ホトリ公募展「錆と廃墟展 vol.8」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
当初の予定会期を延長し、ロングラン開催だった錆と廃墟展も昨日無事終了いたしました。
さっそくレポートいたします。

まずは会場全体の様子を。

では以下、お一人ずつ作品を紹介していきます。

徐々に…。
坂名井かおり

Tomoko Takatori

Dreamland
麻央

トタンハウス
tomeco

still
青山そらり

Brocante
masa*

鍰(カラミ)
山田谷直行

小玉 雅子
Perry Island

ここに遺る
eha

Absence
川田涼平

Once Upon a Time
Chiaki Suzuki

Naval Housing Annex Negishi
satoshi eda

池島の記憶
saorn / 織田 紗織

最後はわたくし、ホトリ室長saorinの作品。
いつも公募展は出展者の皆さまが主役なので、展示するにしても額1点とかなのですが、今回は池島という思い入れのある場所をきちんとまとめたいなという思いがあり、広々(笑)展示させていただきました。

池島は、長崎の離島で、廃墟の島なのですがまだ人が住んでいるという割と稀有な島。
紹介がてら、今回作品に添えたステートメントを記載しておきます。

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現在進行形で廃墟化が進んでいる有人の島、池島。
その名を聞いたのは、ちょうど軍艦島が廃墟の島として注目を浴び始めた頃だった。
軍艦島(正式名称:端島)は2015年に世界文化遺産に登録され、上陸クルーズツアーも盛んだ。
けれども、その有名な軍艦島よりも、現在も人が住んでいるという池島に惹かれた。

完全に廃墟になってしまった軍艦島よりも、人の生活の名残がある池島。
けれども、無人となった高層住宅にはびこる緑の生命力や、置かれた物たちの朽ちゆく美しさも魅力的だった。
島を我が物顔で歩き回る猫たちの優雅なこと。(まるで人に代わって猫の王国を築こうとしているようだ)

私が池島を訪れたのは2014年と2015年。
あれから10年が経ち、当時島内で一軒だけあった食堂も閉店したことを知った。
今回写真集にまとめた池島とはまただいぶ変わったことだろう。
けれども、あの時池島で目にした錆の美しさへのひそかな感動は、ずっと心の中にある。

池島へのささやかな感謝を込めて。

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実は、この池島の作品をまとめていたらまた池島に行きたい熱がふつふつと沸いてきて、今月また旅することになりました!
今の池島、今回の作品の続きとして撮ってきたいと思います。

アワガミファクトリーさんの群雲こうぞという薄い和紙にプリント。
わざと少し重ね合わせて、記憶の重なりを表現しました。

あえて下の2カ所は留めずにラフに。
日にちが経つと段々くるんと丸まってくるのもまた時間の経過が感じられて面白いかな、と。

皆さまのブック。

今回ちゃんとまとめよう!ということで、久々に気合を入れて手製の上製本写真集に仕上げました。

インスタのリールにもまとめたので、こちらでも紹介しておきます。

 
 
 
 
 
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中のページのサイズから表紙の骨に当たるボール紙も計算して割り出して作っています。
キットですか?と時々聞かれたのですが(笑)一から自分でデザイン・設計して作ってるんですよー!
これは題箋(だいせん)と呼ばれる仕様で、表紙に貼るラベルの窓をくりぬいてはめてみたところ。

表紙は製本クロスを張り込んでいます。
完成して溝つけしているところ。

途中から登場した、室長の自宅庭に咲いているミモザを。

余談ですが、いつもミモザって毎年3月中旬くらいがピークなのですが、年々早くなっている気がします。。

NSSOL 写真同好会グループ写真展「赤と青」レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日会期を終了しました、NSSOL 写真同好会グループ写真展「赤と青」のレポートをお届けします。
今回2回目のグループ展となったNSSOL 写真同好会の皆さま。前回のテーマは同好会の名前にちなんで「N/S」だったそう。
そして今回の「赤と青」は、ChatGPTにも聞いて決定した(めちゃめちゃ今時ですね)テーマでしたが、メンバーの皆さまかなり苦戦したそうです(笑)

中山 貴尋

後藤 龍伯

高部 篤志

小野寺 大地

白方 宏樹

最近恒例になってきましたが、ホトリで展示してくださった皆さまの記念集合写真を。
次回のテーマは決まったのかな?と室長は気になっております(笑)

NSSOL 写真同好会の皆さま、ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

NSSOL 写真同好会グループ写真展「赤と青」2/9(金)~2/11(日)

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
2月に開催されるNSSOL 写真同好会の皆さまによるグループ展のお知らせです。
タイトルはその名も「赤と青」。ストレートな色の対比がテーマのグループ展です。
シンプルだからこそどのような展示になるのか、楽しみです。
ぜひご来場ください。

NSSOL 写真同好会 グループ写真展「赤と青」 2/9(金)~2/11(日)

◆会期:オープン時間が変則的です。ご注意ください。
2月9日(金)15:00~19:00
2月10日(土)11:00~19:00
2月11日(日)11:00~17:00

◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

ホトリ公募展「錆と廃墟展 vol.8」 2/18(日)~2/25(日)出展者募集!

posted in: 05.錆と廃墟展, 2024年02月, NEWS | 0

こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
2024年2月の公募展「錆と廃墟展 vol.8」出展者募集のお知らせです。

テーマは、その名の通り「錆と廃墟」。もう今回で8回目の開催となります。
人知れず朽ちゆく美しさ、儚さに魅了される作品をお待ちしています。

出展お急ぎの方↓

今回ご用意するのはいつもの5つのコース。

◆ Aコース・・・出展者制作作品(90cm以内自由設営)/6,000円

◆ Bコース・・・出展者制作作品(60cm以内委託設営)/6,000円

◆ Cコース・・・額レンタルコース(プリントA4 or 六つ切りサイズ限定・送付)/8,000円 (最終日来場不可の場合、クリックポスト返送費+500円)

◆ Dコース・・・ホトリ制作作品:A4サイズまたは六つ切りの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)/12,000円

◆ Eコース・・・ホトリ制作作品:200mm×200mmのアクリルパネル(データ送付・ホトリプリント)/13,000円

※最終日来場不可の場合、搬出料金1,000円+着払い送料(Cコースはクリックポスト返送費500円)がかかります

詳細は以下の通りです。
皆さまのご応募、お待ちしています!

人知れず朽ちゆく美しさ、儚さに魅了される。錆と廃墟の写真展。

ホトリ公募展「錆と廃墟展 vol.8」

◆会期:2024年2月18日(日)~2月25日(日) 13:00~19:00 (最終日は18時閉場/会期中無休)
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

参加条件

・テーマである錆や廃墟をメインにした写真であること。
(※廃墟についての厳密な定義はありません。その建物から感じられる儚さ、人知れず朽ちゆく美しさが感じられれば完全な廃墟でなくても可とします。)
・人物が写っている場合は肖像権問題をクリアしてからご応募ください。また、人が実際に居住している建物の写真は避けてください。(※建物が特定できないほどのアップの写真なら可)
・カラー、モノクロ、フィルム、デジタルは問いません。
・展示経験の有無は問いません。どなたでもご参加いただけます。遠方からの参加も可。
・作品下にはタイトルと作家名のプレートも合わせて展示いたします。

展示コース

(A)(B)(C)(D)(E)のいずれかでお申し込みください。複数口の参加も可能です。
設営はAコース以外ホトリが行います。

(A)出展者制作作品 6,000円
・・・幅90cm以内で自由 ※ただし初日2/18(日)10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。事前搬入不可。/10枠まで

(B)出展者制作作品 6,000円
・・・長辺60cm以内(額含む)のサイズで釘打ちでの設営が可能な作品(裏側に紐やフックなど釘をひっかけられる状態になっていればOK)※委託設営
※1つの額の中で複数の窓枠を開ける場合は1枠とみなします。
60cm以内であっても、額またはパネルなどの点数が複数になる場合は複数となります。
※搬出来場が不可の場合、搬出費として1,000円頂戴します

(C)額レンタルコース 8,000円
・・・ホトリ所有の額(すべてIKEA製)を貸出ししてこちらで額装します。(※プリントサイズはA4サイズ(297×210mm)または六切りサイズ(254×203mmジャスト余白なし・)
写真プリントだけ郵送していただき、額装はホトリで行います。(データ送付でホトリがプリントするオプション(+2,000円)もあります)
マットの裏側からテープ・紙コーナーでマットに固定しますのでご了承願います。
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します

Cコースレンタル額・種類
※基本アクリルカバーはつけません

HOVSTA/ダークブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.4cm

HOVSTA/ミディアムブラウン(2枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.4cm

LOMVIKEN/ブラック
細めの金属フレームのシリーズ。(※若干塗装のスレあり)フレーム幅1cm

RIBBA/ブラック(3枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.8cm

RIBBA/オークステイン(5枠まで)
木製のシンプルなフレームシリーズ。フレーム幅1.8cm

Cコース オプション
Cコース出展料10,000円に+2,000円でホトリがプリントするオプションをつけられます。
アワガミ和紙か、ピクトリコセミグロスペーパー、いずれかをお選びください。

アワガミ 竹和紙 170kg
ピクトリコセミグロスペーパー
写真のサンプル作品はA4です

(D)ホトリ制作コース 12,000円
・・・A4サイズの木製パネル(データ送付・ホトリプリント)をホトリが制作します。

Dコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、木製パネル制作まで行うコースです。
プリント用紙は微光沢またはマットの予定です。

(E)ホトリ制作コース 13,000円
・・・200mm×200mmサイズのアクリルパネルをホトリが制作します。

Eコースは、データをお送りいただき、ホトリがプリント、アクリルパネル制作まで行うコースです。
プリント用紙はマットの予定です。

↓はEコースのアクリルパネルのサンプルです。

分かりやすいように光が反射した写真を掲載しています。
側面は白か黒のマスキングテープを貼り合わせます。

またホトリの公募展において、以下については希望者のみのオプション・有料とさせていただきます。

・DM20枚・・・500円(郵送費、印刷費含む)
ホトリに直接来場し、配布に協力いただける場合は無料でお渡しします。
DM代をお支払いいただいた希望者のみ郵送いたします。

・搬出費(A・B・D・Eコース)・・・1,000円(着払い郵送費別)
A・B・D・Eコースにおいて、ホトリで搬出・梱包・郵送を行う場合、搬出費として1,000円頂戴します。
あらかじめ搬出が不可とわかっている場合は申し込み時に出展料と合わせてお支払いいただきます。

・搬出費(Cコース)・・・500円
Cコースのプリントのみ返送は、クリックポスト便にて返送いたします。
こちらもあらかじめ出展料と合わせてお支払いいただきます。
(※最終日に来場、直接引き取りの場合は返送費は不要です)

※展示作品(A)(B)(C)(D)(E)共に合わせて20枠ほどの募集で先着順で受付いたします。
また作品サイズを考慮し、2段組みでの展示となる場合もあります。ご了承ください。

参加費

(A)6,000円 (税込、ギャラリー使用料含む)
(B)6,000円 (税込、ギャラリー使用料含む)
(C)8,000円 (税込、ギャラリー使用料、額レンタル・額装費含む)
※+2,000円、データ送付でホトリがプリントするオプションもあり。用紙はアワガミ和紙・竹和紙またはピクトリコセミグロスペーパーのいずれか)
※搬出来場が不可の場合、プリントをクリックポスト便での返送が可能です。手数料として+500円頂戴します
(D)12,000円 (税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)
(E)13,000円(税込、ギャラリー使用料、パネル作品制作・材料費含む)

※参加費はホトリ店頭でのお支払か、クレジット決済、またはお振込みいただきます。
また、搬出来場不可の場合は搬出費1,000円+着払いでの返送となります。

応募〆切

2024年1月14日(日)・・・DMに作家名が載る〆切です
2024年2月4日(日)・・・コース全体の出展最終〆切(※Cコースプリント必着、D・Eコースデータ送付〆切)

搬入・搬出について

搬入日・・・
(A)は初日2月18日(日)10時半からスタートの搬入で直接設営することが条件です。
(B)は郵送搬入のみとさせていただきます。2月15日(木)14-16時元払い必着にてお送りください。
(※この日同じ時間帯に直接持ち込みも可能。また別の持ち込み可能日は後日お知らせします。また、郵送での2月15日以前の日にち着は不可となります。)
(B)~(E)はホトリで設営いたします。

搬出日・・・2024年2月25日(日)18時~18時半
直接取りに来られる方は、上記の時間内にご来場ください。(※18時半までにお願いします。到着がそれ以降になる場合は着払い郵送とさせていただきます)
当日都合が悪い方、また遠方からのご参加の方の作品は着払いにて郵送いたします。

お申込み

メールアドレス:info@fotori.net

ホトリLINEID  @xvi0027l
友だち追加

メールまたはLINE、出展エントリーフォーム、いずれかからお申し込みください。
LINEは1行目に、メールはタイトルを「錆と廃墟展申し込み」と記入し、以下の情報をお知らせください。

・氏名
・出展者名(任意、氏名と同じ場合はその旨記載してください)
・郵便番号、住所
・電話番号
・メールアドレス
・出展料支払い方法(店頭/クレジット/銀行振込)
・展示作品(A or B or C or D or E(点数)
・搬出方法(持ち込みor郵送 ※現時点で決まっていなくてOKです)