19:00 (最終日は18時閉場/会期中無休)

◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

参加条件

・ハーフフィルムカメラで撮られた写真であること。1コマずつの写真もOKです。
・自身で作品制作を行うAコース・Bコースは、プリントの種類は問いません。(フィルムからの銀塩プリントでも、スキャン・データ化してからのインクジェットプリントなどいずれも可)
・カラー、モノクロは問いません。
・展示経験の有無は問いません。どなたでもご参加いただけます。遠方からの参加も可。
・作品下にはタイトルと作家名、また被写体についてのコメントのプレートも合わせて展示いたします。

展示コース

(A)(B)(C)(D)(E)のいずれかでお申し込みください。複数口の参加も可能です。
(A)コース以外、設営は全てホトリが行います。

(A)出展者制作コース 6,000円  1/25追記 Aコース〆切りました
・・・幅90cm以内で幅内点数自由 ※ただし初日(3/22(土))の10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。事前搬入不可。/10枠まで

(B)出展者制作コース 6,000円
・・・長辺60cm以内(額含む)のサイズで釘打ちでの設営が可能な作品・1点のみ(裏側に紐やフックなど釘をひっかけられる状態になっていればOK)※委託設営
※搬出来場が不可の場合、搬出費として1,000円頂戴します
※額自体が1点であれば、複数穴の作品可。

(C)額レンタルコース 8,000円
・・・ホトリ所有の額(すべてIKEA製)を貸出ししてこちらで額装します。(※プリントサイズはA4・フチなし印刷推奨→フチ有の場合白フチが見える可能性あり)
写真プリントだけ郵送していただき、額装はホトリで行います。マットの裏側からテープ・紙コーナーでマットに固定しますのでご了承願います。
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します

額の種類・数は以下の通りです。(※基本アクリルカバーはつけません)
申し込み時に、HOVSTAダークブラウン・HOVSTAミディアムブラウン・LOMVIKENブラック・RIBBAブラック・RIBBAオークステインのいずれかを選択してください。↓のマットは全てA4サイズ。

Cコースレンタル額・種類
※基本アクリルカバーはつけません

HOVSTA/ダークブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.4cm

HOVSTA/ミディアムブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.4cm

LOMVIKEN/ブラック
細めの金属フレームのシリーズです。フレーム幅1cm

RIBBA/ブラック(3枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.8cm

RIBBA/オークステイン(3枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.8cm

Cコース オプション
Cコース出展料8,000円に+2,000円でホトリがプリントするオプションをつけられます。
アワガミ和紙か、ピクトリコセミグロスペーパー、いずれかをお選びください。

アワガミ 竹和紙 170kg
ピクトリコセミグロスペーパー

(D)ホトリ制作コース 12,000円
・・・A4または六つ切りサイズの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)をホトリが制作します。

サイズはA4です

Dコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、木製パネル制作まで行うコースです。
プリント用紙はピクトリコ セミグロスペーパー(微光沢)の予定です。

(E)ホトリ制作コース 13,000円 (クレジット13,500円/ オンライン決済14,000円)
・・・200mm×200mmサイズのアクリルパネル(データをお送りいただきます)

Eコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、アクリルパネル制作まで行うコースです。
プリント用紙はマットの予定です。

分かりやすいように光が反射した写真を掲載しています。
側面は白か黒のマスキングテープを貼り合わせます。

またホトリの公募展において、以下については希望者のみのオプション・有料とさせていただきます。

・搬出費(A・B・D・Eコース)・・・1,000円(着払い郵送費別)
A・B・D・Eコースにおいて、ホトリで搬出・梱包・郵送を行う場合、搬出費として1,000円頂戴します。
あらかじめ搬出が不可とわかっている場合は申し込み時に出展料と合わせてお支払いいただきます。

・搬出費(Cコース)・・・500円
Cコースのプリントのみ返送は、クリックポスト便にて返送いたします。
こちらもあらかじめ出展料と合わせてお支払いいただきます。
(※最終日に来場、直接引き取りの場合は返送費は不要です)

・DM20枚・・・500円(郵送費、印刷費含む)
ホトリに直接来場し、配布に協力いただける場合は無料でお渡しします。
DM代をお支払いいただいた希望者のみ郵送いたします。

※展示作品(A)(B)(C)(D)(E)共に合わせて20名ほどの募集で先着順で受付いたします。
また作品サイズを考慮し、2段組みでの展示となる場合、また一定数の応募があった場合は中2階での展示となる可能性もあります。ご了承ください。

参加費

(A)6,000円(税込、ギャラリー使用料含む)Aコース〆切りました
(B)6,000円(税込、ギャラリー使用料含む)
(C)8,000円(税込、ギャラリー使用料、額レンタル・額装費含む)
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します
(D)12,000円(税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)
(E)13,000円 (税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)

※参加費はクレジットカード決済または、ホトリ店頭でのお支払か、お振込みいただきます。お申し込み後お知らせいたします。
また、搬出来場不可の場合は代行搬出費1,000円+着払いでの返送となります。

応募〆切

2025年2月16日(日)・・・DMに作家名が載る〆切です
2025年3月9日(日)・・・コース全体の出展最終〆切(※Cコースプリント必着、D・Eコースデータ送付〆切)

搬入・搬出について

搬入日・・・
(A)は初日3月22日(土)10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。
(B)は郵送搬入のみとさせていただきます。3月19日(水)14-16時元払い必着にてお送りください。
(※この日同じ時間帯に直接持ち込みも可能。また別の持ち込み可能日は後日お知らせします。また、郵送受取日以前の日にち着は不可となります。)
(B)~(E)はホトリで設営いたします。

搬出日・・・2025年3月30日(日)18時~18時半
直接取りに来られる方は、上記の時間内にご来場ください。(※18時半までにお願いします。到着がそれ以降になる場合は着払い郵送とさせていただきます)
当日都合が悪い方、また遠方からのご参加の方の作品は着払いにて郵送いたします。

お申込み

メールまたはLINE、予約フォームにてお申し込みください。
LINEは1行目に、メールはタイトルを「 Half!公募展」と記入し、以下の情報をお知らせください。
※スペースの確定ができないため、どのコースも申込み口数が確定してからお申し込みください。

・メールアドレス:info@fotori.net
・ホトリLINEID  @xvi0027l
友だち追加
ワークショップの申し込みや質問などいただく場合は、初回だけ氏名をフルネームをお知らせください。

メールもしくはLINEからお申し込みの方は、以下の項目をお知らせください。

・氏名
・出展者名(任意)
・郵便番号、住所
・電話番号
・メールアドレス
・展示コース(A or B or C or D or E、点数)
・DM郵送オプション(500円)と代行搬出オプション(1,000円、Cコース500円)の有無
・搬出方法(来場or郵送)
・出展料支払い方法(クレジット/銀行振込/店頭支払い)

ホトリ公募展「Love, Like, Leica.」 1/12(日)~1/19(日)

posted in: 17.Love, Like, Leica. | 0

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

19世紀中頃にドイツで誕生したライカ。
発売以来、多くの写真家・写真愛好家たちの心をとらえて離さない魅力を持つ、憧れのカメラと言えます。
カメラ本体のデザインの美しさ、繊細で多彩な描写力、圧倒的な解像力…
ライカの魅力は、もっともっとたくさんあるかと思います。

実は私自身も、数年前にライカM6とレンズ↑を譲り受けたものの、その時フィルムから離れていたこともあり、あまり触ってこなかったライカ。
ですが、最近になってぽちぽち撮りだしてから、改めてライカの持つ魅力を再認識しています。

ホトリ初となる、銘柄機材縛りの公募展。
ライカの作品を、ぜひホトリでご覧ください。

ホトリ公募展 Love, Like, Leica. 1/12(日)~1/19(日)

髙橋マキ / CAVA / Satoshi Eda / haru / イワノモトミ / 新関 佳子 / K / Studio DexLeaf / @tomo_1968 / 中村 健二 / 韓潤輝 / ムラオカ トシユキ / ノプクル / 松井 航 / Yoshikazu.Chika / 山田 裕之 / 美里和香慧 / ガミ・ロジオ / Atsushi Inamura / 藤元 祐介 / 大澤ユウ / AR.冴羽ゆうき / ナカムラミホ / 渋澤義典
/// 織田 紗織(saorin / 写真企画室ホトリ室長)

◆会期:2025年1月12日(日)~19日(日) 13:00~19:00 (最終日は18時閉場/会期中無休)
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

ホトリ公募展 錆と廃墟展 vol.9 2/2(日)~2/9(日)出展者募集!

posted in: 05.錆と廃墟展, 2025年02月, NEWS | 0

こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
2025年2月の公募展「錆と廃墟展 vol.9」出展者募集のお知らせです。

テーマは、その名の通り「錆と廃墟」。もう今回で9回目の開催となります。
人知れず朽ちゆく美しさ、儚さに魅了される作品をお待ちしています。

出展お急ぎの方↓

今回ご用意するのはいつもの5つのコース。

◆ Aコース・・・出展者制作作品(90cm以内自由設営)/6,000円

◆ Bコース・・・出展者制作作品(60cm以内委託設営)/6,000円

◆ Cコース・・・額レンタルコース(プリントA4 or 六つ切りサイズ限定・送付)/8,000円 (最終日来場不可の場合、クリックポスト返送費+500円)

◆ Dコース・・・ホトリ制作作品:A4サイズまたは六つ切りの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)/12,000円

◆ Eコース・・・ホトリ制作作品:200mm×200mmのアクリルパネル(データ送付・ホトリプリント)/13,000円

※最終日来場不可の場合、搬出料金1,000円+着払い送料(Cコースはクリックポスト返送費500円)がかかります

詳細は以下の通りです。
皆さまのご応募、お待ちしています!

人知れず朽ちゆく美しさ、儚さに魅了される。錆と廃墟の写真展。

ホトリ公募展「錆と廃墟展 vol.9」

◆会期:2025年2月2日(日)~2月9日(日) 13:00~19:00 (最終日は18時閉場/会期中無休)
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

参加条件

・テーマである錆や廃墟をメインにした写真であること。
(※廃墟についての厳密な定義はありません。その建物から感じられる儚さ、人知れず朽ちゆく美しさが感じられれば完全な廃墟でなくても可とします。)
・人物が写っている場合は肖像権問題をクリアしてからご応募ください。また、人が実際に居住している建物の写真は避けてください。(※建物が特定できないほどのアップの写真なら可)
・カラー、モノクロ、フィルム、デジタルは問いません。
・展示経験の有無は問いません。どなたでもご参加いただけます。遠方からの参加も可。
・作品下にはタイトルと作家名のプレートも合わせて展示いたします。

展示コース

(A)(B)(C)(D)(E)のいずれかでお申し込みください。複数口の参加も可能です。
設営はAコース以外ホトリが行います。

(A)出展者制作作品 6,000円
・・・幅90cm以内で自由 ※ただし初日2/2(日)10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。事前搬入不可。/10枠まで

(B)出展者制作作品 6,000円
・・・長辺60cm以内(額含む)のサイズで釘打ちでの設営が可能な作品(裏側に紐やフックなど釘をひっかけられる状態になっていればOK)※委託設営
※1つの額の中で複数の窓枠を開ける場合は1枠とみなします。
60cm以内であっても、額またはパネルなどの点数が複数になる場合は複数となります。
※搬出来場が不可の場合、搬出費として1,000円頂戴します

(C)額レンタルコース 8,000円
・・・ホトリ所有の額(すべてIKEA製)を貸出ししてこちらで額装します。(※プリントサイズはA4サイズ(297×210mm)または六切りサイズ(254×203mmジャスト余白なし・)
写真プリントだけ郵送していただき、額装はホトリで行います。(データ送付でホトリがプリントするオプション(+2,000円)もあります)
マットの裏側からテープ・紙コーナーでマットに固定しますのでご了承願います。
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します

Cコースレンタル額・種類
※基本アクリルカバーはつけません

HOVSTA/ダークブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.4cm

HOVSTA/ミディアムブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.4cm

LOMVIKEN/ブラック
細めの金属フレームのシリーズ。(※若干塗装のスレあり)フレーム幅1cm

RIBBA/ブラック(3枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.8cm

RIBBA/オークステイン(5枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.8cm

Cコース オプション
Cコース出展料10,000円に+2,000円でホトリがプリントするオプションをつけられます。
アワガミ和紙か、ピクトリコセミグロスペーパー、いずれかをお選びください。

アワガミ 竹和紙 170kg
ピクトリコセミグロスペーパー
写真のサンプル作品はA4です

(D)ホトリ制作コース 12,000円
・・・A4サイズの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)をホトリが制作します。

Dコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、木製パネル制作まで行うコースです。
プリント用紙は微光沢またはマットの予定です。

(E)ホトリ制作コース 13,000円
・・・200mm×200mmサイズのアクリルパネルをホトリが制作します。

Eコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、アクリルパネル制作まで行うコースです。
プリント用紙はマットの予定です。

↓はEコースのアクリルパネルのサンプルです。

分かりやすいように光が反射した写真を掲載しています。
側面は白か黒のマスキングテープを貼り合わせます。

またホトリの公募展において、以下については希望者のみのオプション・有料とさせていただきます。

・DM20枚・・・500円(郵送費、印刷費含む)
ホトリに直接来場し、配布に協力いただける場合は無料でお渡しします。
DM代をお支払いいただいた希望者のみ郵送いたします。

・搬出費(A・B・D・Eコース)・・・1,000円(着払い郵送費別)
A・B・D・Eコースにおいて、ホトリで搬出・梱包・郵送を行う場合、搬出費として1,000円頂戴します。
あらかじめ搬出が不可とわかっている場合は申し込み時に出展料と合わせてお支払いいただきます。

・搬出費(Cコース)・・・500円
Cコースのプリントのみ返送は、クリックポスト便にて返送いたします。
こちらもあらかじめ出展料と合わせてお支払いいただきます。
(※最終日に来場、直接引き取りの場合は返送費は不要です)

※展示作品(A)(B)(C)(D)(E)共に合わせて20枠ほどの募集で先着順で受付いたします。
また作品サイズを考慮し、2段組みでの展示となる場合もあります。ご了承ください。

参加費

(A)6,000円 (税込、ギャラリー使用料含む)
(B)6,000円 (税込、ギャラリー使用料含む)
(C)8,000円 (税込、ギャラリー使用料、額レンタル・額装費含む)
※+2,000円、データ送付でホトリがプリントするオプションもあり。用紙はアワガミ和紙・竹和紙またはピクトリコセミグロスペーパーのいずれか)
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します
(D)12,000円 (税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)
(E)13,000円(税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)

※参加費はホトリ店頭でのお支払か、クレジット決済、またはお振込みいただきます。
また、搬出来場不可の場合は搬出費1,000円+着払いでの返送となります。

応募〆切

2025年1月8日(水)・・・DMに作家名が載る〆切です
2025年1月26日(日)・・・コース全体の出展最終〆切(※Cコースプリント必着、D・Eコースデータ送付〆切)

搬入・搬出について

搬入日・・・
(A)は初日2月2日(日)10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。
(B)は郵送搬入のみとさせていただきます。1月30日(木)14-16時元払い必着にてお送りください。
(※この日同じ時間帯に直接持ち込みも可能。また別の持ち込み可能日は後日お知らせします。また、郵送での1月30日以前の日にち着は不可となります。)
(B)~(E)はホトリで設営いたします。

搬出日・・・2025年2月9日(日)18時~18時半
直接取りに来られる方は、上記の時間内にご来場ください。(※18時半までにお願いします。到着がそれ以降になる場合は着払い郵送とさせていただきます)
当日都合が悪い方、また遠方からのご参加の方の作品は着払いにて郵送いたします。

お申込み

メールアドレス:info@fotori.net

ホトリLINEID  @xvi0027l
友だち追加

メールまたはLINE、出展エントリーフォーム、いずれかからお申し込みください。
LINEは1行目に、メールはタイトルを「錆と廃墟展申し込み」と記入し、以下の情報をお知らせください。

・氏名
・出展者名(任意、氏名と同じ場合はその旨記載してください)
・郵便番号、住所
・電話番号
・メールアドレス
・出展料支払い方法(店頭/クレジット/銀行振込)
・展示作品(A or B or C or D or E(点数)
・搬出方法(持ち込みor郵送 ※現時点で決まっていなくてOKです)

ホトリ公募展 Love, Like, Leica. 1/12(日)~1/19(日)※出展者募集

posted in: 17.Love, Like, Leica., NEWS | 0

こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
2025年1発目のホトリ公募展は、新企画!ライカのカメラを使った写真を募集いたします

19世紀中頃にドイツで誕生したライカ。
発売以来、多くの写真家・写真愛好家たちの心をとらえて離さない魅力を持つ、憧れのカメラと言えます。
カメラ本体のデザインの美しさ、繊細で多彩な描写力、圧倒的な解像力…
ライカの魅力は、もっともっとたくさんあるかと思います。

実は私自身も、数年前にライカM6とレンズ↑を譲り受けたものの、その時フィルムから離れていたこともあり、あまり触ってこなかったライカ。
ですが、最近になってぽちぽち撮りだしてから、改めてライカの持つ魅力を再認識しています。

ライカカメラ社のカメラ・レンズで撮られた写真であることが参加の条件です。ライカ社製のカメラなら型は問いません。(※レンズのみ、ボディーのみの使用は不可とします)
フィルム・デジタルいずれも可。
作品はカラー・モノクロいずれも可。

Aコース・・・出展者制作作品(90cm幅自由設営)/6,000円  
Bコース・・・出展者制作作品(60cm以内委託設営)/6,000円
Cコース・・・額レンタルコース(プリントA4サイズ限定・送付)/8,000円
Dコース・・・ホトリ制作作品:A4サイズの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)/12,000円
Eコース・・・ホトリ制作作品:200mm×200mmのアクリルパネル(データ送付・ホトリプリント)/13,000円

詳細は以下の通りです。
皆さまのご応募、お待ちしています!

ホトリ公募展「Love, Like, Leica.」

◆会期:2025年1月12日(日)~19日(日) 13:00~19:00 (最終日は18時閉場/会期中無休)
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813
https://fotori.net

参加条件

・ライカカメラ社のカメラ・レンズで撮られた写真であることが参加の条件です。ライカ社製のカメラなら型は問いません。(ライカレンズのみの作品は応募不可)
・フィルム、デジタルいずれも可。またカラー・モノクロいずれも可。
・展示経験の有無は問いません。どなたでもご参加いただけます。遠方からの参加も可。
・作品下にはタイトルと作家名、使用したライカの型名を記載したプレートも合わせて展示いたします。

展示コース

(A)(B)(C)(D)(E)のいずれかでお申し込みください。複数口の参加も可能です。
設営はAコース以外ホトリが行います。

(A)出展者制作作品 6,000円 
・・・幅90cm以内で自由
※ただし初日1/12(日)10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。事前搬入不可。/10枠まで

(B)出展者制作作品 6,000円
・・・長辺60cm以内(額含む)のサイズで釘打ちでの設営が可能な作品1点(裏側に紐やフックなど釘をひっかけられる状態になっていればOK/マットの中に複数の窓枠は可)※委託設営
※搬出来場が不可の場合、搬出費として1,000円頂戴します

(C)額レンタルコース 8,000円
・・・ホトリ所有の額(すべてIKEA製)を貸出ししてこちらで額装します。(※プリントサイズはA4サイズ(297×210mm)または六切りサイズ(254×203mm)ジャスト余白なしでご用意ください。余白がある場合、白フチが見える可能性があります)
写真プリントだけ郵送していただき、額装はホトリで行います。マットの裏側からテープ・紙コーナーでマットに固定しますのでご了承願います。
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します

額の種類・数は以下の通りです。(※基本アクリルカバーはつけません)
申し込み時に、HOVSTAダークブラウン・HOVSTAミディアムブラウン・LOMVIKENブラック・RIBBAブラック・RIBBAオークステインのいずれかを選択してください。↓のマットは全てA4サイズ。

HOVSTA/ダークブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.4cm

HOVSTA/ミディアムブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.4cm

LOMVIKEN/ブラック
細めの金属フレームのシリーズです。フレーム幅1cm

RIBBA/ブラック(3枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.8cm

RIBBA/オークステイン(3枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズです。フレーム幅1.8cm

Cコース限定:プリントオプションを希望する場合の用紙(+2,000円)
アワガミ 竹和紙170kg/ピクトリコセミグロスペーパー
のいずれか、オプションでホトリでプリントも可能です。

(D)ホトリ制作コース 12,000円
・・・A4または六つ切りサイズの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)をホトリが制作します。
プリント用紙は微光沢またはマットの予定です。

Dコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、木製パネル制作まで行うコースです。
プリント用紙は微光沢の予定です。

(E)ホトリ制作コース 13,000円
・・・200mm×200mmサイズのアクリルパネルをホトリが制作します。

Eコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、アクリルパネル制作まで行うコースです。
プリント用紙はマットの予定です。

↓はEコースのアクリルパネルのサンプルです。

分かりやすいように光が反射した写真を掲載しています。
側面は白か黒のマスキングテープを貼り合わせます。

またホトリの公募展において以下は希望者のみのオプション、有料とさせていただきます。

・DM20枚・・・500円(郵送費、印刷費含む)
ホトリに直接来場し、配布に協力いただける場合は無料でお渡しします。
DM代をお支払いいただいた希望者のみ郵送いたします。

・搬出費(A・B・D・Eコース)・・・1,000円(着払い郵送費別)
A・B・D・Eコースにおいて、ホトリで搬出・梱包・郵送を行う場合、搬出費として1,000円頂戴します。
あらかじめ搬出が不可とわかっている場合は申し込み時に出展料と合わせてお支払いいただきます。

・搬出費(Cコース)・・・500円
Cコースのプリントのみ返送は、クリックポスト便にて返送いたします。
こちらもあらかじめ出展料と合わせてお支払いいただきます。

※展示作品(A)(B)(C)(D)(E)共に合わせて1階20枠ほどの募集で先着順で受付いたします。出展申し込み状況によっては中2階も使用して展示いたします。1階が展示可能作品数に達した場合、それ以降は壁・床・天井ともに黒い中2階での展示となります。
また作品サイズを考慮し、2段組みでの展示となる場合もあります。ご了承ください。

参加費  


(A)6,000円 (税込、ギャラリー使用料含む)
(B)6,000円 (税込、ギャラリー使用料含む)
(C)8,000円 (税込、ギャラリー使用料、額レンタル・額装費含む)
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します
(D)12,000円(税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)
(E)13,000円(税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)

※参加費はホトリ店頭でのお支払か、お振込みまたはクレジットで決済いただきます。お申し込み後お知らせいたします。
また、搬出来場不可の場合は搬出費1,000円+着払いでの返送となります。

応募〆切

2024年11月24日(日)・・・DMに作家名が載る〆切です
2024年12月15日(日)・・・コース全体の出展最終〆切です(※D・Eコースのデータ送付〆Cコースのプリントもこの日必着)

搬入・搬出について

搬入日・・・
(A)は初日1月12日(日)10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。
(B)は郵送搬入のみとさせていただきます。1月9日(木)14-16時元払い必着にてお送りください。
(※この日同じ時間帯に直接持ち込みも可能。また別の持ち込み可能日は後日お知らせします。また、郵送での1月9日以前の日にち着は不可となります。)
(B)~(E)はホトリで設営いたします。

搬出日・・・2025年1月19日(日)18時~18時半
直接取りに来られる方は、上記の時間内にご来場ください。(※18時半までにお願いします。到着がそれ以降になる場合は着払い郵送とさせていただきます)
当日都合が悪い方、また遠方からのご参加の方の作品は着払いにて郵送いたします。

お申込み

メールまたはLINE、または予約フォームのいずれかにてお申し込みください。
LINEは1行目に、メールはタイトルを「Love, Like, Leica.」と記入し、以下の情報をお知らせください。
※スペースの確定ができないため、どのコースも申込み口数が確定してからお申し込みください。

メールアドレス:info@fotori.net
ホトリLINEID  @xvi0027l

友だち追加

・氏名
・出展者名(任意)
・郵便番号、住所
・電話番号
・メールアドレス
・DM郵送オプション(500円)/代行搬出(1000円)の要不要
・展示作品(A or B or C or D or E、点数)
・搬出方法(来場or郵送)
・出展料支払い方法(クレジット/銀行振込/店頭支払い)

みんなのフォトグラビュール展 レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
昨日をもって、2024年最後の公募展となる「みんなのフォトグラビュール展」の会期が終了いたしました。

まずは、会場の様子をご覧ください。

みんなのフォトグラビュール作品が集合、圧巻です。
こうしてたくさんの作品が集まっていると、グラビュールの表現方法が多彩なのがわかります。

黒い紙に白いインクで刷っている作品、1版多色刷りの手法で、1つの版に複数のインクを乗せて刷っている作品、またインクを混ぜて独自の色を作って刷っている作品・・・
本当に手法・表現がさまざまで、皆さんの作品が眼福でした。

特に、インクジェットは白いインクというのがないので(つまりインクジェットプリントの白い部分はインクがのっていない紙の色)、白インクで刷るというのがユニークですね。
ゲスト作家の櫻井さんによると、黒い紙に黒いインクで刷って光沢で表現するというやり方もあるそうです。
白×白、白×銀なんていうのもおもしろいかもしれません。

ゲストの櫻井朋成さんの作品。
2点展示したうちの左の作品は、来年5月にルーニィ 247 ファインアーツで開催予定の個展のシリーズの新作を、特別に先行で展示させていただきました。

みのり / Les fruits de la terreestier
櫻井 朋成
フォトポリマーグラヴュール

新作。フランス、ジュラ地方のワインの中心地アルボワ。ここで中世か伝わる収穫祭Fête du biou(フェット デュ ビウ)。そこではその年に採れたブドウで大きなビウ(ブドウの房)を作って教会に奉納する。そのビウが出来てみんなに振る舞われるガレットを頬張りながらこちらを見つめるワインメーカーの娘。
この作品を含めワインを題材にした作品を2025年5月の発表予定(会場:ルーニィ 247 ファインアーツ)で作品制作が続けられている。

赤い花。森のおとぎ話 / Fleur rouge Conte de fée forestier
櫻井 朋成
フォトポリマーグラヴュール2色刷り

2024年4月に「嘆きの歌」展で発表された作品。
フォトポリマーで作った2枚の版により2色で刷った作品。
インスタで14.6万ビューを記録。

櫻井さんのご厚意で、マルシェドアートを同時開催。
試し刷り作品、時には作品にならず終わったもの、作品とは違う紙に刷ったもの、ちょこっとだけ失敗のアウトレット…などの小さな作品たちを、正規の作品よりもお値打ち価格で販売いたしました。

初日の1~2時間で、わーーーっと皆さん買い漁っていきました(笑)
たくさんあった櫻井さんの作品は、ほぼ完売!

Gokkoさんが、フォトポリマーグラビュールの実際の版と、サンプル作品をご用意くださいました。
これを見せながら、グラビュールについて何回説明したことか(笑)

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。
(アクリル・ガラスが入っている作品の方、反射して映ってしまいすみません)

街角夜雨
めがももこ

大雪山のゼブラ
Teshi

井上 美千子

未草(ひつじぐさ)
CAVA

旅の終わりに
Natsuko

刻 〜海風とともに〜
Tomoko Takatori

オオキイクミ

高橋 みどり

tree crown
SU

hiro’s camera

夏の冒険
Ui Ootsuki

n.kodama

酔狂

岩埜もとみ

偶然、馬の作品が3名いらしたので、並べて展示。
ひそかに”ホトリの馬場”と呼んでいたエリア(笑)

オモイデスカート
ろびこ

masa*

コウザキ コウイチ

秘密の森
simarisu

幾日静寂001
s.non

麻植 泰輔 / OE Taisuke

今日も夜になる
ナカムラミホ / ちゅん子

la fleur
Komaki Akiko

行雲流水
竹端 栄

冬日 (Angenieux S21)
岡田祐二(oldlens.com)

見せてもらった岡田さんの作品のサイズ違い。街路樹が植わっている道が、インクをふき取りすぎると白っぽくなり、なんか違うなとわざとインクを残して刷ったのが↑の額装された作品だそうです。
グラビュールはそんな表現もできるのですね。

YU-KI

夏のうららの隅田川
小林 真佐子

相対性理論
美里和香慧

かえる・る・る
ひらまさ

憶う
rieky

2024-04-17
倉田義也 / Gokko

乗り換え通路
倉田香織 / Gokko

最後は、わたくし織田の作品です。
相変わらず山の写真です(笑)

明暗
saorin / 織田 紗織

こちらはよく質問されたのですが、上の写真は普通に白い紙に黒いインクで刷った作品、下は黒い紙に白いインクで刷った作品です(Gokkoさんが刷ってくださいました)
なので、ネガポジ反転した版が2つある作品です。

孤高
saorin / 織田 紗織

こちらは、黒い紙にシルバーのインクで刷った作品。
ちょうど雪山の写真で、銀のきらきらした感じがぴったりでした。

このシルバーのきらきら感がきれいだったので、そのままインクは拭かずに乾かして、せっかくなので版も展示しました。
インクが固まっているのでもう版としては使えませんが、これも一つの作品みたいだなと。

雲上散歩
saorin / 織田 紗織

こちらは今年6月に登った、立山の写真。
この雲のぽこぽこふわふわした感じが、グラビュールで繊細に表現できたかなと思います。

初日はかわいいお客さまも!

そして最終日。毎回そうですが、出展者の皆さまとギャラリートークを聞きに来たお客様で大盛況!

そして恒例のギャラリートーク。
皆さん、刷った自分の作品の話もさることながら、グラビュールに触れるきっかけもお話していて、とても興味深かったです。そういうところからのアプローチなのか!みたいな(笑)

そしてこれまた恒例、集合写真。
出展者の皆さま、Gokko倉田さん、お疲れさまでした!

「みんなのフォトグラビュール展」は、浅草・東駒形の銅版画工房 Gokkoさんと、写真企画室ホトリのコラボ企画の公募展です。
今年2月、Gokkoさんのワークショップ「写真を刷る」にホトリ室長織田が参加させていただき、グラビュールの繊細な描写、インクで写真を刷るという表現に感銘を受けました。
その際、たまたま一緒に参加していた方(グラビュール展にも参加していたriekyさん)から「公募展やってほしいです!」と背中を押され、Gokkoさんとの共同企画が実現した次第です。

フォトグラビュールとは、凹版で写真を刷るための製版における技法のこと。
凹版で写真を版画のように紙に刷った作品もそのように呼びます。
インクを版に詰めて、1枚1枚紙にプレス機で刷るからこそ生まれる、写真の版画作品と言えます。
何というか、インクで刷られたことにより、1枚の写真が物としての佇まいを持つようになるんですよね。

デジタル写真であっても、凹版を作り、インクを詰めて1枚1枚刷るからこそ生まれる、アナログな作品。
プリンターで出力した写真とは一味違う…写真だけれども版画のような、絵画のような、でもやはり写真でもある、そんなフォトグラビュールの世界。
Gokkoさんとのコラボ企画公募展という形で開催できたこと、本当にうれしく思っております。

写真企画室ホトリが窓口になって、皆さまの作品制作・表現のお手伝いができる展示イベント・ワークショップを開催するのが、室長である私の使命だと思っております。
こんな世界があるのだと、ホトリという場所から新たな発見や気づきが生まれたなら、こんなにもうれしいことはありません。

ちなみに、フォトグラビュール展は早くも来年の開催も決定しております。
今回参加された方はもちろん、ご興味を持たれた方、ぜひ自分の作品でフォトグラビュールの世界にいらしてください。

出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、ゲストとしての作品展示・そしてマルシェドアートを提案くださった櫻井さん、そして今回の企画に賛同してくださった東駒形の銅版画工房Gokkoさん、本当にありがとうございました。

2024年年内のホトリ企画の公募展は全て終了。来週以降は全て貸出の個展・グループ展が開催されます。
次は11月1日よりスタートする、大正大学 グループ展 ようこそ私の頭の中へ です。こちらは中2階も使っての写真・映像作品です。学生たちの自由な発想の作品、ぜひまたホトリ会場でご覧ください。

みんなのフォトグラビュール展 10/19(土)~10/27(日)

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

写真企画室ホトリと、東駒形の銅版画工房 Gokkoさんとの初コラボ企画!
凹版で写真を版画のように紙に刷る「フォトグラビュール」
インクを版に詰めて、1枚1枚紙にプレス機で刷って生まれる質感、風合いをぜひ会場でご覧ください。

インクを版に詰めて、1枚1枚紙にプレス機で刷って生まれる質感、風合いをぜひ会場でご覧ください。

ゲスト作家櫻井さんの素敵なご提案で、ミニ作品を販売するマルシェドアートを同時開催いたします。詳細はページ下部をご覧ください。

Gokko × 写真企画室ホトリ みんなのフォトグラビュール展 10/19(土)~10/27(日)

ゲスト作家:櫻井朋成
masa* / rieky / Natsuko / 酔狂 / オオキイクミ / Ui Ootsuki / ちゅん子 / Tomoko Takatori
麻植 泰輔/OE Taisuke / hiro’s camera / 美里和香慧 / めがももこ / s.non / コウザキ コウイチ / Komaki Akiko
CAVA / 高橋 みどり / 小林 真佐子 / 井上 美千子 / ろびこ / YU-KI / 竹端 栄 / 岡田 祐二 / SU / Teshi / simarisu / ひらまさ / n.kodama
倉田義也 (Gokko)/ 倉田香織(Gokko)/ 織田紗織(写真企画室ホトリ)

◆会期:2024年10月19日(土)~10月27日(日) 13:00~19:00 (会期中無休/最終日は18時終了
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

櫻井さんマルシェドアート同時開催

フォトグラビュール展では、ゲスト作家櫻井さんのマルシェドアートを同時開催いたします。

試し刷り作品、時には作品にならずに終わったもの、作品とは違う紙に刷ったもの、ちょこっとだけ失敗のアウトレット…などの小さな作品たちを、正規の作品よりもお値打ち価格で販売いたします。
こんな感じの小さいサイズ(作品サイズ90X60)がメインで、サインが入っているものもありますが、基本サインはなしとのことです。

パリで櫻井さんが出店されたマルシェドアートの様子。
素敵ですねー!

個展できっちりした作品を購入というよりも、まさにマルシェ(=市)で気軽にアートを買いましょう、というマルシェドアート。
こちらもぜひお楽しみに。

ホトリ夏の本場週間/ホトリ気まぐれ小募展 #3「日々是散歩」レポート

こんにちは。ホトリ室長/本場局長のsaorinです。
昨日会期を終了した、ホトリ夏の本場週間/気まぐれ小募展 #3「日々是散歩」のレポートをお届けします。

まずは会場全体の様子から。

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。
まずは本場会員の皆さまによる壁面作品から。

Tokyo Night Walk
石澤 寛

Secret garden
masa*

Monts et Nuages
tocolier

日々のかたまり
ナカムラミホ/ちゅん子

お散歩マエストロ
小野﨑 由美子

今は都心の癒しのお庭
小林 真佐子

みちくさ
moritani kazusuke

Around
金子美香

都会に潜む動物たち
鈴木彩百

お散歩日和
石綿 葉子

やわらかくて あたたかい
岡本 晃

Brandy takes me a walk.
安藤 智仁

左奥の壁には、気まぐれ小募展の皆さまの作品を展示しました。
お一人ずつご紹介していきます。

みぞれ玉

上『時 Toki』
下『刻 Toki』
しまむら ようこ

Best Friends
takane

ずっと一緒
eiko

冬の陽ざし
Chiharu

sleeping
kazushika_film

見知らぬ街で迷子になって
hide

あいてる今日は幸運日
Hiro

木.影
Himaki

片隅
m.yokoi

日々是散歩
saorin / 織田 紗織

最後は、わたくしsaorinこと織田の作品。
どこで撮ったか忘れてしまっているのですが・・・多分家の近所かと思います。
いつもは山の写真ばかりのわたくしですが・・・(笑)
アスファルトのすき間から顔を出している草花を撮るのが割と好きで、ぽちぽち撮りためています。(数は全然少ないのですが)

本場週間は通常の公募展よりも開催にエネルギーが必要で(笑)、前回は昨年の2月なので1年半ぶりの開催となってしまいましたが、今回のテーマはなぜかすーっと「散歩」という言葉が下りてきて、それで散歩ならこの写真だな、と決定いたしました。

会場には、本場会員の皆さまの作品も全種類展示販売いたしました。

この、作品ごとにつけている栞は、私が1冊ずつ書いたレビュー。
どんな作品なのか、表紙からもわかるといいな、とつけています。

そしてあっという間に最終日。
何だか、今回の展示はいつにも増して早かったような。。。

最終日は出展者の皆さまが集まるので、毎回盛況です。

何とかわいいお客さまが来てくれました!
5年前に開催した私の個展「walk around with him」の際に、ひそかに貼った入口のインスタレーションの足跡。(今レポートを見てみると、だいぶはがれてしまっているなー)
一緒に撮影成功!

最終日は恒例のギャラリートークを行いました。

今回、出展者最年少・小学6年生のみぞれ玉さんが参加してくれ、作品について堂々と話してくれました。
作品を撮った時期を、「この写真はだいぶ昔の写真、去年撮った写真で・・・」と話し始めて、聞いていた大人たちがざわつく(笑)
そうかーこの年齢だと去年はだいぶ昔なんですね。1年って子どもには長いもんね。
大人たちが”そこじゃない”ところに動揺した瞬間でした(笑)

というわけで、出展者の皆さまで恒例の集合写真!
皆さま、ご参加ありがとうございましたー!

というわけで、無事全会期を終了いたしました。
↑でも書いたのですが、本場ってやるのになかなかのパワーがいるのですが^^;
最終日その話をしたらその場にいた皆さまから、ボランティアお手伝いの案を色々いただけてうれしかったです。

ご来場くださった皆さま、またzine・写真集作品を購入してくださった皆さま、出展者の皆さま。
今回もありがとうございました!
次回開催は来年2025年の夏以降(の予定)
またたくさんのzine・写真集が並んだにぎやかなホトリでお会いしましょう。
この次の展示は、ホトリは髙谷 晃生さんの個展「Laundry」9/21(土)~29(日)です。

ホトリ夏の本場週間/ホトリ気まぐれ小募展 #3「日々是散歩」8/31(土)~9/8(日)

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

ホトリ気まぐれ小募展の#3 「日々是散歩」開催のお知らせです。

家の半径100m以内の路地裏、お気に入りの通勤路で見つけた花など、散歩の途中で撮った写真たちがテーマです。
またこの小募展「日々是散歩」は、ホトリ 夏の本場週間との同時開催となります!

「本場」は、zine(リトルプレス・小冊子)や写真集、イラストブック、アートブックなどを公開・発表・展示・販売できる、写真企画室ホトリ主催のプロジェクトです。
本場会員、随時募集中!詳細は本場の公式サイトをご確認ください>>>

「ホトリ 夏の本場週間」は、本場プロジェクトに参加している会員の壁面作品展示とzine・写真集の展示即売会です!
zine・写真集、そして壁面展示にご参加いただけるのは本場会員だけですが、来場・鑑賞・作品購入はどなたでもOK!
たくさんの写真の本が集うお祭りです!

2023年2月に開催した、ホトリ冬の本場週間/ホトリ気まぐれ公募展 #2 草と土の会場の様子です。

#3でも、ホトリが「日々是散歩」の作品と、本場会員の皆さまのzine&写真集でいっぱいになる展示イベントです!
ぜひ、ご来場くださいませ。

ホトリ夏の本場週間/ホトリ気まぐれ小募展 #3「日々是散歩」8/31(土)~9/8(日)

<ホトリ気まぐれ小募展出展者>
Chiharu / hide / Hiro / takane / eiko / kazushika_film / しまむら ようこ / Himaki / m.yokoi / みぞれ玉

<本場週間出展者>
金子 美香 / 鈴木 彩百 / 小林 真佐子 / tocolier / 小野﨑 由美子 / 石綿 葉子 / 岡本 晃 / moritani kazusuke / 安藤 智仁 / 石澤 寛 / masa* / ナカムラミホ/ちゅん子 /// saorin

◆会期:2024年8月31日(土)~9月8日(日) 13:00~19:00 ※最終日18時閉廊
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

【みんなのフォトグラビュール展】8月のAコースWS開催レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先週の金・土は、10月に開催される、東駒形の銅版画工房Gokkoさんと、写真企画室ホトリのコラボ企画!
「みんなのフォトグラビュール展」のAコースのワークショップ開催日でした。
どんな様子だったか、レポートいたしますね。

ちなみに、フォトグラビュール展の出展エントリーはまだまだ受付中です
展示費はもちろんのこと、ワークショップ参加費、そして額装費やフレーム・マット代も全てこみこみのスーパーおまかせAコース、9月のワークショップはまだまだ空きありますよ!(9月6日(金)または7日(土)14時~)
ぜひご検討くださいね。

工房内に展示してあるサンプル作品。

今回WSで制作するのはチェキワイドサイズで小さめですが、大きい版を作ればこういう作品も可能なのですね。
右の方には、多色刷りの作品も・・・!

まずは、銅版画とは何ぞやという説明&デモンストレーションから。
銅版画の版にインクを詰める作業を見ていただきます。

一言で版画と言っても、凹版・凸版・平版と、さまざまな種類があります。
フォトグラビュールは、銅版画と同じく凹版画となります。

版を実際に露光させているところ。
どうやって版を制作しているのかをデモンストレーションで見られます。
こういう作業を実際に見学できるのがすごいです!

1階に移動し、出来上がった版をカット。
これまたすごい機械で、足で踏めば硬いものでも切れるとか。

では、いよいよWSのメイン!
皆さん、事前に送った自分の写真データからGokkoさんがあらかじめ制作してくださった版に、インクを詰めて刷っていきます。

インクの詰め方の説明を。

なかなか繊細な作業です。

こちらは白インクですね!

寒冷紗と呼ばれるあみあみの布で、余分なインクを優しく取り除いていきます。

表面はよくても、意外にフチ部分にインクが残って汚く仕上がってしまうとか。
フチについたインクも丁寧に取り除いていきます。

インクを詰めた版をプレス機にセット。

その上に、好きな台紙を置きます。

セット完了!
プレス機を回していきます。
すごい大きさの歯車ですね。

どれどれ・・・??

以下、動画です。

いい感じに仕上がりましたね!

一度インクを詰めた版。
2度目以降はインクが奥まで入り込むため、刷りやすくなるとか。

できあがった作品は、水張りテープで段ボールに固定して平らに乾くようにします。

白台紙に黒インク、黒台紙に白インク。
本当におもしろいですね!

皆さん、思い思いの台紙で完成しました!
Aコースに含まれている、フレームをお持ちしていたので、皆さん自分の作品と合わせていました。

小さくても、その繊細さと緻密さでとても美しく仕上がるフォトグラビュール。
スマホの写真データでもOKです!
ぜひ、あなたも参加してみませんか?