こんにちは。ホトリ室長saorinです。
この3連休中、ホトリ写真塾・野澤教室卒展「むこうがわ」と同じ日程で、中2階ではカラー暗室ワークショップも開催されました!
今回、私もお試しコースの方で参加したので、全体をレポートいたしますね。
次回の開催日程は未定ですが、興味がある方ぜひ参考にしてください。
まずは、機材のご紹介。こちらは引き伸ばし機。今回から2台体制になったそうです!
1枠につき定員が2名なのですが、1人ずつゆったり作業することができそうですね。
印画紙をセットしたら、中で自動的に現像液の定着、停止が行われるプロセッサー。
左側の穴から印画紙が出てきます。
今は照明を付けた状態で撮影していますが、実際は真っ暗な状態で手探りで印画紙をセットします。
なんか色々薬剤が入ってそうなタンク類。(ひそかにバケツの色がカラフルでかわいいと思っている)
印画紙をセットするイーゼル。(下に置いてある枠のようなもの)
このマゼンダ、イエロー、シアンの目盛を動かして、色の調節をしていきます。
もっと青みを引きたかったらイエローの目盛を動かします。
ちなみに今回、現像しただけの35mmネガフィルムを持参。プリントもフィルムスキャンもしていないので、何が写っているのかわからない状態。
というわけで、ネガフィルムを直接印画紙に焼くコンタクトプリント(ベタ焼)を作ってもらい、その中から実際にプリントする写真を選びました。
プリントする写真のコマが決まったので、スリーブにネガフィルムをセットしてもらっているところ。
ちなみに林檎の写真に決定。
印画紙をセットする前に、ピントが合っているか確認。
まずは、印画紙を細くカットしたもので明るさ、色がどう出るか確認。
0.5秒で露光した最初のプリントでしたが、これは明るすぎか。また、やや青み(シアン)が強いので青も少しひかえめにしたい。
じゃあ、この次は1秒にして、さらにイエローが強くなるようにしましょう・・・みたいな相談をします。
そして何度か試してから、本番をプリント!いい感じに出てきました。
もう1枚プリント。いやー、これはまりますね。
今回参加した皆さまの作品。
公園の遊具が何度もテストプリントされてます。
今回カラー暗室ワークショップは2回目の体験でしたが、0.5秒の違いで全然明るさが違ったり、好みの色を極めるために少しずつ調節したりするのがとてもおもしろかったです!
また開催いたしますので、ぜひご参加くださいね!