こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先日、第四回目となるアワガミ公募展「街角」が終了いたしました!
さっそくレポートいたします。
もう四回目となるなんて感慨深いです。
ちなみに第一回目は「日本の四季」、二回目は「百花繚乱(花)」、去年は「生きとし生けるもの(動物)」でした。
来年は「空(仮題)」に決定しましたよ!
今回、ゲスト作家として写真家の鹿野貴司さんに出展をお願いしました。
快諾してくださって感謝です!
しかも「ホトリのあたり」なんてうれしい作品。
本当にホトリから歩いて行けるご近所の作品が9点並びました。
今回、総勢25名の出展となりました。
順番にご紹介します。
rieky
みちくさ ~青春の思ひ出~
坂本 敦子
青春回顧
菓子 京子
週末。。。
Mayumi Nakamura
Parallel world
-in the case of woods-
Mei-Wei
風雅
ちいさな信仰
芳村 麻里
夢の跡
zaki@仙台人
まっすぐ
荒木えす
寄り道
細田 葉子
2013年1月14日 東京
しおざきゆか
ケの街で
吉川明子
夜
moritani kazusuke
こちら、moritaniさんの作品が今年のアワガミ賞に選ばれました!
moritaniさん、おめでとうございます!
以下、アワガミ工藤さんからのコメントです。
多数のご出展の中で、今回のアワガミファクトリー賞にはmoritaniさんの「夜」と決めさせて頂きました。
夜の街角に使われたのは「楮 薄口 生成」とのこと。生成色が選ばれる時、余白に紙色を残して作品との組み合わせによる視覚的効果を期待する場合が多いと思いますが、moritaniさんは余白を持たせず、かつ薄口であるはずの面質から、映画のワンシーンのような宵の街角の佇まいや空気感、奥行き感を感じました。
作品性はもちろん、紙選び、プリント技術、仕立て方、全てに高い精度を感じた次第です。
開けた扉の先に
NiNi
出格子の佇まい/なまこ壁の佇まい
菊地 達治
East Ueno Boogie Woogie
yumiaceae
夜行
小林 真佐子
かくれんぼ
結
田園都市/私の街
ガミ・ロジオ
call me back later
金子 明美
魅力的街角
金子 美香
お疲れ様。1本飲んでく?
高橋 みどり
海風は山縁(やまべり)に向かって吹く
tomeco
今年のホトリ賞は、こちらのtomecoさんの作品が受賞しました!
tomecoさん、おめでとうございます!
ホトリ賞の賞品は、アワガミを使った和綴じ写真集です。
何気ない街角の風景でも既視感を覚える写真で、タイトル通り、この道を風がいつも通り抜けているんだろうな、と思える爽やかな街角の作品でした。
職人/ワンウェイ
三嶋 裕子
定休日
かわはら ひでこ
DMに使ったのはわたくしsaorinの作品。
かれこれ7~8年前に訪れた、尾道で撮った写真です。
昨年、次回のテーマが「街角」に決まった時に、真っ先に思い出した写真だったので、これを採用しました。
今年からブックや名刺などを設置できるようにしています。
途中から登場した(笑)アワガミの用紙。
見本帳もあるので熱心に紙を確認していた方もいました。
最終日に、ゲスト作家の鹿野さんを交えてホトリの近所で撮影散歩会を行いました!
詳しいレポートはこちら>>>
撮影散歩会の後、懇親パーティーを開催しました!
主に出展者の皆さまでホトリはかなりの熱気に包まれました。
では、カンパーイ!
アワガミ工藤さんが差し入れしてくださった徳島名物の竹ちくわを差し棒にして作品の解説をする鹿野さん。(とそれをちくわを食べながら聞いているわたくし・・・)
やはりギャラリートークはいいですね!
作品についてそうだったのか!という新しい気づきもありました。
最後は、三本締めをして終了となりました!
今年はテーマが「街角」だったこともあり、出展者の皆さまの視点や切り取り方など、その人の個性がよりわかりやすく伝わってくる作品が多く、とても見ごたえがありました!
毎年参加してくださっている皆勤賞の常連さんも多くなったアワガミ公募展。
これからも、毎年初夏に開催できたらいいなと思います。
出展者の皆さま、ゲスト作家の鹿野さん、アワガミ工藤さん、そしてご来場くださった皆さま、本当にありがとうございました!