二人展 日々の断片 レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日終了しました、二人展 日々の断片のレポートをお届けします。

Leicaを片手に日本各地を旅する木佐貫直人さん(左)と、Hasselbladでささやかな日常を美しくとらえる田中菜生さん(右)。
木佐貫さん、田中さんの作品からは、それを写そうとするお二人の眼差しのようなものを感じました。
いつまでもその風景に浸っていたくなるような、そんな作品達でした。

以下、会場の様子です。
ちなみに、3日間で何と200人以上の方が来場されたそうです。すごい!

ホトリの手前の壁のモノクロ作品は、木佐貫さん。

ライカで撮られた美しい、繊細な風景たち。

奥のスペースは、田中さん。

ハッセルブラッドで、丁寧に掬い取られた真四角の風景が並びます。

前回の髙谷さんの展示が、写真を吊るすというインスタレーションを含んだ作品だったので、このようにきっちり額装された作品が並ぶ正統派な展示が逆に新鮮(?)でした。

入口入ってすぐの作品。

木佐貫さんの作品

こちらは、田中さんの作品。
見た人が、「これは・・・・・?」と見入ってしまう写真でした。
私は見た時、仮面みたい・・・と思ったのですが、人によっては宇宙とか、様々な解釈があったそうです。
答えは、田中さんに会ったら聞いてみて下さいね。

額装作品や写真集、プリントも販売。

お二人の愛機がずらり。

3日間、ずっと来場者が途切れず、盛況でした。

最終日、終了間際にもう一度お二人の記念写真を。

私も一緒に撮ってもらいました!(アプリなのかな?日付が入ったフィルム写真みたいですね)

というわけで、3日間の会期を終了しました。
来場してくださった皆さま、木佐貫さん、田中さん、ありがとうございました!

てつむぎ糸の森 11/13(水)~17(日)

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
11月に開催される展示イベントのお知らせです。

昨年も開催された「てつむぎ糸の森」が今年もやってきます! >>>昨年開催されたてつむぎ糸の森レポート
秋が深まる11月。暖かい糸小物がたくさん集います。ぜひご来場ください。

手紡ぎ糸の魅力が詰まったイベント、再び開催!
今年も浅草橋に多種多様な「手紡ぎ糸」が集まります。
全国各地の紡ぎ手(スピナー)による「手紡ぎ糸」の多彩な世界をご体感ください。

紡ぎ手ごとのこだわりポイント、機械紡績とは異なる風合いや質感、羊の品種ごとのさわり心地の違い、そして使い方の違いなど、手紡ぎ糸の魅力がぎっしり詰まったイベントです。

手紡ぎ糸に興味がある方、珍しい糸に出会いたい方、ぜひお立ち寄りください。
短い期間ですが、ぎゅっと濃縮された空間をご用意してお待ちしております。

公式サイト:http://itomori.hitsuji-ya.com/
Twitter itomori_yarn
Instagram itomoti_yarn

てつむぎ糸の森 11/13(水)~17(日)

◆会期:2024年11月13日(水)~11月17日(日)11:00~17:00(最終日のみ15時まで)

◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

山の写真物産展 レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
10/4~6の3日間、長野松本で開催された「山の写真物産展/みんなの山写真展」のレポートをお届けします。

山の写真物産展おまけ:松本滞在レポート

そしてせっかく松本に滞在したので色んなお店に行ってまいりました。暇な方はこちらのレポートもどうぞ。

まずは、みんなの山写真展から。

梁が多く、天井が高いこちらの展示室で、計35名の皆さまの山の写真を展示いたしました。

そして、廊下の柱には、4月にホトリで個展を開催してくれた市川さんのアクリルパネルを。

やはり迫力ですね!

会期中、登山You Tuberのやぎちゃんが来てくれました!
というわけで記念撮影。

そして、こちらの部屋は我々山の写真物産展の運営委員会3名の作品展示&物販コーナー。

※3日間バタバタしすぎていていて、市川さんと私の壁面の展示作品の写真を撮るのを忘れてた・・・。

市川さんのフォトパネル。(市川さんがお店番してるときに写真撮ればよかった・・・(笑))

キーホルダーやステッカーも今回人気でした!

そして、こちらはホトリのコーナー。
今回デザイン&制作させていただいた、市川さんのらいてふ小屋Tシャツと手ぬぐいのほか、わたくしホトリ室長saorinのレーベル・mt.souvenirの手ぬぐいやタイベックバッグ、Tシャツも販売。

手ぬぐいはまだまだ在庫たくさんあります!
Tシャツも、各サイズ若干数ですが再販できるかもです。

↓のホトリ通販部オンラインショップをチェックしてみて下さいね。

https://fotori.thebase.in/

対山荘の小宮さんが、らいてふ小屋Tシャツを着てくれました!サイズぴったりですね~

そしてイベント当日、店頭でらいてふ小屋手ぬぐいを購入くださった方から、サインのリクエスト。

そしてこちらは対山荘小宮さんの作品。

小宮さんは写真もフィルムで撮られていて、絵も描かれています。

ひょんなことから、来てくれた人のスマホの写真を絵にしてみたらどうかという話になり・・・

そうしたら初日から注文が!
素敵な槍ヶ岳の写真が、柔らかなタッチの絵に仕上がりました。

ホトリを描いてほしいとリクエストしたら、何と!
バス停看板でああ、ホトリだなあという感じですよね、うれしいです!
ちなみにこちら、ホトリ入り口のDMコーナー付近に飾っていますので、ご来場の際はぜひ見てみてくださいね。

らいてふ小屋のイラストを描かれた、みぎさんが来てくれて何と山の辞典をお買い上げくださいました!
お祝いのメッセージと、サインを書かせていただきましたー。らいてふ君ステッカーも!

みんなの山写真展にもご参加くださったTさんが、びゅーんと遊びに来てくれました!
考えてみるとホトリ以外でお会いするのってなかなかレアですよね。
写真もありがとうございます!

こちらもTさんが撮ってくれた、山の写真物産展運営委員会の集合写真。
Tさん、ありがとうございました!

というわけで、山の写真物産展、楽しく3日間終えることができました。
松本でのイベント開催という初の試みでしたが、新たな出会いとつながりができ、とてもうれしく思っております。
やはり長野県民の皆さまがたくさん来場してくださったのはうれしいですね。
また開催できたらいいねという話でお開きとなりました。

ご来場くださった皆さま、出展してくださった皆さま、そして対山荘小宮さん、らいてふ小屋市川さん、皆さまありがとうございました!

大正大学 グループ展 ようこそ私の頭の中へ 11/1(金)~11/5(火)

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
11月頭に開催される、グループ展のお知らせです。
大正大学 表現学部 表現文化学科 放送・映像メディアコース マルチメディアゼミ 、つまり学生の皆さまが、映像表現を中心にホトリで作品を発表します。

学生たちの頭の中がどうなっているのか、ぜひホトリまで覗きに来てくださいね。
以下、主催からのコメントです。

ようこそ、私の頭の中へ。
大正大学 表現学部 表現文化学科 放送・映像メディアコース マルチメディアゼミです。
みなさんは「マルチメディア」と聞いてなにを思い浮かべるでしょうか。
本ゼミでは、映像表現を中心に学ぶ本コースの中で、映像作品に限らず様々な媒体や素材を用いた作品制作も行なっております。
2022年度から毎年開催してきました本ゼミ展覧会ですが、 3年生が春学期から制作を続けてきた成果となる作品と、4年生の卒業制作の中間報告となる作品に加え、今年度は特別参加として2年生の映像作品も展示いたします。
見て触って感じて思って考えて、ぜひ多くの方に私たちの頭の中を楽しんでいただけたらと思います。

大正大学 グループ展 ようこそ私の頭の中へ 11/1(金)~11/5(火)

◆会期:2024年11月1日(金)~11月5日(日)13:00~17:00(最終日のみ16時まで)

◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813(営業日以外はつながりません)
https://fotori.net

二人展 日々の断片 10/12(土)~10/14(月祝)

このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
10月開催の二人展のお知らせです。

LeicaとHasselbladで切り取る、お二人の日々の断片。
ぜひご来場ください。

Leicaを片手に日本各地を旅する
木佐貫直人と
Hasselbladでささやかな日常を美しく
とらえる田中菜生のそれぞれの日々の断片を
2人展という形で展示します。
ぜひお楽しみください。

二人展 日々の断片 10/12(土)~10/14(月祝)

◆会期:オープン時間が変則的です。ご注意ください。
2024年
10月12日(土)12:00~20:00
10月13日(日)11:00~20:00
10月14日(月祝)11:00~18:00
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813
https://fotori.net

髙谷 晃生 写真展 Laundry レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
本日会期を終了しました、髙谷 晃生 写真展 Laundryのレポートをお届けします。

展示会場内すべての写真は、自由に手に取って見られるこの展示。
「洗濯物」として吊るされている写真は、1枚1枚自由に持ち帰りいただけます。
写真を選んだ方は、会場内にあるバスケット内の写真を1枚干してもらうというルール。

写真の裏側が見えるというのも、この展示ならではのユニークな視点です。

サイズが違う写真を、ばらばらに入れてあるバスケット。
色んな洗濯物がかごに入っているようなイメージですね。

この奥のテーブルから洗濯物(写真)越しに見る外の景色もなかなか!
いつもは壁面を使用しての展示なので、この視点は初めての発見でした。

A4サイズにプリントされた作品(洗濯物)たち。

髙谷さんのサイン入り

来場された皆さん、洗濯物をくぐって見たり、背後に回って見たりと、いつもと違う動きもおもしろかったです(笑)

ホトリ奥のスペースは、テーブルを置いてコインランドリーを意識。
コインランドリーって、真ん中にテーブルが置かれていて、洗濯物が仕上がるまでの時間待ったり、テーブルで洗濯物を畳んだりしますよね。

本物のコインランドリーさながら、待ち時間用の漫画も。(髙谷さんの私物)
また前の展示の感想ノートも。

そこには、暗室作業の時に出るテストピースが。

段階的にずらして露光時間を変えていき、ベストの状態を見極めてから本番の大きい印画紙に焼き付けるときにできるもの。
栞みたいでかわいいと好評!
私も、この1枚をいただきました。

また写真を干してもらうという行為も、皆さんおもしろがっていただけたようです。

写真に触れる展示ってなかなかないですよね。

夜の雰囲気もなかなかです!

髙谷さん、ありがとうございました!

こういうコンセプトで、こういう展示をやりたいんです、と1年ほど前から話してくれた髙谷さん。
個展応援プランを利用してくださり、何回か打ち合わせを重ねて形になった展示です。
既にやりたいことが髙谷さんの頭の中でだいぶ固まっていて、あとは自然な形にこちらがナビゲートするだけで「Laundry」ができあがっていきました。

「写真に、もっと自由に触れてもらって、楽しんでもらいたい」という髙谷さんの思いが伝わりました!
ご来場くださった皆さま、髙谷さん、ありがとうございました。

髙谷 晃生 写真展 Laundry 9/21(土)~29(日)

この展示は終了しました。詳しいレポートはこちら>>>

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
9月に開催される個展のお知らせです。

ホトリの空間を目いっぱい使っての、暗室手焼きプリント+インスタレーションの展示です。
ぜひご来場ください。

2022年春から約2年半の生活の記録を「Laundry」という展示にしました。
写真を干す、という少し変わった方法で写真に誰でも触れられる展示空間を作ります。
写真の肌触りを通して、私が見てきた風景や時間に触れてもらえたら嬉しいです。

髙谷 晃生 写真展 Laundry 9/21(土)~29(日)

◆会期:9/27(金)のみ20時までオープンします
2024年9月21日(土)~9月29日(日)13:00~19:00(※9月27日(金)20時まで)
◆会場:写真企画室ホトリ 〒111-0053 東京都台東区浅草橋5-2-10 詳しいアクセスはこちら
TEL 03-5809-3813
https://fotori.net

山の写真物産展 10/4(金)~10/6(日)会場:松本中町・蔵シック館

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このイベントは終了しました。詳しいレポートはこちら>>>


9/28追記:らいてふ小屋Tシャツ&手ぬぐい販売について

秋に、長野松本で山の写真イベント「山の写真物産展」開催が決定しました!
今年4月に、ホトリで個展「山をたずねて」を開催してくれた市川さんのらいてふ小屋と、松本のゲストハウス・対山荘、そして写真企画室ホトリのコラボです。
会場では、「みんなの山写真展」と称して、山の公募写真展を開催します。どなたでも参加可能!
また、市川さんや対山荘の小宮さん、ホトリ室長saorinの写真も展示いたします。
らいてふ小屋やmt.souvenir(saorinのレーベル)のオリジナルグッズ、saorinこと織田紗織と、写真家・川野恭子氏のユニット・yamadoriの著書『山の辞典』も販売。
秋深まるこの季節。山にお出かけの際のお立ち寄り、お待ちしております!

山の写真物産展 実行委員会

らいてふ小屋 YouTubehttps://www.youtube.com/@raicyo58
らいてふ小屋 オンラインショップhttps://ftrgoodsorder.stores.jp/
対山荘https://taizanso-0263.com/
写真企画室ホトリhttps://fotori.net/
mt.souvenirhttp://mtsouvenir.fotori.net/
yamadorihttp://yamadori.fotori.net/

みんなの山写真展について

山の写真物産展では、皆さまから広く山の写真を募集します!
お気に入りの山の写真データ(スマホでもOK!)をお送りいただくだけで、こちらでA4サイズの木製パネルに加工して会場に展示いたします。
会期終了後は、そのままおうちに飾っていただけます。(※もちろん、会期中に来場不可でも参加可能です)

また、山の写真物産展の開催を記念して、らいてふ小屋手ぬぐいを制作いたします。
山写真展にご参加いただく方全員にプレゼントいたします。出展特典の手ぬぐいは限定カラーです。(通常バージョンのカラーも販売予定です)

A4サイズ木製パネル
らいてふ小屋手ぬぐい(イベント限定カラー)
※モニター上と実際の色は若干違って見える可能性があります

みんなの山写真展参加費:8,500円(税込)
・展示設営費
・A4木製パネル制作費(通常5,000円程度)
・イベント参加記念・らいてふ小屋手ぬぐい(イベント限定カラー)
・パネル&手ぬぐい郵送費(レターパック便予定)

会場の中町・蔵シック館

山の写真物産展 10/4(金)~10/6(日)

◆会期:2024年10月4日(金)~10月6日(日) 11:00~18:00(最終日は16時閉場)
◆会場:松本中町・蔵シック館 2号館展示室1・2
〒 390-0811長野県松本市中央2-9-15 詳しいアクセスはこちら
TEL (0263)36-3053
https://nakamachi.org/kurassickan/

参加条件

・山の写真でご参加ください。
・カラー、モノクロ、フィルム、デジタルは問いません。スマホのデータでもOKです。データ送付の際は、一番大きいサイズに設定してお送りください。
・展示経験の有無は問いません。どなたでもご参加いただけます。遠方からの参加も可。
・会期中に来場不可でも参加可能。
・山は日本全国(はたまた、海外でも!)どこの山でも大丈夫です。色んな山が集まるのを楽しみにしております。

参加費  

みんなの山写真展参加費:8,500円(税込)

・展示設営費
・A4木製パネル制作費(通常5,000円程度)
・イベント参加記念・らいてふ小屋手ぬぐい(イベント限定カラー)
・パネル&手ぬぐい郵送費(レターパック便予定)

が全て込みになっています。

応募〆切

お申込み

以下の予約フォームからお申し込みください。

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何か不明な点がある方は、メールかLINEからどうぞ!

メールアドレス:info@fotori.net
ホトリLINEID  @xvi0027l

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ホトリ夏の本場週間/ホトリ気まぐれ小募展 #3「日々是散歩」レポート

こんにちは。ホトリ室長/本場局長のsaorinです。
昨日会期を終了した、ホトリ夏の本場週間/気まぐれ小募展 #3「日々是散歩」のレポートをお届けします。

まずは会場全体の様子から。

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。
まずは本場会員の皆さまによる壁面作品から。

Tokyo Night Walk
石澤 寛

Secret garden
masa*

Monts et Nuages
tocolier

日々のかたまり
ナカムラミホ/ちゅん子

お散歩マエストロ
小野﨑 由美子

今は都心の癒しのお庭
小林 真佐子

みちくさ
moritani kazusuke

Around
金子美香

都会に潜む動物たち
鈴木彩百

お散歩日和
石綿 葉子

やわらかくて あたたかい
岡本 晃

Brandy takes me a walk.
安藤 智仁

左奥の壁には、気まぐれ小募展の皆さまの作品を展示しました。
お一人ずつご紹介していきます。

みぞれ玉

上『時 Toki』
下『刻 Toki』
しまむら ようこ

Best Friends
takane

ずっと一緒
eiko

冬の陽ざし
Chiharu

sleeping
kazushika_film

見知らぬ街で迷子になって
hide

あいてる今日は幸運日
Hiro

木.影
Himaki

片隅
m.yokoi

日々是散歩
saorin / 織田 紗織

最後は、わたくしsaorinこと織田の作品。
どこで撮ったか忘れてしまっているのですが・・・多分家の近所かと思います。
いつもは山の写真ばかりのわたくしですが・・・(笑)
アスファルトのすき間から顔を出している草花を撮るのが割と好きで、ぽちぽち撮りためています。(数は全然少ないのですが)

本場週間は通常の公募展よりも開催にエネルギーが必要で(笑)、前回は昨年の2月なので1年半ぶりの開催となってしまいましたが、今回のテーマはなぜかすーっと「散歩」という言葉が下りてきて、それで散歩ならこの写真だな、と決定いたしました。

会場には、本場会員の皆さまの作品も全種類展示販売いたしました。

この、作品ごとにつけている栞は、私が1冊ずつ書いたレビュー。
どんな作品なのか、表紙からもわかるといいな、とつけています。

そしてあっという間に最終日。
何だか、今回の展示はいつにも増して早かったような。。。

最終日は出展者の皆さまが集まるので、毎回盛況です。

何とかわいいお客さまが来てくれました!
5年前に開催した私の個展「walk around with him」の際に、ひそかに貼った入口のインスタレーションの足跡。(今レポートを見てみると、だいぶはがれてしまっているなー)
一緒に撮影成功!

最終日は恒例のギャラリートークを行いました。

今回、出展者最年少・小学6年生のみぞれ玉さんが参加してくれ、作品について堂々と話してくれました。
作品を撮った時期を、「この写真はだいぶ昔の写真、去年撮った写真で・・・」と話し始めて、聞いていた大人たちがざわつく(笑)
そうかーこの年齢だと去年はだいぶ昔なんですね。1年って子どもには長いもんね。
大人たちが”そこじゃない”ところに動揺した瞬間でした(笑)

というわけで、出展者の皆さまで恒例の集合写真!
皆さま、ご参加ありがとうございましたー!

というわけで、無事全会期を終了いたしました。
↑でも書いたのですが、本場ってやるのになかなかのパワーがいるのですが^^;
最終日その話をしたらその場にいた皆さまから、ボランティアお手伝いの案を色々いただけてうれしかったです。

ご来場くださった皆さま、またzine・写真集作品を購入してくださった皆さま、出展者の皆さま。
今回もありがとうございました!
次回開催は来年2025年の夏以降(の予定)
またたくさんのzine・写真集が並んだにぎやかなホトリでお会いしましょう。
この次の展示は、ホトリは髙谷 晃生さんの個展「Laundry」9/21(土)~29(日)です。

ホトリ公募展「Monochrome!」レポート

こんばんは。ホトリ室長saorin(織田紗織)です。
先日大盛況で終了しました、Monochrome!のレポートをお届けします。
今回は出展者数もいつもの倍、なのでレポートの写真数も倍です(笑)

まずは、会場の様子を。

では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

encounter
坂本 純子

今回、Monochrome!はモノクロフィルム縛りという初の公募展で、12周年記念の展示でもありました。
なので、写真弘社さんで暗室の講師をされている、写真家の坂本純子さんにゲストとして出展をお願いしたところ、快く引き受けてくださり、本当に感謝しています。

坂本さん、このたびはありがとうございました!

open to what could be
kayin

雨の砂浜にて
篠﨑“しのくろ”一之

ガミ・ロジオ

千畳敷カール
makishin

もやい場
tomeco

Still life
masa*

ターナー

Unusual Seascape
tomohan

Snow Fairy
コウザキ コウイチ

東方見聞録
スズキ トモコ

撮れなかった写真
maai

蒸気機関車の旅
伊藤 栄一

1 minute conversation
SATOSHI EDA

レタラ
元 熊元

ホームにて
Tiger Valley

もうすぐ母になる人に会いに行った14年前の冬
hide

酔狂

Ginza
hiroshi

Forest Pond
鈴木 知之

余映
岸田なつみ

村の休憩所
豊島 洋

na-na-na
大和田 伸


甲斐 康友

Unstable Optimism
大澤ユウ

風光る
細川 明日香

Mercedes-Benz W112
飯髙 智

from N24°47’ E141°19’
to N35°41’ E139°47’
大西慧

My Romance
中居隼風

枯れ木
osaki.hiroki

鳳凰の翼
saorin 織田紗織

最後は、わたくしホトリ室長saorinこと織田紗織の作品です。
タイトルは、「鳳凰の翼」
今回、最終日が人口密度が高すぎて(笑)ギャラリートークができずじまいだったので、この場を借りてこの作品を解説を。

昨年、2023年の10月に登った、南アルプスの甲斐駒ヶ岳という山の山頂からほど近い場所から撮った写真です。
写っているのは、同じく南アルプスの鳳凰三山。このちょこんとしたとんがりが特徴的で、鳳凰三山のオベリスクとも言われています。
この日は雲がまるで生きているようで、刻一刻と変わっていくその様子に釘付けになりました。
無我夢中で撮った写真が、まるで鳳凰が翼をまとったように思え、とても気に入ってDMにも採用。
↓でもご紹介しますが、初めて中判フィルムカメラで撮ったファーストロールの16枚目、最後の1枚で撮れた写真でした。
とても思い入れのある1枚です。

出展者の皆さまのブックも、今回はかなり圧がすごい!(笑)

私も、小西六PearlII(中判645フィルムカメラ)で撮ったファーストロールの1本を、そのまま1冊に仕上げました。
まだモノクロフィルムでは数本しか撮っておらず、今までの作品をまとめるには至らず。
なら、最初の愛しい1本目を、失敗も含めて全部1冊にしてしまおうという作品です。

表紙はOHPにフィルムをスキャンしたデータをプリント。
本物のモノクロフィルムみたいですね。

中身の紙は、無印良品のらくがき帳です。
これも和紙ですか?と質問がちょくちょくありましたが、いえいえこれは和紙どころか写真用紙でもないという(笑)
でも実は、無印のらくがき帳はわら半紙系の中でも紙の質にこしがあって、普通にプリンターでいい感じにプリントできるんですよね。(前は色んなサイズがあったのですが、今はザ・らくがき帳サイズのB4だけになってしまったようです)

ちゃんと、撮れていなかったコマもプリントしております(笑)
この発想はなかった!と色んな方に言われました(笑)

そして、頭とお尻の週末は大盛況でした!

最終日は、12周年記念を兼ねたプチパーティーを。

photo by hide

大盛り上がり!

photo by hide

本当は皆さんの作品のお話を聞くギャラリートークやりたかったのですが、とにかく人が多すぎて無理(笑)
というわけで、最後は私だけが挨拶させていただきました。

出展者&来場者の皆さまが、ホトリに入りきれずにあふれているの図。
いやあ、12年前はこんな写真が撮れるとは思ってもみませんでした。
何というか、ちょっと前の映画ですが「かもめ食堂」の主人公が、最後のシーンで自分の食堂が満席になっているのを眺めているのと同じような気持ち。

最後の集合写真もいつもの倍!
皆さま、出展ありがとうございました!

というわけで、Monochrome!全会期を無事終了いたしました。
いつも別の公募展に参加してくださる常連さんからも、今までで一番盛り上がったのでは?と言われた今回の展示。
こんなにも銀塩モノクロフィルムで撮り続けている皆さまがいることに、私も驚いております。

皆さまのおかげでかなり熱い展示となりました!
今回初の試みとなりましたが、またほかの公募展同様、毎年開催したいと思っております。

出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、ありがとうございました!