「Automobile photo club 1st Exhibition」レポート

11月3日(土)・4日(日)開催された、「Automobile photo club 1st Exhibition」グループ展のレポートです。
(3日は、別件の仕事のため不在ですみません!)

写真を撮ることは、何を被写体にするか=その人が見ている世界を表現することでもあり、
風景やポートレイト、料理やスイーツ、雑貨など、とにかく色んなものが被写体になりえます。
その中でも、車好きの4人が集まったらこういう風になるんだ、となかなか新鮮な展示でした!

今回はvol.1ということで、また来年ぜひホトリでvol.2を開催してもらいたいです!

Automobile photo club の皆さま、ありがとうございました。

 

 

「第一回ホトリ文化祭2013」レポート

遅くなりましたが、先日開催された「第一回ホトリ文化祭2013」のレポートです!
大型台風が2つも来ている中で、なんとか無事に終えることができました。
(それにしても暑すぎる夏といい、10月の季節外れの台風といい、今年はおかしかった・・・)

ホトリ写真部メンバーにお借りした映写機が、いいオブジェに。

「トレインスポッティング」 黒川真紀子

「パリ、ジュテーム」 中江 美有紀

「ことしも冬が嫌いなこと、」 mika.takano

「シルビアのいる街で」 佐藤 直子

「恋する惑星」 わたなべ みか

「ロストワールド」 佐藤 翔

「レザボア・ドッグス」 竹本 侑樹

「A bout de souffle」 HI-CONDITION

「パリの恋人」 saorin

「ホノカアボーイ」 saorin

「コーヒー&シガレッツ」 saorin

調子に乗って4作品も展示していた私。(写真を忘れたのですが、「スワロウテイル」も展示していました)

そして目黒の古道具屋さん、maruseさんからお借りしたレトロな映画パンフをはじめとしたシネマ蚤の市。
中にはかなりレアなものも!

初日25日(金)は、私saorinによるワークショップでした。

思い出を閉じ込めた作品ができあがりました!

そして翌日、26日(土)はingenueによるライブ

テーブルを移動させ、ベンチや椅子やらを色々動かして、即席のライブハウスのできあがり!
時間が迫ってきて、お客さんも集まってきました。
一番前のかぶりつきベンチは、さすがに不評・・・(笑)

ボーカルとベースによる二人の演奏は、自然と体が動いてしまう楽しげな曲があるかと思えば、
しっとり聴かせるバラードもあり。1時間くらいのライブでしたが、聴きごたえがありました!
楽しかったのでまたぜひやってほしいです。

そして最終日は、いよいよ珈琲カブ君によるシネマ喫茶

あまり知らない方もいるかもしれませんが、ホトリは3階建てとなっておりまして、1階のすぐ上は、
壁、床、天井全て真っ黒にペイントした、中2階があります。
ここが屋根裏部屋のような空間で、とてもおもしろいんです。(天井が低くて、頭をぶつけがちなのが難点だけど・・・)

今回のシネマ喫茶は、この空間を使いました。
中2階は、まさにこのイベントのための空間のようにしっくりおさまって感動!

台に並べられた、珈琲カブ君の仕事道具たち。

記念すべき第1回目の上映作品は、ジム・ジャームッシュ監督による、「コーヒー&シガレッツ」。
全てモノクロのということで、だいぶ古い映画なのかなと思っていたのですが2004年の作品。
そこまで昔ではないんですね。
淡々と進んでいくオムニバス作品で、ラフに楽しむのにぴったりでした。

映画「コーヒー&シガレッツ」に合わせて、少しクセのあるコーヒーを用意したそうです。

シネマ喫茶は、また今後も開催予定ですので、お楽しみに。

最終日、87cafeさんによるスイーツ販売もありました!
すべて完売!ぱちぱち。

と、3日間限りではありましたが、無事第一回文化祭を終えることができました。

今回改めて感じたのは、こういうイベントを開催できるのは、私一人の力ではなく
周りの皆さんが助けてくれるからだなということ。

ホトリ文化祭に、色々な形でかかわってくれた皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

「弘前女子展」レポート

10月5日(土)・6日(日)の2日間、グループ写真展「弘前女子展」が開催されました。
毎回、展示される写真のテイストで、ホトリの雰囲気ががらりと変わるのですが、今回は出展者が
女子限定ということで、ほっこりカフェのようになりました。
この、手づくりの三角フラッグオーナメント、かわいいですね。(影がいい感じ!)

メンバーの皆さんの写真をご紹介します。
(作家名とタイトルは省略させていただきました)

キャンバス画材に、写真が転写された不思議な雰囲気の作品。

出されるお菓子や、こうして飾られているところに、青森・弘前の名物リンゴが。
地元の雰囲気いっぱいの展示ってなんかよいですね。
お国自慢みたいな企画展もおもしろいかも!

彼女たちの写真展は、撮るものやテイストは違っても、どこか流れている空気が同じ印象を受けました。
学生時代を共に過ごした仲間同士の展示だったからなのかな、と思ったり。

グループ展は何度か開催されていますが、女子オンリーの展示って初かも!
弘前女子展の皆さま、ありがとうございました!

 

 

二人展「Verse」レポート

あるたんさん、べぞさんによる二人展「Verse」が昨日、終了しました!
ホトリおなじみのレポートをお伝えします。
あるたんさんのブログはこちら

余談:それにしても、最終日が昨日で、今日関東地方に台風直撃って、すばらしい引き際っぷり。

搬入中のお二人。
1時間以内でさくっと終わらせるという手際のよさ!

依頼があったので、今回もカッティングシートが活躍!
こちらは、オプションでお受けできます。詳細はこちら。

黒いフレームはあるたんさん、白いフレームはべぞさんの作品。
今回は写真と言葉のキャッチボール(しりとり)がテーマなので、二人の作品が交互に展示されています。

あるたんさんの最初の作品、#01 observer。
それに対して、べぞさんのレスポンスが、

#02 ashamed to。
こんな感じで、写真を受け取った方が、それに対しての続きを写真で返していく、という試み。
全て撮り下ろしとのことで、時間がすごくかかったそうです。

受け取ってから、1枚撮るのに1か月くらいかかったとか。

今回の展示の話をいただいたのが昨年の11月くらいで、その時点でそれぞれ2枚くらいは
撮っていたそうです。
そこから半年、写真のキャッチボール。
1枚に対して向き合うのは結構しんどそうですね。

一番最後の、べぞさんの写真のキャプションの番号が、#10ではなく、#0Aとなっているのに
気づいた方、いらっしゃいますか?
16進数では、9の次が0A。
ここで終わりではなく、その先も続いていくような余韻を表現したそうです。

こちらは、swap films。
1本のフィルムをまるまる撮り終えてからまた巻き直して、それぞれのフィルムを交換して撮ったそうです。
意図しなかった多重露光が楽しめる作品です。
こういう遊びもあるんですね。

出展者のべぞさんが、それを説明しているところ。

べぞさんのハードカバーの写真集、あるたんさんのブックも。
あるたんさんの写真のキャプション文章は秀逸!ついつい写真ではなく文章を追ってしまった・・・

お二人の友人の皆さまから、祝福の嵐(笑)

今回の展示は、ただ写真そのものを楽しむだけではなく、二人展ならではのユニークな仕掛けがあって、
これこそまさに写真展の醍醐味だと感じました。
また、二人の写真のやり取りを見ていて、写真というのはコミュニケーションを取る媒体としても
使えるのだなあと実感。

自分の世界に入り込むのではなく、写真を通してつながるのって、なんかいいですね。

 

「ASIA GOHAN 3rd」レポート

去る9月1日(日)、padma design kyokoさんによるレギュラーイベント「ASIA GOHAN」の
第3回目が開催されました!
既に3回目を数えるこのイベント、半分くらいはリピーターの方々が占めているほど、
固定客の胃袋をわしづかみにしているkyokoさん。
今回も、おいしくてわくわくするタイ料理を披露してくれました。

おなじみのレポートをお伝えします。

いつものクロック(タイの石臼)をはじめ、色んな調理器具がずらり!

今回も、アジアンビールの準備はばっちりです!
タイの代表的なビール、シンハーやチャーンビール、そしてシンガポールのタイガービール、3種類をご用意。

スタッフのDOLOCY’s山木さんがバーテンに!
そういえば、山木さんデザインのpadma designTシャツ、記念写真撮ればよかった・・・
(私もちゃっかり着ていたのです)

kyokoさんお手製の、ジンジャースパイス・ハイボールが今回も登場!
ブランデーでできた、とってもパンチの効いた大人ハイボールです。生姜もたっぷり!
前回あまり飲めなかったので、ここぞとばかりにいただきました(笑)
そしたら、3回目の頃にはほぼ空に・・・

今回もDOLOCY’s山木さんのTシャツが。

メニューカード。
黄色いカラーは、今回の炊き込みご飯の色をイメージしたものだとか。

時系列ではないのですが、出てきたメニューの順番に沿って写真をご紹介しますね。

まず一品目の前菜から。
こちらはロングココナッツです。
お菓子にもよく使われているから、見たことがある人も多いのでは。

こちらを、グレープフルーツ(!)や海老、鶏ささみ肉と、スパイシーな調味料と一緒に混ぜ合わせます。
kyokoさんの説明を聞いていてほー!と思ったのが、このグレープフルーツの果肉をつぶれないように
混ぜるため、何度も練習したということ。
グレープフルーツと聞くと、なんとなく酢豚の中に入っているようなパイナップルを想像しますが、
果肉がごろりと入っているのではなく、ちゃんと粒がほぐれているので、あまりグレープフルーツを
感じさせないんです。
個人的に、このサラダが今回の大ヒット!なんというか革命のお味がしました。また食べたいなー。

盛りつけは本場のようにバナナの皮に。
この演出で、ほんとにがらりとアジアンなごはんになりますね。

そしてこれだけおいしそうだと、やっぱり食べる前に撮る!ですね。

そしてお次は、メインのカオ・モック・ガイ。
鶏とスパイスの炊き込みご飯です。
タイ語でカオ=ごはん、ガイ=鶏、モック=埋まるという意味があるそうで、“鶏肉がご飯に埋まっている”という
メニュー名。
タイのごはんは、そういう形状がそのままメニュー名になったものが多いそうです。

ホムデン(赤い小玉ねぎ)をスライスし、たっぷりの油で炒め揚げ。

こんなにカリカリになりました!
このまま食べても、おつまみになって美味しいんですよ♪

たっぷりのソースに浸かってきた鶏肉を炒めます!

そして、炊き込みご飯もできあがりました~!

ASIA GOHANファンにはもはやおなじみとなった、タイ料理の道具クロックを使って
kyokoさん曰く、緑のソースを作っています。

ごりごりつぶしていたら、鶏肉を火にかけているフライパンのフタが落ちそうに・・・
見守るASIA GOHANの参加者の皆さま(笑)。

クロックですりつぶした唐辛子(etc)に、タイ料理のお酢を入れて火にかけます。

できあがりー!
おなじみのなみなみ包丁でカットしたきゅうりやネギ、パクチー、そして冒頭で揚げていたホムデンも添えて。

おいしいー!

自然と笑顔になりますね!
そして、今回のメニューもビールの進むこと!

最後はデザート。
メニューには季節のデザートとありますが、メロンとスイカを丸くくりぬいたものにブラックタピオカを添え、
ココナッツシュガー入りのココナッツミルクをかけたもの。
このミルクが、やっぱりしょっぱ甘くて、うーんこれがアジアンなスイーツなのねーと思いつつ、〆ました。お腹いっぱい!

最後にもう一度、今日のメニューを。

前菜:ヤム・ソムオー(柑橘と海老のサラダ)

主菜:カオ・モック・ガイ(鶏とスパイスの炊き込みご飯 緑のソース添え)

季節のデザート
ハーブティー

今回も、おいしい、うれしい、楽しいと3拍子そろったASIA GOHANでした!
kyokoさん、山木さん、お疲れさまでした!
そしてご参加くださった皆さま、ありがとうございました。

次回は12月15日(日)を予定しています!お楽しみに~。

 

 

コドグラフ×写真企画室ホトリ×ナナツモリ「こども が 撮る写真展」レポート

ホトリ初の企画展、コドグラフ×写真企画室ホトリ×ナナツモリ「こども が 撮る写真展」が
25日(日)で無事終了しました!

いきなり個人的な感想を書きますが、写真を撮っている大人にこそ、ぜひ見てもらいたい展示でした。
被写体を見つけた→それを撮りたい→撮る
その一連の流れが、実にシンプルで明確だからです。

写真をかじっている大人みたいに、この写真はこう見られるとか、評価がどうとか、そういう自意識は一切ありません。
撮りたいという欲求に、実にストレートに向き合っている写真たちでした。
月並みな言い方ですが私自身、写真を撮ることに対して、初心に帰らされたような気がします。
ホトリでこの企画展が実現して、本当によかったです。

というわけでさっそく、おなじみのレポートをお届けします。

今回は、コドグラフさん・ナナツモリさんが両方とも遠方だったため、前日の金曜が搬入日に。
ナナツモリさんのこども写真教室「みらい」の生徒さんたちと、そのお母さまたち(お二人とも、
大人向けの写真教室「とびら」の生徒さんなんです!)が手伝いに来てくれましたー。
親子で写真やってるっていいな。

そして、大人たちが設営にかかりきりの中、マイペースにゲームを楽しむ男子が一人・・・。

コドグラフ中村さんも到着!
卓球台上で、準備中。

コドグラフさんの展示の様子。
直前に思いついた、と言っていたこの光の三原色Tシャツが、アクセントになっていていい感じですね。
赤はひなた君、緑がきー君、青があやちゃんと色が決まっているんだそうです。

あかるさ三兄弟(=ISO、F値(絞り)、TIME(シャッタースピード))のテストまで!
こんなに複雑な応用問題は、オート撮影に頼っている大人には難しいかも(笑)

カエルに赤ちゃんヘビを乗せていたり、ミミズを素手でつかんでいたり。
自然の中で遊びながら写真を楽しんでいるんだなーというのが伝わってきました。

ここには、コドグラフ先生中村さんの、コドグラファーが撮影している様子の写真が。

テーブルの下にも実は隠れ展示写真が!
気づきましたか?

そして後半24日(土)には、コドグラファーひなた君が来てくれました!

おーおー、ほんとにバズーカを構えて撮ってます。
というかほんとに構え慣れてます。

この日、私は完全にモデルに。
ふと気づくと、卓球台に乗って撮影しているひなた君。すごいな!

どアップの写真が撮れていると思われます・・・

ひなた君と、私saorinとで、ツーショットを撮ってもらいました!これはうれしかったなー。

さて、お次はナナツモリさん。
卓球台がある奥のスペース四方に、ナナツモリさん主宰のこども写真教室「みらい」の生徒さんたちが
撮った写真が展示されています。

一番圧巻だったのは、3年生の大西龍平君の写真たち。
8月いっぱいまで、ナナツモリさんのギャラリー霧とマッチ(私も去年個展を開催させてもらいました)で、
何と個展「死骸とうんこと色と水」を開催中です。
9歳で個展って!!

でも、それくらい力がある写真たちでした。
見た人はわかると思うのですが、写真をやっている人間だったら嫉妬するレベルです。(いやほんとに)

が、本人はいたってマイペースです・・・

下は小学校低学年、上は中学生と、色んな年齢のこどもたちが写真を楽しんでいることもあって
みんな、本当に個性豊か。
それぞれの作品に、名前と使っているカメラ、あと写真についての一言が、それぞれ手書き(!)で
プレートになっているのですが、これがまたおもしろい!
小学生のうちは、そこまで他人の目を意識していなくて、書いていることも本能そのままという感じなのですが、
中学生になってくると、内容も大人顔負けの文章だったりして、これまたおもしろいです。

みらいの生徒さんが来てくれました!
自分の写真と一緒に、記念撮影。

そして、今回の公募展。
応募点数5点と少々少なめでしたが、力作ぞろいでした!
すてきな作品ばかりなので、A4サイズにプリント・出力してスクリーンに展示。
ちょっと小さくて見づらいですが、氏名・タイトルの部分は名札風にしています。

それから、今回好評だったカメラ・オブスキュラ部屋。(私信:小池マンありがとう!)
この中に入ってもらい、黒いカーテンを光が入らないように閉めて、反対側の白い壁を見ると・・・
外の景色が、上下反転して映し出されているんです。(日中限定ですが)
これには大人も子どもも、わーと歓声が。
外を、自転車とか車が通るとすごくよくわかります。

もともと、友人がグループ展を開催した時にこれを作っていて、おもしろいなーと感心し、
今回の企画展が決まった時、自由研究っぽいからぜひやりたいなと思っていました。
ちゃんと成功してよかった!

今回も、カッティングマシンが大活躍!

そして、ワークショップのレポートを。
初日はコドグラフさんによる、「カメラってこういうものだったのか実験」ワークショップ。
親子計10組が参加!こんなに子どもたちが大集合したのはホトリ初です(笑)
コドグラフ中村さんの説明を聞きながら、みんなデジタル一眼レフに夢中。

貸出し用デジタル一眼レフ計10台。圧巻!

一通りの座学が終わってから、まずはホトリ内を自由に撮影。
小さな子も、みんなきちんと一眼レフを構えてあちこちパシャパシャ撮っていました。

構えがなかなかサマになってますね。うまく撮れたかな?

今回、ホトリの中2階は使用していないのですが、この真っ暗な階段の奥に見える何かに
男子たちが夢中に。
こういう、性別で食いつきどころが違うのって、個人的におもしろいなーと思います。

この後、みんなでホトリ近くの公園に移動し、ポートレート撮影などを楽しんでいた様子。
暑い中、お疲れさまでした!

そして2日目は、実験写真家上原ゼンジさんによる「手作りカメラを作ろう」ワークショップ
チップスターの空き箱や、ルーペレンズなどを使って作ります。

余談ですが、計16個のチップスターが必要だったので、前日にホトリ近所のスーパーに買いに行きましたが
10個しかなく、近くにいた店員さんに「チップスターの在庫はありますか」と聞いたところ、
「それが全部です」と言われ、なんか恥ずかしかったです。(どんだけチップスター食べるのよ!)
足りない分は、コンビニで補充しました。
どうでもいい情報。

できあがった手作りカメラのセッティングに夢中。
みんな、スクリーンのピント調整をしています。どういう風に映っているかというと・・・

別の日の写真ですが、こんな感じ。
先ほどのカメラ・オブスキュラと同じく、ホトリ内の景色が上下反転して、上のライトが下部分に
映っているのがわかりますか?

つまり、カメラはデジ一でも、フィルムカメラでも、iPhoneだって、原理は一緒なんですね。

コピアート紙に露光させて、アイロン熱で定着させて・・・写ったー!
日光量によって、露光時間が変わってくるので、色々試してみるとよいですね!
公募展にも応募してくれたしゅん君。自分の写真と一緒に、はい、チーズ。

この日、私は上原さんの1日助手となりました!
実験室っぽいということで、上原さんが白衣を用意してくれたので、記念にぱちり。
(実際ワークショップ中は、暑くて着ませんでした・・・)
えー、ピース?!という表情の上原さん。

そして最終日は、ナナツモリさんによる「親子で楽しむ写真遠足」ワークショップ。
私はホトリでお留守番なので見学はできなかったのですが、皆さん楽しんでいただけたようでよかったです!
お天気がちょっと微妙でしたが、涼しくてかえってよかったかも。

みんな、真剣な表情です!
何を撮ってるのかな。

みんな、集合写真のポーズが決まってますね!
お疲れさまでした~。

この日ナナツモリ田村さんが着ていたTシャツが変過ぎて、でもかわいくて、ゲキシャ。

と、こんな感じで楽しく終わった9日間でした。

昨年の夏、コドグラフさん、ナナツモリさんの、“こどもに写真を教える”という新たな取り組みを知り
すごくワクワクしたのを覚えています。
これはぜひ、来年私のギャラリーで企画展示をやりたい!
今回実現して、本当にうれしかったです。
コドグラフさん、ナナツモリさん、ありがとうございました!

また、足を運んでくださった皆さま、ワークショップに参加してくださった皆さま、行けなかったけど
気になる!と思ってくれた方、皆さま本当にありがとうございました。

 

saorin×ossa exhibition「point de fusion」レポート

先日、二人展「point de fusion」が無事終了しました。
足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました!

1階は私saorinの写真を展示し、

2階はossaの映像を流しましたが、せっかく二人展だから、ということで色々と仕掛けを。

全体的に照明も落とし、入口引き戸は暗幕で覆って、夜のイメージを演出しました。
外から見たら「やってるの?!」と不安になる人、続出。(すみません)

1階の合作が好評でした!
私がタイで撮った写真に、OHPに出力したossaのグラフィック作品を重ね合わせて展示しています。
A0サイズで結構大きいです。
ミニ版の、A4サイズポスターを10部用意しましたが、なんと完売!これはうれしかったです。

物販コーナー。
ossaのiPhone5ケースも好評でした!

あと、中2階のossaの映像は、1階の私の写真を全て使用したもの。
1階、中2階を見終えてまた1階に戻ってきた人にそのことを説明すると、 みんな「へー!」という表情に(笑)。
(ossaの映像も、そのうちリンクを貼ります)

空間を少し使った作品も作りたいねということで、タイトルの影を映して インスタレーションっぽい演出を。

思いつきで作った作品。
途中、ろうそくが倒れて亀裂が・・・(笑)
これはこれでかっこいい、という意見をいただき、そのまま展示。

ボトルの作品にも使用していますが、先日導入したカッティングマシンが大活躍!
みんなこぞって、このタイトル部分をゲキシャしてました笑

2日目にはパーティーも。

今回、展示した写真を少し。
なんか、今回はWEB上でも見てもらいたいな、と思ったので。

合作は、スキャンしたら実際よりもコントラストが強くなってます。

一番自分らしい素の写真で好きに展示し、そして世界観を作りこめたので、
個人的にとても満足できる展示となりました。
今までの私の写真のイメージと違うという感想を多くいただき、それもまたうれしく。

「“saorin”ではなく、本名で展示しているみたいだね」という友人の言葉が一番うれしかったです。

来てくださった皆さま、気にかけてくださった方、そしてossa、ありがとう!

 

「ASIA GOHAN 2nd」 レポート

昨日、padma desginのkyokoさんによるASIA GOHAN 2ndが大盛況のうちに終了しました!
今回もさっそくレポートいたします。

前回同様、kyokoさんのzineに加えて、今回はDOROCY’sさんのTシャツが仲間入り!かわいい!
わたくし、ナイフ&フォークの白Tシャツを購入!今年の夏に活躍しそうです。

ほか、レモングラスなどの小売りも。

タイのおなじみ、SINGHAビールがケースで届きました!
この段ボールがかわいくて、いただいちゃいました。

こちらが、今回初登場の立ち呑みスペース。

ビール+おつまみセットも登場!
また、kyokoさんオリジナルのジンジャースパイス・ハイボールが大好評!
ブランデーでできた、とってもパンチの効いた大人ハイボールです。
生姜もたっぷり!

どれどれ~と試飲中。
私saorinもいただきましたが、ガツンと爽やかなお味。
そんじょそこらの甘ったるいハイボールとは格が違います!料理にも合いそう。

今回も、ずらりと並んだ食材にわくわく!

調理スタートです!
kyokoさんの手元に、みんな興味津々です。

本日のメニューは、

青いパパイヤのサラダ(ソムタム)、
炙り豚肉の辛味サラダ(ナムトック・コームーヤーン)
緑のハーブの炒めごはん(カオパット・ゲーンキャオーワン)
ルビーのデザート(タプティム・クローブ)

の4品。まあ贅沢!

まずは、炙り豚肉の辛味サラダ(ナムトック・コーヤームーン)から。
豚ののどにあたる部分のお肉を使うそうで、脂身が多いので炙ると滝のように油がしたたり落ちることから、
ナムトック(=タイ語で滝)という名前がついているそう。

右下の、通称“魔法の粉”をまぶすそうなのですが、この粉がまたおいしい!このままおつまみにしてしまいたい!
この正体は・・・なんともち米を炒ったものに、レモングラスなど色々混ざっているとか。

参加された皆さん、おいしい~!と手が伸びます。

先ほどの豚の炙り肉に、パクチーや紫小玉ねぎ、そして調味料(もちろん、先ほどの魔法の粉も)を
よく合えます。

ここで登場したのが、「のこぎりコリアンダー」。
香りは通常のパクチーよりも少し強めかな?その代わり味はマイルドな感じでした。

カットして添えたら、できあがり!炙り豚肉の辛味サラダ(ナムトック・コームーヤーン)です。

さて、お次は青いパパイヤのサラダ(ソムタム)。
タイ料理屋さんでもメジャーな前菜ですね。

前回のスパイスをつぶす用のクロックより、さらに大きなソムタム用の素焼きクロックが登場!
クロックのふちで、野菜をカットしてそのまま入れるのが、本場タイ流なんだとか。

豚肉の辛味サラダとは違う種類の辛さ!

ソムタムのソースはジャスミンライスとも相性がいいそうで、少し添えていただきます!

さて、メインは緑のハーブの炒めごはん(カオパット・ゲーンキャオーワン)。
グリーンカレーペーストを少量使った、混ぜご飯風チャーハンです。

カレーペーストに、こんな使い方があったなんて!
しかも、少量だけでよいのでたくさんの炒めご飯が作れちゃいますね。

鶏肉や海老、パプリカ、卵などをよく炒め合わせます。
また、グリーンカレーには欠かせない(バイマックル=こぶみかんの葉)も忘れずに♪

できあがり!
グリーンカレーペーストを使っているとはいえ、グリーンカレーとは全く別物のお料理。
おいしかった~

そして最後は、デザート。ルビーのデザート(タプティム・クローブ)です。
この時点でもう腹がはちきれんばかりでしたが、この不思議な食材や食感についついスプーンが・・・
そう、このピンク色のブツはなんなのか、気になりますよね。

答えは、「くわい」でした。

ちなみに私saorinは、くわいを食べたことがありません!(もしかしたら知らずに食べているのかもしれませんが・・・)
というわけで、くわいデビューです。しかもデザートで!

タイの料理屋さんで出てくるものは、食紅をふんだんに使ったショッキングピンクらしいのですが、
ここはkyokoさんのこだわり。なるべく自然な食材を、ということで、ハイビスカスティーで色付けしているそうです。

これにココナッツの果肉や、ジャックフルーツなどが入り、ココナッツジュースと一緒にいただきまーす!
色んな食感がおもしろくて、ソムタムと炒めご飯を折詰にしてもらったにもかかわらず、完食!

今回2回目を迎え、ますますタイ料理の奥深さ、魅力に開眼しました!とにかくおいしい!
次回は9月を予定しています。次はどんなメニューが飛び出すか楽しみ!

kyokoさん、ありがとうございました*

 

 

雷鳥社ブックフェア レポート(後編:写真編)

日記編で載せきれなかった、会場の様子をご案内します。
(前編:日記編はこちらから>>>)

ずっといい天気だったので、入口は開放!

初日、ぎりぎり搬入を終えて、12時ちょうどにオープン。ほっと一息の図。

大濱由惠

西川順子

井上陽子

上原ゼンジ

西原和恵

ホノ

黒川洋行

そして私、saorinの展示です。

著書はもちろん、いつもの豆本に加え、

壁には2冊目の著書『写真と古道具のくらし』で紹介している作品たちを多く並べました。
また、改めて見てくださる方がたくさんで、うれしかったです。

今回のブックフェアは、直前に雷鳥社社長による大盤振る舞いが決定!
2冊買うと、さらにもう1冊が付いてくる!

メインの作家さんたちの著書と、おまけがにぎやかに並んでいます。

いつもはホトリ図書コーナーなのが、今回に限っては雷鳥社の本がずらり!

左の壁には、雷鳥社の人気マスコット「らいちょうくん」が、

右には、雷鳥社のメンバーがキュートな似顔絵(?)とプロフィールが。
ご本人の顔は全員知ってますが、みんな特徴をつかんでいて上手!

ブックフェアは1階だけにあらず!
階段を昇ると・・・

暗黒空間が、サブカルチックな本屋さんに変身!

いぬサプリで採用してもらっている、アビの写真も壁にありました~

とにかく、隅々まで使ってもらって、感無量!
おそらく、今回のブックフェアがホトリのスペースを最大限に活用したイベントだったと思われます。

平日は夜21時までオープンしていました。
夜もなかなかよい雰囲気。

と、こんな感じで全8日間を終えました。
ご来場くださった皆さま、ありがとうございました!

雷鳥社ブックフェア主催のTさんもレポートをUPしているので、公式ブログもぜひ。

来年も、開催されるといいな~と思いつつ。

(前編:日記編はこちらから>>>)

 

雷鳥社ブックフェア レポート(前編:日記編)

写真部撮影会に続き、やっとUPできたレポート第2弾。

先日、雷鳥社ブックフェアの全日程が終了しました。
計8日間とホトリオープン以来一番長いイベントだったので、終わった後のがらんとした感じがまあ寂しいこと!
日記調で振り返りつつ、レポートします。

雷鳥社ブックフェア レポート(後編:写真編)はこちらから>>>

◆5月27日(月)事前搬入

この日は、雷鳥社の書籍の事前搬入。
念のため設けていて本当によかった!多分当日搬入では間に合わなかったと思う・・・
雷鳥社の本たちがどんどこ届き、入れ替わりでPHOTO! FUN! ZINE!の作品たちが
参加者の皆さまのもとへ帰っていきました。

イベント続きで疲れていたのか、本当に珍しく(3~4年ぶり)風邪を引いてしまい、段々体調が悪くなる。
この日の翌日以降、水・木が本当にきつくてオカマ声になってしまった!
初日は井上陽子さんとトークイベントなのにどうしよー

この後、風邪が治っていく症状を久々に味わい、妙に懐かしかった・・・
はっきり言って鬼の霍乱であります。 健康一番ですね。

◆5月31日(金)初日

9時に作家さんたちが集合し、てきぱき搬入。
あっという間に12時になり、オープンとなりました。

さーとりあえず搬入終わり!
と言っても、私はこの日井上さんと「ものづくりを仕事にする」 テーマのトークイベントが2回控えており、気が抜けず。
(写真は、オープン後会場をゲキシャする作家の皆さま)

肝心のトークイベントですが、13時からと19時からの計2回、何とか無事終えました。
参加者の皆さまからも、熱心な質問ばかりで、私も勉強になりました。

◆6月1日(土)2日目

この日はホトリ写真部撮影会。
上野で写真散歩した後ホトリに移動し、実験写真家・上原ゼンジさんのトークイベントを皆で観覧。

珈琲カブ君の出張喫茶デーでもあり、un purさんの焼き菓子が登場する日でもあったので
ホトリの店先は外カフェのような和やかな雰囲気に。
(柳谷社長が、なんか映画監督のようですね。)

珈琲カブ君の喫茶は1日限定でしたが、今後、ホトリで定期的にシネマ喫茶を開催予定! こちらもぜひ。

また、この日は雷鳥社の柳谷社長による、「あなたにも出版できるかも!? 本づくりの裏側をとことん伝授!」の
トークイベントが夕方17時からスタート。満席御礼でした!
興味深いので私も後ろで拝聴しておりましたが、本を出版させてもらっている私にとっても、
色々ためになるエピソードが満載でした。

◆6月2日(日)3日目

とにかくスタート3日間が私にとって山!
この日は、私saorinのワークショップ「写真の残しかた教室:洋装豆本づくり」の日で朝から準備に大忙しでした。
今回作るのは、私が撮影した写真を使った豆本3種「Cats」「flowers」「Journey」だったため
反応が心配でしたが、満席になりほっと一安心。

カバーは乾燥してから付けるため、持ち帰りいただく時点ではまだ竹串など付いていて
地味な状態ですが・・・記念にぱちり。

大きな失敗などはなかったものの、とにかく病み上がりでベストコンディションではなく
参加された皆さまは、説明する声などお聞き苦しいところがたくさんあったかと思います・・・

1日に2回開催ワークショップをするのは今回が初。
いつも、1回やるだけで体力を削り取られるので、2回はなかなかハードでした。
何とか乗り切れてよかったです!ご参加くださった皆さま、ありがとうございました。
ぜひ、お渡ししたキットで自分の豆本を作ってくださいね。

◆6月3日(月)4日目

私の仕事は昨日でほぼ終了!(笑) と言うわけで、最初の3日間を無事乗り切り、かなり気が楽になりました。

4日目のこの日は、私の革のバッグ教室の先生でもある、Ohama先生の「ほのぼの革小物教室」の日。
即満席御礼になったWSで制作したのは、プレゼントにもおすすめのカードケースです。

先生のワークショップを見学するのは初めてだったので、私にとっても色々な意味でおもしろかったかも。

◆6月4日(火)5日目

ブックフェアの前半をしめくくるのは、ブックバインダー西川さんによる「Gigiの気ままに製本部」。

当初、切手帳のみが予定されていましたが、著書好調につき、急遽!
文庫本をオリジナルハードカバーにできる内容も追加されました。

それぞれ選んだカバーで、オリジナルの文庫本ノートができました!

ちなみに、この日はワールドカップの日本戦があり、私と編集谷口さんは、ホトリの外で
ちゃっかりワンセグ観戦しておりました。
(肝心な時に、なぜかいつも席を立っていた谷口さん・・・(笑))

◆6月7日(金)6日目

水・木と2日間お休みをいただき、後半初日に登場したのは、「ツワモノたちの蚤の市」。
目黒にある古道具屋さん、maruseのご主人、黒川さんによるプロデュースです!
わたくし、この日は社長出勤で午後になってからホトリに到着したのですが、そのにぎやかさにびっくり!

はいいろオオカミ(青山)
フィネスタルト(碑文谷)
マコヤコ堂(下北沢、横浜)古着物、古布
maruse(目黒)

と、すてきなお店の方たちが集ってくれました。
築50年を超えるホトリにディスプレイされた古道具や着物、アンティークのおさまりのよいこと!

今後月1くらいで、ホトリ蚤の市を検討中です。

◆6月8日(土)7日目

ずっとお天気続きだったブックフェアも、ラスト2日。
6日目の今日が、一番お天気を望んでいたといっても過言ではありません。

この日は、カメラマンの西原さんと、私saorinのコラボWS、「ファミリー・ペット写真館」。
祈りが通じたのか、夏か?と思うくらいの晴天になりました!
あーよかったよかった。

ホトリ右奥のスペースと、2階を使って、たくさんのカットを撮影しました。

当事者だけど、普段なかなか家族写真を撮影してもらう機会がないので、予約!
アビ、初めて卓球台デビュー(?)です。(固まっていた・・・)

撮影した写真は、プリントした2枚の写真を私が制作したアルバムに入れ、データと一緒にお送りします。

◆6月9日(日)8日目

名残惜しいことに最終日です。
大トリを飾るのは、昨年11月にホトリで個展を開催してくださった、九州在住のソープデザイナー
ホノさんによる、「はじめての石鹸教室」。
こちらのWSも、Ohama先生の革小物教室と並んで、即満席になった人気講座です!

この日作ったのは、ココナッツミルク石鹸。
うーんやっぱり、ホノさんの石鹸っておいしそうなんですよね~

ホノさんのWSのすごいところは、石鹸だけでなくバスボムも作り(個展の時は季節柄バスソルトでした)
さらには、その材料に合わせたおやつも手作りして楽しんでもらっているところ。
おもてなしの精神は、見習いたいです!

と、こんな感じで全日程を終えました。大充実の8日間でした!

雷鳥社ブックフェア レポート(後編:写真編)はこちらから>>>