紙と写真と印刷展 レポート

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こんにちは。ホトリ室長saorinです。
印刷会社のatelier gray / 加藤文明社さんとの初コラボ企画、紙と写真と印刷展が昨日をもって会期を終了いたしました。
さっそく展示の様子をレポートいたします。

今回の展示は、「旅と日常」をテーマに、出展者の皆さまから写真データを1つ送っていただき、そこからB2サイズのポスター、名刺、図録zineを制作して展示するという試み。
やはりB2サイズというのは自分ではなかなかできないので、来場された皆さんから「ポスター大きいですね!」という声も。
また、家庭用のインクジェットプリンターではない出力なので、紙の種類についても質問がたくさんありました。
b7トラネクストという紙で、ラフで優しい風合いが特徴。色の再現性が高いので、芸術系の写真を掲載するような図録などにもよく使われるそうです。

奥のテーブルには、atelier gray / 加藤文明社さんが手掛けた、クリエイターさんたちの印刷物がずらり。
ネットプリントではできない紙の種類や装丁、製本方法がたくさん詰まっています。

こちらはわたくしホトリ室長saorin(織田紗織)が制作した写真集たち。
印刷会社に発注した作品たちと、

こちらは手製中心の作品。
今回この紙と写真と印刷展で、今まで制作してきた作品たちをたくさん見ていただくことができてよかったです。

また、現在「自家製写真本レッスン」のリニューアル中。zine・写真集を制作する基礎を学んだあと、印刷会社発注制作コースと手製写真本制作コースの二つに分け、実際に写真集を制作していくアドバンスクラスを設ける予定です。
こちらも、以前からやるやる詐欺になっておりますが(笑)一応ここで少しだけ告知。

ポスターは、上部の角2カ所をハトメ処理し、下部はそのままにしていたので、風が吹くとふわっとなってこれもまたいい感じでした。

こちらは出展料に含まれる名刺。
皆さんの写真をラベルにして貼りつけたBOXの中に、atelier gray / 加藤文明社さんが出力した名刺を。

そしてこちらは図録zine。
今回のDMデザインをもとに、紙の遊び心をUPさせたデザインに。
やはりミシン糸綴じ(今回は黒をチョイス)がかわいいですね。

表紙の紙が、ホワイトクラフトという種類で、表は白、裏はクラフトでかわいいんです。
裏表紙がクラフトになるようにしました。

ポスターや名刺に仕上げた写真を、図録の中にも収録しています。

それでは、お一人ずつポスター作品を紹介していきます。

小玉 雅子

あかり

石綿葉子

rieky

ちゅん子

toshi suzuki

西田 彩乃

はじめ

とにゃまま

こだまん

Lovey

norimandy

美里 和香慧

宇佐美 雄大

saorin / 織田 紗織

紙を楽しむイベントなので、ネームプレートもピンでラフに。

初日と平日の中日、また最後の土曜日は、加藤文明社の村上さんが印刷相談会を実施。

実はこの企画は、3年以上前から加藤文明社の村上さんと話が出ていたのですが、ちょうどその頃コロナ禍真っ最中で、新しい企画を推し進めるエネルギーが作れず。
ですがご縁は途切れず、今年に入って色々一気に動き出し、今回開催実現に至りました。

ご来場くださった方から、「次回はぜひ参加したい」という声もいただいたので、また第2回を開催できればと思っております。
出展者の皆さま、ご来場くださった皆さま、気にかけてくださった方、そして協力いただいたatelier gray / 加藤文明社の村上さん、ありがとうございました!