針穴ワークショップ 1DAY 箱カメラ暗室体験 5/28(日)レポート

こんにちは。ホトリ室長saorinです。
何と4年ぶり!昨日5/28に開催されました、針穴ワークショップ 1DAY 箱カメラ暗室体験のレポートをお届けします。
これを書いている今日、翌日はあいにくの雨降り。
お天気がよくて本当によかったです(笑)

まず遠藤先生から針穴の仕組みについて説明があり、箱カメラの組み立てに入ります。

最初は切ったり貼ったりの工作です。

そしてここの部分が肝!
針穴カメラのレンズ部分に当たる、ピンホールを作ります。
アルミ板をやすりで削り、マチ針で小さな穴を開けます。
ちなみに針穴は、小さければ小さいほど描写がきれいになるというわけではないそう。

双子になってないかな?と先生がルーペとライトボックスで穴をチェック。
今回は皆さん優秀!一度できれいな穴が開けられました。

お昼休憩を挟んだ後、出来上がった箱カメラを持ってホトリ近くの公園で撮影タイム。
この日は雲が多めの晴れ。ですが、日陰の部分は露光時間が5分ほどかかる場所もありました。
ちなみに皆さんの箱カメラの中には、既に暗室でセットした印画紙が入っています。

スマホの針穴露出計というアプリで、露光時間を測ります。
それにしても便利な世の中になったものです。

この日はちょっと風が強くて、ばたんと倒れないかどきどき。

撮影2回目。ちょっとおもしろい撮影スポット発見。

撮影した印画紙を現像します!
実際に現像しているところを撮影できないのが残念ですが(笑)
現像液、停止液、定着液の順に印画紙を浸します。
最初の現像液に入れる際、ムラにならないようにしゅっと素早く滑りこませるのがポイントらしいです。

こちらはワークショップ準備中の遠藤先生。中2階の暗室を作っているところ。

赤い光で暗室の出来上がり!(ちなみに赤い光は100均一で売っている自転車用のライト)

現像が終わった印画紙を水洗します。

よく水気を拭き、サーキュレーター&ドライヤーで乾かして完成。

1回目と2回目、露光時間を変えて現像したプリント。
ほんの数秒時間を変えるだけで出方が変わりますね!

実際に撮った時の写真と比べて見ると、湾曲っぷりがおもしろいですね!

ネガとポジ。密着反転現像、おもしろいです。

というわけで、無事終了いたしました!
箱カメラで撮る針穴写真、そして暗室も体験できるこのワークショップ。
暗室を作るホトリ中2階が夏は異常に暑いので(笑)、秋・冬以降にまた開催する予定です。