妄想畔小屋 vol.4 雲ノ平編 × yamadori展 レポート

こんにちは。ホトリ室長、もとい、畔小屋番のsaorinです。
先日、ホトリおなじみの山写真イベント、妄想畔小屋 vol.4 雲ノ平編が開催されました!
今回は、山友の写真家・川野恭子氏と立ち上げたレーベル・yamadori展との同時&緊急開催となりました!
実は、yamadori展を畔小屋と一緒にやろう!!と決めたのが、会期の3週間前でしたが(笑)
終わってみると、雲ノ平の魅力をたっぷり伝える、よい展示になったと思います!

さっそくレポートいたします。

毎回おなじみの、畔小屋の黒板。
記念すべき小屋開けの日は快晴!
が、時々前の日の文を消したまま書き忘れたことが3日ほど・・・(笑)

今回、川野氏と立ち上げたレーベル・yamadoriの初の会報誌をたくさん並べて展示販売しました!

たくさんの方にお買い上げいただきました!

会場で購入くださった方には、このような感じでyamadoriメンバーのサインをさせていただきました!

ちなみに、yamadori会報誌はオンラインショップでも購入可能です!
少部数ですが、サイン入りもありますので、まだお手元にない方はぜひ!

畔小屋の奥のスペースでは、yamadoriメンバー二人による雲ノ平写真展を開催しました!

川野恭子氏の作品

2018年に二人で訪れた雲ノ平山行。
yamadori会報誌でも雲ノ平特集として、たくさんの写真が収録されていますが、その写真がその時のエピソードと日時と共に展示されています。
会報誌を既にお持ちの方も、そうでない方も楽しめる展示でした!

そして、わたくしsaorinの作品はこちら。

心地よい風が吹いていた雲ノ平のあの軽やかな空気を表現したくて、ラフにポスターのようにしてピンで留めて展示しました。

入り口には、今回もあいさつ文を。
もうこれを書くのも4回目となります。(何気に、vol.3 尾瀬編は今年2021年の4月に開催している)

雲ノ平エリアも載っている、立山・黒部エリアの地図を。

きょんさんが、地図を指さしながら説明。

雲ノ平は、立山のかなり南の方に位置しているんですね。

今回は、yamadori二人の私物のザックや、畔小屋書架コーナーも展示。

今回の雲ノ平にちなんで、真ん中の棚は黒部特集。
おすすめの黒部エリア関連の本がたくさん。
私もまだ読んだことない本もあるので、今度取り寄せて読んでみようかな。

販売している書籍もありました!

二人の私物ザック。
これからザックを買おうと思っている人や、二人とも持っているULブランド・FREELIGHTさんのザックが気になっている方に好評!実際に背負ってみる人も。

会報誌では、MY GEAR STORYと題して、二人のザック談義をコラムインタビュー形式で掲載しています。
そこで紹介している私の初代ザック・・・既に2つもう手元にないのでした。

メルカリ♪ (笑)

今回も、わたくしsaorinの私物テントを設置。

妄想畔小屋のvol.2とvol.3は、コロナ対策が厳しかったこともあり、テントは展示だけ行っていたのですが、今回はテン泊体験OKに!
さっそく中に入ってテン泊体験してくれる人も。

同時に、奥のスペースではわたくしsaorinの個人レーベル・mt.souvenirの山グッズを中心に、物販も充実!
なかなかにぎやかな雰囲気になっていたと思います。

mt.souvenirの山グッズと、saorinがあちこちから仕入れた山と旅モチーフのお店、畔商店がオープン!

mt.souvenirオリジナルの等高線柄手ぬぐいや、おにぎり山缶バッジ、そして山の写真を使った雑貨を販売。

タイベックのマルシェバッグや、サコッシュ、ポーチも!

saorinの山のzine・写真集。

ちょっと季節外れですが、1枚1枚シルクスクリーンで手刷りしている山Tシャツも!
現在、ホトリ山×ボーダーのネイビーのサイズが欠けているのですが、近日中に入荷予定です!

また、今回は畔小屋自炊室を開放!
yamadoriの二人が実際に使っているバーナーややかんを使って、プチ山ごはん体験していただきました!

お湯が沸くのを待ってます!
ご用意したのはブタメン(笑)

わたくしsaorinも、ブタメン食レポいたしました!
yamadoriのインスタグラム(@yamadorimt)にも動画がUPされてますので、ぜひ!(笑)

そしてあっという間の小屋締め。

小屋締めの日は、会期中一番お客さまが多く、yamadoriメンバーの我々もたくさんお話ができて楽しかったです!

そうそう、お話と言えば、今回畔小屋談話室と称して、Twitterのスペース機能を使ってyamadori二人のトークをお届けしました!
Twitterのアカウントを持っていれば誰でも聴ける、気軽なラジオのような感じです。
最初はInstagramのライブ配信とか、YouTubeとか、映像アリのトークを考えていたのですが、それだと私たちも、そして聴く側もちょっと構えてしまうかな?と。。。(もちろん、映像があった方がよい話もあるのですが)

何か作業をしていても、音声だけのラジオのような感じだったら手を動かしながらでも、またはテレワークで仕事中でも(笑)聴けるかな?と、今回スペースを採用。
私たちも、時間を特に細かくは決めず、夕方くらいにゆるゆる始まるトーク、という感じで、リラックスして楽しく話すことができました!

今回のスペースの試み、とてもよかったので、また別の機会にyamadoriトーク、お届けできたらと思ってます。

というわけで、全7日間の会期をすべて終了し、無事小屋締めとなりました。

今年は、4月にvol.3 尾瀬編、そして11月にvol.4 雲ノ平編と、1年に2回も開催となりました!
ホトリでは色んな写真の企画展・イベントを開催していますが、この妄想畔小屋がホトリ室長saorinにとっては一番、自分が楽しんでいる展示イベントです(笑)

vol.5はどんな感じになるか・・・まだわかりませんが、またぽこっと小屋開けいたしますので、その時までごきげんよう!

ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方。スペースを聞いてくださった方、遠方から会報誌を購入下さった方。
皆さま、本当にありがとうございました。

畔小屋 小屋番 saorin

【妄想畔小屋】畔小屋談話室へようこそ ~yamadoriトークイベント~

posted in: 04.妄想畔小屋, yamadori | 0
photo by mimi / tocolier

yamadoriメンバー二人が、畔小屋談話室で飲みながらゆるゆると山の話をします!

※生ジョッキの用意はありません

日時:妄想畔小屋 × yamadori展会期中の毎日、夕方くらい

参加方法:Twitterで #妄想畔小屋談話室 スペース内に入って視聴

妄想畔小屋×yamadori展では、時間を決めず成り行きで談話室イベントを開催してます。
Twitterのスペース機能を使って 音声のみでお届けするもので、まさしくラジオのように気軽に聴けるものです。
川野氏 (@KyokoKawano) のアカウントをフォローすればどなたでもリスナーとして参加できますよー!
「#妄想畔小屋談話室」というスペース名で開室しますので、開室していたら気軽に入室してみてください。退室もご自由に気兼ねなく。

Twitterアカウント

Kyoko Kawano(@KyokoKawano
saorin (@saorin_fotori

What’s yamadori? / yamadoriとは

山をこよなく愛するふたり…写真家 川野恭子と山のおみやげクリエイター saorin によるリトルレーベル。
身近な自然、憧れの山をテーマに、写真集やZINE、グッズを制作。
美しい山の景色、山ごはん、山小屋、山の文化など、私たちが歩いた山のあれこれを写真で残し、伝える活動を行っている。

川野 恭子 Kyoko Kawano

写真家

http://KyokoKawano.com/

京都造形芸術大学(現 京都芸術大学)通信教育部美術科写真コース卒業。横浜を拠点に活動。
日々の営み、そして山を媒体にし、自らの内面と向き合う作品を撮り続けている。日常と山を並行して捉えることにより、自身に潜む遺伝的記憶と死生観の可視化を試みる。
saorin氏との合作写真集「When an apple fell, the god died」にて、Steidl Book Award Japan ロングリストノミネート。「日々と写真」主宰。
近著に、写真集『山を探す』(リブロアルテ)、
『TORIPPLE vol.1-10』(私家版)、『When an apple fell, the god died』(私家版)、『はじめてのデジタル一眼撮り方超入門』(成美堂出版)ほか。

saorin / mt.souvenir

山のおみやげクリエイター / 写真企画室ホトリ室長

http://mtsouvenir.fotori.net/


浅草橋の写真アトリエギャラリー「写真企画室ホトリ」を主宰。
“写真を形あるものに残そう”をテーマに、写真雑貨制作やワークショップ開催し、また自身のギャラリーでも公募展を企画するなど、様々な写真イベントの企画活動を行っている。
「写真を楽しむ133のネタ帖」「写真でつくる雑貨」「フォトブックレシピ」(雷鳥社)「たいせつなものを撮ろう、残そう」(MdN出版)など5冊の著書がある。
川野恭子氏との合作「When an apple fell, the God died」がSteidl Book Award Japan 2016 ロングリストノミネート。
また個人レーベル「mt.souvenir」で“山のおみやげ”をコンセプトに、自ら登った山で見た景色を写真にとじこめて、いつまでも眺めていたくなる作品を制作している。オリジナルデザインの山グッズも制作。

妄想畔小屋 vol.4 雲ノ平編 × yamadori展 11/17(水)~23(火・祝)開催のお知らせ

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちらをご覧ください>>>

ホトリの山写真イベント・妄想畔小屋と初のyamadori展、同時開催決定!!


こんにちは。畔小屋の小屋番、saorinです(笑)

わたくしホトリ室長saorinの趣味全開イベント「妄想畔小屋」のvol.4 雲ノ平編、2021年11月に開催いたします!!

もし写真企画室ホトリが山小屋だったら・・・山好きホトリ室長saorinのそんな妄想から生まれた山写真イベント。
そして今回は、山友・写真家の川野恭子氏と一緒に立ち上げたレーベル、yamadori展も同時開催!

初のyamadori会報誌の特集テーマでもある“雲ノ平”が今回の妄想畔小屋の山テーマ。

yamadoriメンバーの川野氏+saorinの二人による雲ノ平写真展、saorinのレーベル「mt.souvenir」オリジナルの山グッズマーケットなど、色んなイベント盛りだくさん!
yamadoriメンバーのトークイベントも開催します!

山に登る人も、登らない人も、これから始めたい人も。
ぜひ山ワールド全開のホトリに遊びに来てください。

vol.1 燕岳編のレポートはこちら>>>
vol.2 八ヶ岳編のレポートはこちら>>>
vol.3 尾瀬編のレポートはこちら>>>

会期中のイベントは随時更新・お知らせします。(イベント・ワークショップは下記一覧をご覧ください)

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妄想畔小屋 vol.4 雲ノ平編 × yamadori展 11/17(水)~23(火・祝)

◆会期:2021年11月17日(水)~23日(火・祝)13:00~19:00 ※期間中無休・入場無料(※一部有料イベントあり)
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net


【会期中開催のイベント・ワークショップ】
内容や時間の詳細は追って随時お知らせします。
※今お知らせしていても取りやめになる可能性があるイベントもあります。

yamadori初の会報誌「yamadori」issue #1 雲ノ平特集展示販売します!

yamadori展、開催!

yamadoriメンバーの二人(川野恭子+saorin)による雲ノ平の写真展を開催します!!

photo by mimi / tocolier

畔小屋談話室へようこそ
 ~yamadoriトークイベント~

Twitterのスペース「#妄想畔小屋談話室」会期中毎日ゆるゆる開室中!
畔小屋で酒を片手に繰り広げられる、yamadori二人のゆるい山トーク。yamadoriラジオみたいな感じです。

◆mt.souvenir 山グッズマーケット/旅と山モチーフの店・畔商店、オープン!

vol.4となる雲ノ平編でも、saorinのレーベル・mt.souvenirの山グッズマーケットと、旅と山モチーフの店 畔商店、オープンいたします!
山好き・旅好きに刺さるアイテムをたくさんそろえてお待ちしております。

◆畔小屋自炊室、開放

yamadoriメンバーが実際に使っている、山の調理器具を使って簡単な山ごはんを作ってみませんか?
バーナーやODガス缶の使い方も教えます!
山ごはん、試しに作ってみませんか?

◆あなたもテン泊体験

ホトリの1階に、yamadoriメンバーsaorinがテント泊山行の時に実際に使用しているテントを張ります。
マットや寝袋など実際に使用しているギアを全て用意するので、まだテン泊したことないという方も、疑似体験ができますよ!

◆ドレスコード&ノベルティプレゼント

妄想畔小屋のドレスコードは当然登山ウェア!実際にウェアで来場してくれた方に、ホトリの防水ステッカーまたは、mt.souvenirオリジナルポストカードをプレゼントいたします。
また、 3,000円以上お買い上げの方に、mt.souvenirオリジナルノベルティ・マスキングテープまたはおにぎり山缶バッジをプレゼント!

mt.souvenir 防水ステッカー
mt.souvenir オリジナルポストカード
mt.souvenir オリジナルマスキングテープ
mt.souvenir おにぎり山缶バッジ

masa*× saorin 二人の部屋 a room of photo and antique レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日、わたくしsaorinと、スタイリングレッスンを担当しているmasa*さんの二人展「二人の部屋 a room of photo and antique」が開催されました。
今回は被写体として撮りたくなる作品がたくさん詰まった展示となりましたので、盛りだくさんの写真と共に振り返りたいと思います。

まず、入口から中央まではわたくしsaorinの部屋。

いつも使っている額のフレーム部分と、集めていた古い紙モノ(領収証や手紙、古書のページなど)とを、アワガミ和紙にプリントした花の写真と組み合わせて展示しました。
アワガミは、楮厚口生成という、少しクリーム色っぽい色の和紙を使用。ちょっと古びた写真のように見えたでしょうか。

続いて、奥のスペースがmasa*さんの部屋でした。

こちらのディスプレイされていたカメラ、ジャンクで入手したカメラだそうですが、なんとチェキフィルムを装填して撮影することができるとのこと!

展示されていたチェキも、↑のカメラで撮影された写真です。
こんなことができちゃうんですね!

これは会場で実際に撮影してみている図。

入口のタイトルとお花を被写体に、のぞいてみます!

被写体のお花の露光を測ります。
さて、どんな風に見えているんでしょうか?!

のぞいてみると、おお!
上下が反転しているので少しわかりづらいですが、しっかり見えています!

それで撮影したチェキフィルム(モノクロ)がこれ。
思っていた以上にきれいにくっきり写っていました!
チェキフィルムをダークバックの中で取り出し、現像のためにチェキ本体に入れる必要があるので、その場ですぐに見られないのが少し残念ですが、でもこんなに素敵に写るなんて大興奮!

見た目だけでなく、こんな素敵な楽しみ方ができるんですね!

会場では、masa*さんの新作「Living with a sewing machine.」と、わたくしsaorinの新作「flowers」、また過去の関連著書・zineを販売いたしました。

masa*さんの新作zine「Living with a sewing machine.」
オンラインショップでも購入可能です!
逃した方はぜひ^^

オンラインショップでの購入はこちら>>>

私の新作zineは、この展示に合わせて制作した名刺BOXマッチ豆本。
手のひらに乗るほどの小さな作品です。
来月開催の公募展「Brownies35!」でも、ワークショップを開催予定です!

本当に、初日から最終日まで、お客様が途切れることがなく・・・
たくさんの方とお話しすることができました。

日中、外からの様子。

これは最終日、閉廊後にぱちり。
夜の雰囲気もまたいいんですよね。

最終日に来場してくださった方に、masa*さんとのツーショットを撮っていただきました!

実は、この二人展はもともとホトリの断捨離がきっかけでした。
というと、え?という感じなのですが(笑)
今年のはじめ、ホトリの倉庫にしまいこんでいた、過去の著書や依頼された仕事の作品のほとんどに別れを告げました。もとい、処分しました(笑)(要するに捨てた)
ほとんどが古く汚くなってしまったり、今から見ると少し拙さがあったりと、もうこれをお披露目することはないだろうなあという作品ばかり。

そんな中、2冊目の著書『写真と古道具のくらし』に掲載している、古道具やアンティークと写真を組み合わせた作品たちは、作ってから10年以上が経過した今見ても、「やっぱりいいな」と思うものばかり。

『写真と古道具のくらし』を上梓した時に、茅場町のMAREBITOさんで「写真と古道具のくらし」展を開催し、作品を展示しましたが、もちろんその当時ホトリはなく。(その時のレポートはこちら>>>
そんなわけで、この作品たちをホトリで展示してあげたいな、というのがきっかけでした。
ある意味、原点回帰ともいえる回顧展ですね。

ホトリで改めて展示するとなると、もちろん個展でもよいのですが、ふと(そうだ!masa*さんもアンティークや古道具、雑貨と一緒にスタイリングして作品を撮ってる!二人展にしてみよう~)と、お声がけし、開催が実現となりました。

本来なら、昨年2020年の秋くらいに会期を決めていたのですが、昨年は今年以上にコロナ禍で手探り状態のままが続き、気が付けば夏が過ぎ、会期間近となり(笑)
一度ペンディングして、改めて2021年9月に開催となりました。

そういうわけで、私にとっても、そして古くから私と交流いただいている方たちにとってはとても懐かしい作品たちが集い、逆にホトリでお会いしてからのお付き合いの方にとっては、新鮮な展示になったようです。
自分の原点とも言える作品たちを見ていただけたこと、本当にうれしく思いました。

また、うれしかったのはmasa*さんとのお部屋の境界線があまりなく、お互いの作品が違和感なく空間に溶け込んでいたという声をいただいたこと。
「本当に、二人の素敵なお部屋のようですね」という感想も。
まだまだ油断できないコロナ禍のさなか、足を運んでくださり、展示を見ていただけたこと。
改めて本当にうれしいことだと思っております。

ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方。
そして、一緒に展示を開催してくださったmasa*さん。
本当にありがとうございました。

yamadori はじめました。

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yamadori、はじめます

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
このたび、写真家の川野恭子さんと、リトルレーベル「yamadori」を立ち上げました!
山を通じて何かやりたいね、と盛り上がっていた話がリアルになりました。

思えば、川野恭子さんがホトリで個展「When an apple fell, the god died」を開催した時、山の話ばかりしてくる彼女に、若干戸惑っていた私(笑)
それが、翌年初めて一緒に登って以来、4年間色々な山を登り続けてきました。
川野さんとの付き合いはそれこそもっと前からなのですが、山友になってもう4年になるのかあ、となんか感慨深いです(笑)

yamadoriの活動内容としては、身近な自然、憧れの山をテーマに写真集やグッズを制作がメイン。
山の景色、山ごはん、山小屋、山の文化など、私たちが歩いた山のあれこれを紹介していきます。
yamadoriの会報誌的なzineを作ろう、なんて話も飛び出しています。そのうちイベント出展も目標です!

instagramでは、#いつかのyamadori と称してかつての山行写真をUPしています。
ぜひチェックしてみてくださいね。









yamadoriは、山のおみやげクリエイターsaorinと写真家川野恭子によるリトルレーベル。
身近な自然、憧れの山をテーマに写真集やグッズを制作しています。
山の景色、ごはん、山小屋、文化など、私たちが歩いた山のあれこれをご紹介するのでお楽しみに!

HP:http://yamadori.fotori.net/

Facebook:https://www.facebook.com/yamadoriMT
Twitter: https://twitter.com/yamadoriMT
Instagram: https://www.instagram.com/yamadorimt

masa*× saorin 二人の部屋 a room of photo and antique 9/5(日)~12(日)開催のお知らせ

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちらからご覧いただけます>>>

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
2021年9月、ホトリ写真塾でスタイリングレッスンやフィルムカメラレッスンの講師をつとめてくださっているmasa*さんと、二人展を開催することになりました!
いつもの写真展とは少し趣向が異なり、ホトリが「photo and antique」=写真と古道具の部屋に生まれ変わります。

masa*とsaorin、そして写真とアンティーク。
二つのマリアージュから生まれた期間限定の二人の部屋。
ぜひ遊びに来て下さいね。

過去に開催したsaorinの個展「写真と古道具のくらし」より

【ご来場時のお願い】
・ホトリ入場時はマスクの着用をお願いします。また、アルコール消毒液をご用意しますので入場時に手の消毒をしていただきます。
・来場されるご本人並びに、そのご家族に発熱の症状がある場合は、来場をお控えください。
・常にソーシャルディスタンスを心がけた展示鑑賞をお願いします。
・念のため入店制限を行います。一度に7人以上の入場がある場合はお待ちいただくこともあります。したがって、なるべく友人同士の来場はお控えください。

masa*× saorin 二人の部屋 a room of photo and antique 9/5(日)~12(日)

◆会期:2021年9月5日(日)~12(日)13:00~19:00
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

【会期中開催のレッスン・ワークショップ】

【ホトリ写真塾・masa*photo】 スタイリングテク&撮影レッスン(全3回)

2021年9月スタート
水曜コース(9/8・10/20・11/17)
日曜コース(9/12・10/24・11/21)

お申込み・詳細はこちら

【畔商店】ホトリオーダーTシャツ、注文受付中です!

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ホトリオリジナルのコットンTシャツ、夏に向けて絶賛注文受付中です!

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨年リニューアルした、ホトリオリジナルのコットンTシャツ。オーダー販売受付中のこちらに、等高線柄デザインが仲間入りしました!
オーダーはこちら>>>

ベースには、コットン100%の5.6オンス ハイクオリティー Tシャツを採用。
着心地や素材感にこだわった上質なTシャツを探している人のための1枚です。
Tシャツ選びの重要なポイントとなる「よれない」「透けない」「長持ちする」という3大要素をすべて兼ね備えています。

リニューアルしたホトリTシャツは、ベースのTシャツは3色から、プリント柄はホトリカメラ・ホトリバス・ホトリ山・mt.souvenir等高線柄(NEW!)の4柄から、インクの色はなんと19色の中から、お好きな組み合わせでオーダーできます!

そして今まで販売していた旧ホトリTシャツは、あるだけ在庫処分!
今ならセールで1,500円とお値打ちです!
サイズとカラーの好みが合えばラッキー!
セール旧ホトリTシャツのお買い物はこちらから>>>

◆◆◆ホトリオーダーTシャツ詳細◆◆◆

【カラー&デザイン】

以下の中からお好きな組み合わせでオーダーできます!

Tシャツベースカラー・・・バニラホワイト/ミックスグレー/インディゴネイビー
インクカラー・・・19色(下記パレット画像参照)
プリント柄・・・ホトリカメラ/ホトリバス/ホトリ山/mt.souvenir等高線柄

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Tシャツベースカラー/ミックスグレー
インクカラー/ブラック
プリント柄/mt.souvenir等高線柄 NEW!

2021年4月、山のおみやげクリエイターとしても活動中のsaorinのブランド「mt.souvenir」の等高線柄デザインが仲間入りしました!

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Tシャツベースカラー/バニラホワイト
インクカラー/ブラック
プリント柄/ホトリカメラ

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Tシャツベースカラー/ミックスグレー
インクカラー/スカイブルー
プリント柄/ホトリバス

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Tシャツベースカラー/インディゴネイビー
インクカラー/ホットピンク
プリント柄/ホトリ山

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ホトリ店頭でこのパレット実物を見られます。モニター上では若干色が違って見えることがあります。またTシャツに実際に刷ってみると印象が変わる場合がある旨ご了承ください。濃いベースに薄いインクの色は目立ちません。

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mt.souvenir等高線柄アップ

busUPホトリバス柄アップ

cameraUPホトリカメラ柄アップ

yamaUPホトリ山柄Uアップ

※1枚1枚、シルクスクリーンでオリジナルデザインをプリントしています。
手刷りのため、若干のにじみ、かすれ、また印刷の位置のずれなどが生じます。シルクスクリーンの特徴としてご理解ください。

【サイズ】160cm(XS相当)/S/M/L(※XXL以上のサイズをご希望の場合は料金が変わります)
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【素材】
綿 100% セミコーマ糸
アッシュ: 綿98%、ポリエステル 2%
オートミール: 綿 99%、ポリエステル1%
ミックスグレー: 綿 90%、ポリエステル 10%

ホトリTシャツオーダーフォーム(ホトリ店頭受注会用)
https://forms.gle/D1TPDhURDV3hnDLL8

【妄想畔小屋】mt.souvenir 山グッズマーケット/旅と山モチーフの店・畔商店、オープン!

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vol.4となる雲ノ平編でも、saorinのレーベル・mt.souvenirの山グッズマーケットと、旅と山モチーフの店 畔商店、オープンいたします!

山好き・旅好きに刺さるアイテムをたくさんそろえてお待ちしております。

※mt.souvenirの新商品となる手ぬぐいも入荷!(オンラインショップでの購入はこちら)

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山のおみやげクリエイター・saorinのブランド「mt.souvenir」オリジナル、マスキングテープが登場
※オンラインでの購入はこちら>>>

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saorinのブランド、mt.souvenirのラインナップとして、今回は、タイベック素材のアイテムが充実!
オリジナルのタイベックサコッシュや、

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タイベック素材のマルシェバッグ

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タイベックイージーバッグ
一見地味なのですが(笑)、これはジッ○ロックの各サイズがすっぽり入るバッグ。
内側はアルミの保温シートの二重構造になっているので、気温が高い時期の食材用持ち運びバッグとしてイチオシです!

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ホトリ山Tシャツももちろん販売します!
また、妄想畔小屋のイベント期間限定で、好きなプリントカラーで山Tシャツを注文できるオーダー会を予定しています!詳細はこちら。

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通常のホトリオーダーTシャツも承ります!

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あと、わたくしホトリ室長saorinが制作している、山の写真で作る作品シリーズ。
「mt.souvenir」というブランド名をつけました。
もちろん、妄想畔小屋で販売していきます。

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また、雷鳥や槍ヶ岳などかわいい山モチーフで大好評の「旅スル紙」さんの商品、もちろん今回の妄想畔小屋で販売いたします!
かわいい雷鳥モチーフを中心に、新作のマスキングテープも入荷しています。
また新たに、「松本城から見た北アルプス・桜」のポストカードや、北アルプスのレターセットも入荷しています!

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前回から、saorinお気に入りの山&旅関係の書籍を入荷しています。
旅する心、山に登る心をくすぐられる本ばかりです。
先日、文庫版として発売になったばかりの「山小屋の灯」も入荷予定です!

こんな感じで、にぎやかにオープンする予定です!
妄想畔小屋内の、畔商店。ぜひ遊びに来てくださいね!

【ホトリ通販部】ホトリオリジナル・2021山写真卓上カレンダー&壁掛けカレンダー通販開始しました

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2021年の山写真カレンダー(卓上・壁掛け)できました!

こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
saorinが登った山の写真で、来年2021年のカレンダーができました。
今年はいつもおなじみの卓上活版カレンダー(8冊限定)と、壁掛けカレンダー、そして活版印刷ではない通常バージョンの卓上カレンダー、全部で3種類です。
壁掛け・卓上全て写真は違います。

12月の公募展「錆と廃墟展 vol.5」会期中、会場で先行販売もいたします。
またホトリ通販部(オンラインショップ)でも販売します。ぜひご覧ください!

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◆ホトリオリジナル2021活版卓上カレンダー・・・税込1000円(ホトリ通販部の場合送料+200円)オンラインショップ購入はこちら>>>
※こちらの活版印刷バージョンは8冊限定です!

カレンダーの玉部分が活版印刷のカレンダーです。
ハーフエアというふわっとした厚みとあたたかみのある紙が使われているので、活版印刷ががつんとへこんでいい感じです。
日曜と祝日は、右下の点が目印です。

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自立するスタンドと木製ピンチをお付けします。

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◆ホトリオリジナル2021卓上カレンダー(通常バージョン)・・・税込800円(ホトリ通販部の場合送料+200円)オンラインショップ購入はこちら>>>

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こちらは月日の部分・写真ともにプリントされた通常バージョンです。

山一覧卓上2021BASE

卓上カレンダーの写真一覧はこちら↑

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◆ホトリオリジナル2021壁掛けカレンダー・・・税込800円(ホトリ通販部の場合送料+200円)オンラインショップ購入はこちら>>>

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ホトリ室長saorinが登った山々の写真を使った、2021年の壁掛けカレンダーです。サイズはB5サイズ。
1枚1枚白クラフト用紙にプリントした、味わいのある仕上がりです。
壁にシンプルに画鋲などでかけて飾ってくださいね。

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クリップをお付けします。(クリップのデザインは変更の可能性があります)

山一覧壁掛け2021BASE

壁掛けカレンダーの写真一覧はこちら↑(※こちらの写真はトリミングされています。実際は横長の長方形写真です)

ホトリ通販部も、ぜひのぞいてみてくださいね。

ホトリ通販部
http://fotori.thebase.in/

saorin photo exhibition 「a fine line」レポート

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こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日、わたくしsaorinの個展「a fine line」が全会期を終了いたしました。
「a fine line」のステートメント文を一部抜粋して掲載します。

また、今回初めての試みとして、「a fine line」をWEB上で見られる写真展ページをオープンしました。
もしよろしければ、ぜひこちらでもご覧くださいね。

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a fine line オンライン写真展
https://coten.pics/exhibitions/16306

また、今回の展示で展示販売した写真集「a fine line」もホトリの本場オンラインショップで販売中です!

ホトリの本場オンラインショップ
https://honbafotori.thebase.in/items/35173425

京都写真美術館で「a fine line」を取材・紹介していただきました。

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京都写真美術館 saorin写真展「a fine line」

——————————————–

a fine line(=紙一重)は10年ほど前に一度、私家版写真集としてまとめたテーマだ。

その頃、私がカメラを向けてついシャッターを切ってしまう被写体は、
自分でもなぜこんなものに惹かれるのかわからないものばかりだった。
見方を変えればおもしろいとも言えるが、一般的にはやや気持ち悪いとされるもの、
おそらく不快に思われるであろうものも少なからずあった。

それでも、私が撮ったそれらは、自分の中では実は美しいのかもしれない、
そもそも美しさと汚さは同じようなものなのかもしれない。そう思っていた。

—- 一部省略 —-

この世界はなんと理不尽で不条理なのだろう。
そして同時に、なんと不可解で美しいのだろう。
何か目に見えない力が、矛盾をはらむ要素をあえてこの世に放っているようだ。

私はこの世の、不条理な醜さと同時に、そこはかとない美しさをとらえたくて、
写真を撮っているのかもしれない。

これから私は一体何年生きるのか。
もしかしたら1年後命を落とすかもしれないし、10年かもしれないし、
人生100年時代を文字通り全うするかもしれない。

その時まで写真を撮り続けるかどうかはわからないが、
少なくとも、美しいものも汚いものも、すばらしいものもみにくいものも全て、
抱き合わせながら生きていくのだろうと思う。

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今回、「a fine line」のテーマに響く言葉を会場内に展示しました。
メイン作品の下に展示した言葉は、アルベール・カミュの言葉です。

The realization that life is absurd cannot be an end, but only a beginning.

人生が不条理であることの認識は、終わりではありえず、始まりでしかない。

また、他の言葉の意味は、

What will be, will be.

なるようになる

Life is what you make it.

人生は自分でつくるもの

です。

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展示に合わせて写真集を制作しました!
たくさんの方にお買い上げいただき、本当にありがとうございました。

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それから、今回展示で使った用紙がよかったので、軽くご紹介します。
展示した写真のプリント用紙は、すべてピクトリコさんのシルバーラベルプラスシリーズでプリントしました。
他のシリーズに比べて、バラ板印画紙調の質感、またかなり厚手なので裏打ちが不要!
インクジェットなのに暗室手焼きプリントのような感じで、とても気に入りました。
また何かの展示でぜひ使用したいと思います。

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というわけで、全会期を終了いたしました!
個展は、昨年2019年3月に開催した「walk around with him」以来、1年7か月ぶり。
とはいえ、前回の展示は愛犬アビの追悼展示だったので、自分が好きで昔から撮っているテーマ(のようなもの)での写真展は、2016年夏に開催した「Life」以来、4年ぶりでした。

普段は公募展企画やスペース貸出しなど、どちらかというと写真展の裏方ばかり。
自分の写真をフルで見てもらうのは久しぶりでしたが、たくさんの方にさまざまな感想をいただき、改めて個展を開催して本当によかったと思いました。
個展って、見てくださった方の感じた言葉をダイレクトに受けることができるんですね。

ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった皆さま。
本当にありがとうございました!