【室長の徒然コラム】本当に残したい、飾りたい写真のかたち

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今年リリースした、旅と山の写真案内サイト「畔の窓」に続き、ホトリの本家サイトでもわたくしホトリ室長saorinのコラムを綴ることにした。
いつものお知らせやレポートとは趣向も文体も変えて、とつとつと吐き出していく。
本当にお暇な方はお付き合いください。

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親ばか承知ですが超かわいいと思うんです

先月、10月の初めに、我が子のような存在だった愛犬アビが旅立った。
14歳と7カ月だった。
私が写真を形に残す制作活動を始めたのが2008年頃。そのもっと前からアビはずっと私に寄り添ってくれ、時には作品のモデルもつとめてくれていた。著書を持ってくれている方は、ちらほら紙面に登場する黒いミニチュアダックスに見覚えがあるかもしれない。
14年半もの間ずっと一緒に暮らしていたから、生活のすべてにアビが組み込まれていた。アビを失った最初の頃は、何か一つこなすたびに涙が出た。
でも1か月がたって、思い出すとまだまだ悲しいけれども、少しずつ心が癒えてきている自分に気づいた。時間ぐすりというのは本当だ。
時が痛みやつらさをやわらげてくれる。

改めて、アビの写真を飾る、ということを考えた。
今まで「写真を飾る、残す」ということが仕事になってきた私だが、本当の意味で真剣に、自分の家にアビの写真を形に残して飾る、ということを振り返った。
写真を残すことを仕事にしてきてよかった。
私自身が本当に飾りたいアビの写真の形を、具現化できるのだから。

どんなインテリアとも喧嘩せず、遊び心もあって、なおかつとてもかわいい、そんな作品を私は過去に残していた。3冊目の著書「たいせつなものを撮ろう、残そう」に掲載している、レイヤードアクリルパネルだ。
たまにホトリでもワークショップを開催しているのだが、どうもコラージュが複雑で難しそうなのか、あまり人気がない(笑)。
けれども、今回新しく、わかりやすくシンプルなデザインで再リリースしてみた。
オーダーも始めてみた。
私が何よりほしいこのパネル、ぜひペットやお子さんの写真で注文してほしい。

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必要なのは、主役の写真と、背景の写真と、吹き出しメッセージだけ。
背景は私の写真を用意しているけれども、もちろん自分の写真でもOK。

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写真ではわかりづらいけれども、浮遊感がとてもかわいい。

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10cm×10cmとどこでも飾れるサイズで、1.5cmある厚みで自立する。
ぜひ、あなたの愛するペットやお子さまで注文してほしい。

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