こんにちは。ホトリ室長saorinです。
先週の金・土は、10月に開催される、東駒形の銅版画工房Gokkoさんと、写真企画室ホトリのコラボ企画!
「みんなのフォトグラビュール展」のAコースのワークショップ開催日でした。
どんな様子だったか、レポートいたしますね。
ちなみに、フォトグラビュール展の出展エントリーはまだまだ受付中です!
展示費はもちろんのこと、ワークショップ参加費、そして額装費やフレーム・マット代も全てこみこみのスーパーおまかせAコース、9月のワークショップはまだまだ空きありますよ!(9月6日(金)または7日(土)14時~)
ぜひご検討くださいね。
工房内に展示してあるサンプル作品。
今回WSで制作するのはチェキワイドサイズで小さめですが、大きい版を作ればこういう作品も可能なのですね。
右の方には、多色刷りの作品も・・・!
まずは、銅版画とは何ぞやという説明&デモンストレーションから。
銅版画の版にインクを詰める作業を見ていただきます。
一言で版画と言っても、凹版・凸版・平版と、さまざまな種類があります。
フォトグラビュールは、銅版画と同じく凹版画となります。
版を実際に露光させているところ。
どうやって版を制作しているのかをデモンストレーションで見られます。
こういう作業を実際に見学できるのがすごいです!
1階に移動し、出来上がった版をカット。
これまたすごい機械で、足で踏めば硬いものでも切れるとか。
では、いよいよWSのメイン!
皆さん、事前に送った自分の写真データからGokkoさんがあらかじめ制作してくださった版に、インクを詰めて刷っていきます。
インクの詰め方の説明を。
なかなか繊細な作業です。
こちらは白インクですね!
寒冷紗と呼ばれるあみあみの布で、余分なインクを優しく取り除いていきます。
表面はよくても、意外にフチ部分にインクが残って汚く仕上がってしまうとか。
フチについたインクも丁寧に取り除いていきます。
インクを詰めた版をプレス機にセット。
その上に、好きな台紙を置きます。
セット完了!
プレス機を回していきます。
すごい大きさの歯車ですね。
どれどれ・・・??
以下、動画です。
いい感じに仕上がりましたね!
一度インクを詰めた版。
2度目以降はインクが奥まで入り込むため、刷りやすくなるとか。
できあがった作品は、水張りテープで段ボールに固定して平らに乾くようにします。
白台紙に黒インク、黒台紙に白インク。
本当におもしろいですね!
皆さん、思い思いの台紙で完成しました!
Aコースに含まれている、フレームをお持ちしていたので、皆さん自分の作品と合わせていました。
小さくても、その繊細さと緻密さでとても美しく仕上がるフォトグラビュール。
スマホの写真データでもOKです!
ぜひ、あなたも参加してみませんか?