【ホトリ写真塾・アワガミワークショップ】 6/28(土)開催のお知らせ

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こんにちは。室長のsaorinです。今日はお知らせが2件あります。
まずは、今月末28日(土)に開催が決定した、アワガミワークショップのお知らせから。

和紙ならではの温かみと柔らかさが人気のアワガミファクトリーさんから、営業・販売推進を担当されている
工藤さんをゲストに招き、アワガミの和紙を存分に楽しめるワークショップを開催いたします。

アワガミファクトリーのインクジェット用紙は、著名な写真家にも好まれ、写真展などでも使われています。
最近ですと、4月にエプサイトギャラリーで開催された、写真家の三好 和義氏による写真展 「三好和義 富士山」や、
2012年2月に同ギャラリーで開催された、写真家の阿部 高嗣氏による写真展「しまなみライフ」などが挙げられます。

使用するプリンターは、EPSONさんの顔料プリンターPX 5Vです。(画像提供:EPSON販売)

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アワガミファクトリーの工藤さんから、和紙の材料や特長などをご説明いただき、その後は
プリンターPX 5Vを使ってプリント体験行います。(アワガミ2枚、比較用としてEPSON写真用紙を1枚)
さらに、プリントしたアワガミを使って、ミニ木製パネルを仕上げていただきます!
水貼りという方法を使った、家庭でお手軽にできるDIYパネル。ぜひ和紙で作ってみませんか?

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こちら、室長saorinの写真で作ったサンプルのパネルです。
見覚えのある方もいらっしゃると思いますが、4月に行われたホトリ写真部グループ展で展示した写真です。

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工藤さんもブログで水貼りパネルについて書かれていますが、このように側面まで写真を巻き込んでいるところが
壁に飾る時によいですね。

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アワガミ工藤さんからも作例写真をいただきました!

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水貼りパネル作成に加え、水切りと呼ばれる手法も体験いただきます。
この写真のように、簡易的な耳を付ける方法で、和紙らしさが増しておすすめです!

↑で紹介した、写真展「しまなみライフ」でも、耳付きの和紙「びざん」のプリントが展示されていました。

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そして!このワークショップのスペシャルなお土産です!
アワガミさんの人気商品、楮、いんべ、竹和紙、びざんなど、全18種類の和紙が1枚ずつ入った、
サンプルパックをお一人1パックずつお持ち帰りいただきます。(販売もいたします)
木製パネルとサンプルパック、うれしい特典が二つもついた豪華なアワガミワークショップ。
ぜひお申し込みくださいね!お待ちしています。

ホトリ写真塾・写真の残しかた教室/アワガミワークショップ

◆日時:6月28日(土)13時~(約3時間)
◆参加費:4,500円
◆定員:6名満席となりました。
◆場所:写真企画室ホトリ(〒111-0053 台東区浅草橋5-2-10 アクセス詳細はこちら
◆持ち物:プリントしたい写真データ(※USBメモリもしくはSDカードに入れて持参ください。
また、メディアの中のデータは最大5枚でお願いします。)
◆お申込み方法: メールでお申込みください。
メールアドレス:info@fotori.net
タイトルを「アワガミワークショップ申し込み」とした上で、以下の項目のご記入をお願いします。
・氏名
・携帯連絡先

以下、室長saorinによるひとりごとです。
今回は、このワークショップお知らせに合わせて、「写真をプリントするという楽しみ」について。

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4月のホトリ写真部グループ展で、プリントした紙についてかなり質問を受けました。

使ったのはアワガミファクトリーさんの「プレミオ 楮」という種類の和紙です。
私は、作品は好んでフィルムカメラで撮っているのですが、仕事の関係もあり、プリント=プリンターで
出力した写真の方が一般的で、スタンダードだと思っていました。
が、写真部のみんなもフィルム派ですが、出力は写真屋さんのプリントがほとんどという話を聞いて
自分がマイナーだということに衝撃!(もちろん、プロラボで出力したこともあるけど)

そうかー、だから皆そんなに写真屋さんに行くのですね。

自分でコントロールする必要はありますが、この写真にはあの紙がいいかな?などと
出力される媒体の質感を考えながらの作品作りは、写真屋さんに出すだけでは
味わえない楽しみがあると思います。自分で暗室で手焼きする感覚にも近いのかな(ちょっと違うか)

発色が美しい光沢用紙でも、ちゃっちいわら半紙でも、ぬくもりのある和紙でも、 プリントされたらそれは写真です!

写真自体の性質や飾られる場所など、TPOを選べば、色んな種類の紙を選べるということは
写真を楽しむということにおいて、大きなアドバンテージになるはず。
それが、自分で紙を選んでプリントする楽しみだと思います。

もちろん、写真屋さんで出力してもらうプリントも、写真オブ写真、ですよ。

まあ要するに、カメラはなんだってよいと思うのと一緒で、プリントもどこで出力されたか、というのは二の次。
とにかく今は、モニターで見る写真じゃなくて、プリントして残す写真が大事なのかなと思います。