

こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
5月~6月にかけて開催された、わたくし自身の個展「在る」のレポートをお届けします。
1階と中2階のホトリをフルに使って、フィルムでとらえた山の写真をモノクロとカラーの両方で展示いたしました。
よって作品点数も多く、いつもよりもレポートの写真も多めですが、お時間あるときにお付き合いください。
Part 1
後期:モノクロメイン(1階:モノクロ 中2階:カラー)

前期はモノクロメイン。
前期・後期共に、会場入ってすぐの壁にはDMに採用した写真を展示しました。




最初の壁に展示した作品は、atelier gray / 加藤文明社さんにお願いした大判ポスター。
いつも紙と写真と印刷展で出力いただいているポスターと同じです。
(ちなみに今年も9/6(日)~9/13(日)に紙と写真と印刷展/ホトリ夏の本場週間(テーマ:旅の記憶)を開催します!)


ここはホトリ最上階に誕生した暗室で手焼きした作品を展示。
モノクロ暗室プリント、楽しいです!

ここは浮遊感を出したゾーン。
異なる種類の紙を、自由に重ねてコラージュのような展示に仕上げました。

バライタ調の用紙やわら半紙、和紙、ハトロン紙、局紙、トレーシングペーパーなど、さまざまな紙にプリント。

トレペは不思議な立体感が出て好評でした。

奥には大物を。
ジェルメディウム材で転写したパネルです。(160×90cmくらいあります)

一度大物をやってみたくて挑戦。
展示できるレベルに仕上がってよかった。
(そのうち、メイキング動画をインスタのストーリーズやリールに流すかもです)

購入されることは想定していなかったので、買いますと仰ってくださった方がいて感激!!





Presence=存在
Drifting=浮遊
Touchdown=着地
この3つを展示のキーワードにしました。
山々が存在していること、私が在ること(=Presence)
疲労で頭が朦朧としてふらふらになりながらも、でも足は動いているあの感じ(=Drifting)
心も体も帰ってきた、取り戻せたと実感する瞬間(=Touchdown)
私が山を歩く時にいつも感じている3つの感情です。

階段を上って中2階へ。

前期は中2階にカラー作品を展示しました。
後期はこれらが全て1階に下りるわけですが、もちろん全部の作品ではありません。



初日からたくさんの方々にご来場いただき、本当に感謝です。(もう1ヵ月以上経っているので、初期の頃を忘れていますが・・・)




プリントを販売しました。
本当に購入して下さった方がいて、売る、とちゃんと意思表示して実際に売れたのが人生初だったので、本当にうれしかった。(写真は最初にプリントを購入してくださった方。記念撮影)

立山で撮ったスキーの跡の写真がなぜか人気で、何と4人の方にお買い上げいただきました。
実はこの写真、縦写真なので展示する予定がなかったのですが、家族に暗室を体験してもらうときに気に入ってるからプリントしてもらい、せっかく焼いたから展示した作品。
なのでびっくり&うれしかったです。


物販コーナー

こちらはモノクロ&カラーの写真集2冊に、ほかにも色々作品をお付けした特装版BOX。



まだ2セットのみありますので、こちらから購入いただけます!

DMのモノクロビジュアルでシルクスクリーンの版を作りました。

写真集をカラーとモノクロ両方購入くださった方に、先着でトートバッグをプレゼントいたしました。

モノクロ写真集を購入くださった方は、暗室プリント作業の時に出るテストピースをプレゼント。


記念すべき最初のサイン!
ありがとうございます!
写真集ですが、オンラインショップで購入可能です!ぜひ^^

ひそかに暗室手焼きプリントをおさめたブックも用意。
ポスター作品、写真集、暗室手焼きプリントと比べてみました。

皆さまありがとうございます~

自分の分だけTシャツ刷ってDMと一緒に記念撮影(笑)

Part 2
後期:カラーメイン(1階:カラー 中2階:モノクロ)

後期はカラーが1階、モノクロは中2階。
2週間弱ずっと1階モノクロに目が慣れていて、カラー作品を1階に展示したら「派手だなあ…」と思いました(笑)

最初の壁はモノクロと同様、大判ポスターを展示しました。


山に泊まらなければ見られない、朝と夕の時間軸を意識した作品。



季節を意識して展示した額装コーナー。


前期同様、奥にはカラーの大物作品を。

大判ポスターを蝋引きした作品です。

蝋引きしたのでトレーシングペーパーのように少し透けています。
これも前期モノクロのジェルメディウム転写と同様、メイキング動画をインスタに流すかも?

透け感が伝わるよう、下の木の板に文字を貼っています。

途中で制作した、同じ写真を使ったアクリルパネル。
これも購入くださった方ありがとうございます!

中2階はモノクロ作品を。
点数多いので床にも置いて展示しました。





椅子に腰かけて見ると、作品と対話しているようですね、と言ってくださった方も。
前期のカラーよりも、壁が黒いのもあり、モノクロの方が没入感があったようです。






かわいいお客さまが来てくれたので一緒に記念撮影!
同じ犬種の子を飼っていたのでかわいくてしょうがない~



5月23日~6月14日、1ヶ月弱、展示いたしました。
ご来場くださった方、作品を購入して下さった方、気にかけてくださった方。本当にありがとうございます。
DM、SNS、アプリなど、色んなところから展示を知ってくださって、うれしかったです。
昨年、自分の病にまつわる出来事がきっかけで、山をフィルムで撮らなければ、という気持ちが加速しました。
その出来事は個人的なことなのですが、私にとっては衝撃で、一時期かなり落ち込みました。
でも、そのあと山に登ってみたら、山は何も変わらなかった。
山は私の体の変化など眼中になく、無関心にそこに存在していたのです。
前からフィルムで山を撮り始めていましたが、それを機に、銀塩(=フィルム)に山々の姿を焼きつけることで、私もそこに存在したことを重ねていけるのでは、と考えました。
フィルムでとらえた山の写真(特にモノクロ)は、時間の流れ方が違う気がします。
ともすれば何十年、何百年も前にそこに在った山を表現しているかもしれません。
地球の命の営みそのものが山で、私は山に、悠久の命を見ています。
これからも、山が蓄える地球の悠久の時間を表現していけたらと思っています。
最後にもう一度、ありがとうございました。
写真企画室ホトリ 室長 織田 紗織








































