いくつになっても、これからも。「31才の写ルンです展」 レポート

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こんにちは。ホトリ室長saorinです。
昨日まで開催されていた「31才の写ルンです展」のレポートをお届けします!
幅80cm内で自由展示、という条件だったのでどんな作品、額装で皆さんが出展されるか初日までわからなかったのですが、やはりそこは「写ルンです」!
とってもにぎやかで、個性豊かな展示になりました。

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展示方法も、レイアウトも皆さん個性豊かです!

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今回、初めて両面を使用したホトリの可動式壁。

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奥のスペースには、写ルンですの開発に携わった方や現在プロモーションされている方など、富士フィルムの関係者の皆さまがゲストで出展してくださった作品が展示されていました。
写ルンですに対する思いや関わりなどのコメントがとても素敵なので、こちらで紹介させていただきますね。

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岩田 敏
ランランラン♪

【写ルンですに関する肩書】
31年前の写ルンです商品開発チームメンバーの生き残り。当時製品担当
商品開発や販促担当、デザインセンターと連携しつつ商品企画や生産手配を担当しました。

【コメント】
写ルンですは自分にとって息子のようなかわいい商品。いま再び活躍してくれてホントにうれしい!
写真は毎週走っているゆるラン仲間たちです。ランの時も写ルンですならポケットにいれて、撮りたいときにパシャ!アンダー部ざらつき感もそれはそれでまた良し。
FUJIFILM WALLDECOでプリントしました。

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岩田さんは、分解した写ルンですも展示してくださいました!
来場された皆さん、興味深く見ていました。写ルンですの内部を見る機会、なかなかないですよね。

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原 博
ガネーシャの夜

【写ルンですに関する肩書】

「写ルンです」ものづくり担当
商品化→海外工場立ち上げ→品質保証まで。(初代から20年間携わりました)

【コメント】
ISO1600HiSpeedで撮影しましたが、普段デジカメで撮っているので「高感度はフラッシュなしで可」との流れでついついノーフラッシュで撮ってしまいました。
シャッタースピードと絞りの値が頭の中から消えていたのです。
1枚1枚では失敗写真でも、こうして組み合わせてみると不思議な雰囲気を感じます。

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鈴木 健司
夢がかなった朝

【写ルンですに関する肩書】
コンデジが一般化され、写メールなど携帯カメラの登場!
写ルンですの人気に陰りが出てきたかなっていう、2002年ぐらいから商品企画~プロモーション等のお手伝いをしています。

【コメント】
この写真は、僕が一番大好きな“写ルンですWP ” で撮影しました。
フラッシュが無いのもいさぎ良いし、踏んでも投げてもある程度気にならないのが好きです。そんな写ルンですで、嫁の次に大好きな子供たちと今年の夏、愛犬に初めて海を見せようと朝早く出かけた時の写真です。娘たちがいつまで付き合ってくれるのかなと思い自分の中で素敵な思い出としてプリントにしたくて撮りました。
この写真の前後の方が思い出すのがプリントの不思議です。

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吉村 英紀
おとなの修学旅行 in Tokyo

【写ルンですに関する肩書】
売人

【コメント】
田舎出身のおじさんが(愛媛県出身52歳です)「写ルンです」片手に修学旅行気分で東京巡り。僕が中高生の時にはまだ「写ルンです」なかったし。「写ルンです」持って修学旅行行きたかったなあ。

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搬入時、富士フィルム関係者の皆さまと、こばやしかをるさんが一緒に記念撮影。

さて、続いて一般の出展者の皆さまの作品を紹介します。

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つぼいゆき
a piece of day

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保坂 梨奈
SMILE

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さいとうともこ
写ルンですと歩いた夏

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吉沢佐知子
いつかの空の下

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akikom
むこうとこちら

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はたはたねこ
発見

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ながせ のりこ

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寺田まゆみ
2017 宿す

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金子美香
紫陽花の頃
百日紅の頃

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金子さんの作品のモデルさんが来場されたので、記念撮影!(笑)

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co.co.ro.
島時間

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yuna
Date

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齋藤 亙
もやもやカラー

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八木基治
銀座が写るんです

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moritani kazusuke
film trip

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こばやしかをる
うつつに返る

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saorin
Beta

私は、カラーフィルターのワークショップの時に撮影した作品を展示しました。
赤のセロファンと、どんよりなお天気で暗かったのもあり、おどろおどろしい雰囲気に(笑)
昔のビデオテープの映像を連想したので、「Beta」とタイトルを付けました。

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テーブルの上には、ワークショップで撮影した皆さまの作品が。
虫めがねをマクロレンズ代わりにしたり(写ルンですは1m以内は寄れないのです)、カラーセロファンをフィルター代わりにしたり、フラッシュを活かしたりと、色んな撮影が楽しめます!

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初日23日は、夜にトークイベント&オープニングパーティーが開催されました!
写ルンですの開発に携わった岩田氏と、こばやしかをるさんのトークイベントです。
(※こばやしさんも、自身のブログでパーティーの様子をレポートしてくださってます!)

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ここでしか聞けないエピソードがてんこもりでした!
写ルンですってこんな風に誕生したんだ、とかそんな裏話が!など、皆さん興味深く聞き入っていました。

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大盛況ですね!

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そして、トークイベント終了後はパーティースタート!
カンパーイ!!

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名古屋から参加してくださったはたはたねこさん、なんと自前の写ルンですiPhoneケースをお披露目!
写ルンです愛が感じられますねー!(富士フィルム関係者の皆さま曰く、自分で楽しむ分には問題ないそうです!)

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出展者の皆さまと富士フィルムの皆さま、作品を見ながら交流。
皆さん色んな話で盛り上がったようです。

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そして翌日の夜は、Barナダール×スナック畔(ほとり)でした!
青山の写真ギャラリーナダールの店長、早苗ママとわたくしsaorinママが、お手製のおつまみとお酒をご用意し、写真(と、その他)について語り合うイベントです。
今回もかなり濃いトークが飛び交いました!写真の話ってやっぱり楽しいですね。

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早苗ママ、差し入れのりんご飴を手に、写ルンですの宣伝。(早苗ママの服も、りんご色だ!)

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たくさんの方にご来場いただきました。
足を運んでくださった皆さま、ありがとうございました!

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最終日、搬出前に出展者の皆さまと記念撮影。

写ルンですは、写真屋さんで気軽に買うことができますので、この展示を機に撮る人が増えたらいいなと思います。
ゲストとして参加してくださった富士フィルム関係者の皆さま、出展者の皆さま、コラボ企画を提案してくれたこばやしかをるさん、そしてご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!