
こんにちは。ホトリ室長saorinこと織田です。
先日会期を終了しました、錆と廃墟展 vol.9のレポートをお届けします。
まずは会場の様子から。




では、お一人ずつ作品を紹介していきます。

森に棲(す)む
tomeco

機関庫
麻央

木霊の隠家
Takeharu Koishi

川越路地裏探訪
渋澤義典

Basket
石澤 寛

Abandoned
CAVA

あらいわかこ

terumin

masa*

re : 池島の記憶
saorin / 織田 紗織

私は、昨年から続いて池島の写真を。
池島は、長崎にある炭鉱があった島で、現在も人が住んでいます。
炭鉱で栄えた廃墟の島と言えば軍艦島が有名ですが、完全無人のため決められたコースしか歩くことができません。
ですが池島は有人なので、立ち入り禁止のところを除けば自由に歩き回ることができるんです。
10年ほど前、2014年と2015年の2回池島を訪れ、その時出会った錆に一目ぼれして、この錆と廃墟展が誕生しました。

それ以降、今回で9回目の開催となったわけですが、半分以上は池島で撮った写真がDMのキービジュアルになっています。
それだけ思い入れのある池島。
昨年のvol.8のDMを見たあらいさん(↑今回初出展してくださいました)が、これは池島だ!と気づき、ホトリに見に来てくださり、話をしていたら私も久々に行きたくなって(笑)、昨年2024年、10年ぶりに訪れたのが今回の作品です。

この3点は、カラー暗室WSで手焼きしたプリントを額装したもの。
カラー暗室WSは、3月はまだ空きあります! 詳細・お申込みはこちら>>>

出展者によるブック。

昨年の大きなハードカバー(左)の続きで、今年も同じような装丁の布張りハードカバーの写真集を制作。

昨年は中のプリントまで完全手製だったのですが、今年は中身は実はしまうま出版で作りました。

中身の部分は簡単に注文、そして外側の布製ハードカバーの表紙だけを後からつければ、豪華なオリジナルブックになります。

こんな風に、題箋(だいせん)をつけて仕上げます。
こちらの、中身がしまうま・外側を手製本するワークショップ、ハーフ展で初開催予定です!
お知らせまでお待ちくださいね。



最終日恒例、ギャラリートークが始まりました。


私のギャラリートークでも写真を撮ってもらいました。

今回、集合写真は私が撮ったため写っておりません(笑)


というわけで、全会期を終了いたしました。
毎回このレポートのたびに書いているのですが、錆と廃墟と聞くと、何かこわそうというイメージがかなりあるらしくて、実際にホトリに来て作品を見て下さる方から、「思ってたのとイメージが違った」という声をよくいただきます。
ガチな廃墟展ももちろんよいですが、ホトリで目指している表現は、朽ちていく美しさ、退廃していく中の儚さ。
今回も、そんな錆と廃墟のわび・さび的な美しさを感じていただけたらうれしいです。
ご来場くださった皆さま、出展くださった皆さま、ありがとうございました!