こんにちは。ホトリ室長のsaorinです。
毎日寒いですね。。。
このレポートもホトリで凍えながら書いています。
毎日レポートのオンパレードで恐縮ですが、今回は12/8(月)に開催された、アワガミワークショップの
様子をお届けします。
今年6月から始まったアワガミワークショップも既に5回目を迎え、すっかりレギュラーのイベントとなりました。
最初の30分は、アワガミ工藤さんによる和紙やプリントについての講義です。
和紙の活用例として巻物や掛け軸などをトーク中に紹介されているのですが、今回は川内倫子さんの
作品を持参してくださいました。
時系列で表現されている写真をまとめるのには、日本古来の巻物のスタイルがぴったりですね。
昔は大判の紙など存在しなかったので、途中途中でつぎあわせながら巻物は作られていたそうですよ。
そう考えてみると、自分でも作ってみようかな、という気になりますね。
トーク終了後は実演制作。まずは、和紙ならではの耳を付ける水切りを体験してもらいました。
ちぎるのではなく、裂くのがポイント。
そして、水切り後はいよいよメインの作品制作、和綴じに入ります。
何種類か表紙の紙を用意させていただきました。
皆さん、穴を開ける印をつけているところ。
平目打ち(製本専用の目打ち)を使い、みごとに穴が開きました!
穴を針が何度も出たり入ったりするので、特に太めの糸を選んだ方は大きめの穴を意識して開けました。
最後の糸留めを実演しています。
この日、かなり風邪っぴきで参加者の皆さまにはご迷惑をおかけしました・・・。
というわけで、皆さんの作品です!
水切りしただけで一気に風合いが出ますね。
和綴じも、皆さんすてきに仕上がりました!
難しそうな糸綴じに見えますが、一番大変で面倒なのは穴を開ける作業だったりします。
(いや、写真を用意するところか・・・。)
今年のワークショップは全て終了となりました。
来年は、年明け17日(土)に2015年最初のアワガミワークショップを予定しています。
次回はまた人気の水張り木製パネルづくりです。募集は22日を予定しています。
それから来年2015年は、アワガミの公募展を開催することにいたしました。
また、ホトリの通常オープン日に限り、プリンターを開放し有料でアワガミその他用紙のプリントサービスを
スタートする予定です。
現在、価格等設定中です。詳細はまた追ってお知らせしますので、よろしくお願いします。